高校生の娘に「8万円のiPad」をねだられた!「勉強に使う」とのことですが、Androidの“3万円のタブレット”じゃダメですか? 去年iPhone17を買いましたし、学生にはぜいたくですよね?
しかし、タブレットの代表格とも言えるApple のiPadは高額なものが多いので、高校生なら格安タブレットでも十分こと足りるのではないかと考える人も多いでしょう。
タブレットは学習にも娯楽にも使える便利な端末です。しかし、価格差が大きいだけに、どれを選ぶかで家計への影響もまた大きく変わります。本記事では、iPadと格安タブレットの違いと、iPadがどんな人に向いているのかについて解説していきます。
ファイナンシャルプランナー2級
iPadと格安タブレットの違いはどこにある?
iPadと格安タブレットの大きな違いは、なんと言っても価格です。2026年時点で、最新モデルのiPadは低価格のモデルでも5万8800円で、最も高額なモデルは16万8800円となっています(Apple公式サイト)。
一方、Android系の格安タブレットは、メーカーにもよりますが、3万円前後で購入できるものもあります。では、価格以外ではどのような違いがあるのでしょうか。
処理性能
処理性能とは、分かりやすく言うと「動きの速さ」です。iPadはApple独自の高性能チップを搭載しています。そのため動画編集やイラスト制作、複数アプリの同時使用でも動きが安定しやすいのが特徴です。
一方、格安タブレットは、ネット閲覧や動画視聴には十分ですが、重いアプリを使うと動作が遅くなる可能性があります。
アプリの対応範囲
iPadは、学習アプリやクリエイティブ系アプリが豊富です。特にイラスト制作や動画編集を本格的にしたい場合は、iPad向けに最適化されたアプリが多い傾向があります。
一方、格安タブレットは、アプリ自体は使えますが、ペンの精度や反応速度に差が出ることがあります。
周辺機器との連携
すでにiPhoneを持っている場合、iPad ならApple製品同士であるため連携がスムーズです。写真やメモが自動で同期され、データ共有も簡単にできるため、同じApple製品でそろえると、使い勝手がよくなるというメリットがあります。
iPadが向いているのはどんな人?
次のような場合は、iPadが向いていると言えるでしょう。
・イラストや動画編集をしたい
・大学進学後も使う予定がある
・長く使いたい
・すでにiPhoneを持っていて、連携を活かしたい
逆に、次のような場合は、格安タブレットでも十分な可能性があります。
・用途はYouTubeや調べ物中心
・学校指定アプリのみ使用
・初期費用をできるだけ抑えたい
・数年限定で使う
高校生が学習目的でタブレットを使用する場合、学校によっては、指定OSや対応アプリがあることがあります。購入前に学校のICT方針を確認しておくようにしましょう。
また、端末代だけでなく、使い方によってはキーボードやペン、ケース代もかかります。特にiPad専用のApple純正アクセサリーは、ものによっては1万円以上になることもあります。端末だけではなく、必要なグッズもふまえて総合的に予算を組むことが必要です。
使う目的に合わせてタブレットを選ぼう
iPadと格安タブレットには、一番低価格のiPadでも約3万円の価格差があります。
ただし、この差は単純に「高い・安い」だけではなく、機能面や使用の目的の幅にも関係しています。長期間使う予定がある場合、学習や創作などに幅広く活用する場合は、結果的にiPadのほうが満足度が高くなる可能性があるでしょう。
一方で、動画視聴や調べ物が中心の使い方であれば、格安タブレットでも十分に役割を果たせるケースもあります。特に、学生期間の数年間だけの使用と割り切る場合は、初期費用を抑える選択も現実的と言えるでしょう。
タブレットは決して安い買い物ではありません。だからこそ「価格」だけで判断するのではなく、「何に使うのか」「どれくらいの期間使うのか」という視点で考えることが大切です。家計への負担と使い道のバランスを見ながら、自分の子どもの場合はどちらが合っているのか、一度整理して考えてみましょう。
執筆者 : 渡辺あい
ファイナンシャルプランナー2級
