赤信号でカーナビ代わりのスマホを操作していたら1万8000円の反則金… 違反にならずにスマホをナビとして使う方法はありますか?
では、スマホをナビとして使いながら、違反や事故のリスクを減らすにはどうすればよいのでしょうか。本記事では、ルールの基本と、実践しやすい使い方を解説します。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
目次
赤信号で止まっていても、スマホ操作が問題になる場面はある
道路交通法では、車を走らせている間にスマホで通話したり、画面をじっと見たりすることは禁止されています。ただし、車が完全に停止しているときは、この規定の対象外です。つまり、赤信号で完全に停止している間の操作は、直ちに違反とは言い切れません。
しかし、ここで安心し切るのは早いでしょう。信号が青に変わって車が動き始めたあとも画面を見続ければ、当然ながら違反につながります。
また、停止中に操作しているうちに周囲への注意が弱くなると、発進の遅れや歩行者の見落としを招きやすくなります。警察庁や政府広報も、運転中のスマホやカーナビの注視は重大事故につながるとして強く注意しています。
普通車の「ながらスマホ」は反則金1万8000円、違反点数3点が基本ですが、それで終わるとはかぎりません。スマホの使用が原因で事故を起こすなど、交通の危険を生じさせた場合は、違反点数6点となり、免許停止処分の対象になります。
反則金の金額や違反点数ばかりが注目されますが、本当に重いのは安全確認がおろそかになる点です。違反を避けるだけでなく、事故を防ぐという視点で使い方を見直すことが大切です。
スマホをナビ代わりに使うなら、走行前の設定が重要
スマホをナビとして使う場合で、もっとも大切なのは運転前の準備です。目的地の入力や経路の確認、音声案内の開始は必ず出発前に済ませておきましょう。走行中に目的地を入れ直したり、別ルートを探したりすると、画面を見る時間が長くなり、違反と事故の両方のリスクが高まります。
次に意識したいのが、見る使い方ではなく、聞く使い方に変えることです。音声案内を中心に使えば、画面を見る必要を大きく減らせるでしょう。特に交差点や分岐点が多い道では、音声案内を頼れる設定にしておくと安心です。
また、通知が頻繁に出る状態も避けたほうがよいでしょう。着信やメッセージが表示されるたびに視線が向きやすくなるため、運転前に通知を切る、あるいは運転モードにしておくと落ち着いて走れます。警察庁でも、運転前に電源を切る、ドライブモードに設定するなどの対策を案内しています。
違反を避けながらスマホをナビとして使うには?
違反にならずにスマホをナビとして使いたいなら、基本は「手で持たない」「走行中に操作しない」「長く見ない」の3つです。特に重要なのは、操作が必要になったら、その場で済ませず、安全な場所に車を止めてから行うことです。
道を間違えたときや渋滞で迂回したいときは、スマホを触りたくなりがちですが、その瞬間こそ危険です。目的地を再設定したいときは、コンビニの駐車場やパーキングエリアなど、交通の流れから外れた安全な場所に止めてから操作しましょう。そのひと手間で、反則金も事故も避けやすくなります。
さらに、スマホをナビ専用機のように使う意識も有効です。運転中は地図以外のアプリを開かない、通知は表示させない、着信に出ないと決めておけば、余計な操作を減らせます。便利さを保ちながら安全性を高めるには、スマホを多機能な端末としてではなく、案内専用の道具として使うことがポイントです。
スマホナビは「操作しない使い方」を徹底して安心につなげよう
スマホをナビ代わりに使うこと自体が、直ちに違反になるわけではありません。しかし、走行中に手に持って操作したり、画面を見続けたりすれば、普通車では反則金1万8000円に加えて違反点数3点がつきます。さらに、スマホの使用が原因で事故を起こすなど、交通の危険を生じさせた場合は、免許停止処分の対象になるおそれもあります。
大切なのは、運転前に設定を終え、走行中は音声案内を中心に使い、変更が必要なら安全な場所に止まってから操作することです。この基本を守れば、スマホナビは十分に便利な案内手段として活用できます。反則金や免許停止のリスクを避けるためにも、スマホナビは走行中に操作せず、安全な使い方を徹底しましょう。
出典
警察庁 やめよう! 運転中のスマートフォン・携帯電話等使用
内閣府大臣官房政府広報室 政府広報オンライン やめよう! 運転中の「ながらスマホ」違反すると一発免停も!
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
