【5月19日から】毎年家族4人で「東京-福岡」に帰省…ANAの新運賃で“航空券の価格”はいくら変わる? 改定前後の同曜日便で比較

配信日: 2026.03.16
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【5月19日から】毎年家族4人で「東京-福岡」に帰省…ANAの新運賃で“航空券の価格”はいくら変わる? 改定前後の同曜日便で比較
ANAは2026年5月19日搭乗分から、国内線運賃を全面的にリニューアルします。さまざまなものやサービスの値段が上昇している中なので、「航空券は値上げになるのではないか」と不安に感じる人もいるのではないでしょうか。しかし実際は、運賃タイプや予約タイミングによって異なる可能性があります。
 
本記事では、ANAの国内線運賃のリニューアル内容と、同一曜日の出発便における改定前後の運賃を比較し、実際の価格差を解説します。
東雲悠太

FP2級、日商簿記3級、管理栄養士

ANAの運賃はどう変わる?

現在のANA国内線運賃は、主に予約タイミングに応じて複数の区分が設けられています。代表的な運賃は次の通りです。
 

・ANA SUPER VALUE:搭乗日の21日前~75日前までに予約
・ANA VALUE:搭乗日の前日~7日前までに予約
・ANA FLEX:当日も予約可能(当日の変更も可)

 
2026年5月19日以降は、この体系が見直され、運賃は「シンプル」「スタンダード」「フレックス」の3つのプランへ再編されます。予約変更や手荷物の持ち込み制限などのサービス内容によって料金が決まる仕組みです。運賃による違いは図表1の通りです(全てエコノミークラスの場合)。
 
図表1

図表1

全日本空輸株式会社 2026年5月19日搭乗分より、国内線運賃をリニューアルいたします。より筆者作成
 
今回の改定では、上記の運賃体系の見直しにとどまらず、往復運賃の設定や、指定の経由地を利用した乗り換えをより柔軟に使えるようになるなど、関連するルールも変更が予定されています。
 

改定前後で料金はどれくらい違う?

家族4人で同区間を往復利用した場合の、運賃改定による影響を見てみましょう。羽田-福岡間を、大人2人、子ども2人(小学生)で普通席を利用して往復するケースを想定します。曜日による価格差を避けるため、いずれも火曜日出発とし、改定前は2026年5月12日、改定後は5月19日出発便を対象に最安運賃で比較しました。
 
運賃検索の結果は、次の通りです。
 

改定前
・ANA SUPER VALUE(75日前)往復運賃:1人あたり片道1万3290円
 
改定後
・シンプル往復運賃:1人あたり片道1万2660円

 
満3歳~11歳の子どもは、大人運賃の75%となることをふまえ、家族4人の往復にかかる総額は次の通りです。
 

改定前
1万3290円×2人×2(往復)+1万3290円×75%×2人×2(往復)=9万3030円
 
改定後
1万2660円×2人×2(往復)+1万2660円×75%×2人×2(往復)=8万8620円

 
差額は4410円となり、変更や払い戻しに制限があることに注意すれば、今回の運賃改定で必ずしも値上げになるわけではないことが分かります。なお、本記事の検索結果は2026年2月18日時点の結果です。航空券価格は予約状況や残席数によって変動するため、常に新運賃のほうが安いと言い切れない点に注意が必要です。
 

新運賃の仕組みを理解して自分にあった運賃を選択しよう

ANA国内線の新運賃は、2026年5月19日搭乗分から適用されます。予約タイミングに関わらず、予約変更や手荷物の持ち込み制限など、サービス内容によって料金が決まる仕組みになることが主な変更点です。
 
同じ曜日の出発便で比較すると、最安運賃が現在の運賃よりも安くなるケースもあり、必ずしも一律で値上げとなるわけではありません。新運賃の仕組みを理解し、自分の利用スタイルに合った運賃タイプを選びましょう。
 

出典

全日本空輸株式会社 2026年5月19日搭乗分より、国内線運賃をリニューアルいたします。
全日本空輸株式会社 運賃一覧
 
執筆者 : 東雲悠太
FP2級、日商簿記3級、管理栄養士

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