今月でガラケーが使えなくなると実家の父が大騒ぎ! 格安スマホ「月1500円」プランでも本当に十分? 年金「月11万円」での現実的な選択肢はありますか?
一方で、最近は「月1500円ほど」で使える格安スマホのプランも登場しています。果たしてそれだけで十分なのか、そして高齢の親にとって無理のない選択は何なのでしょうか。
この記事では、3Gサービス終了の正しい知識とともに、現実的な対策を解説します。
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目次
【緊急確認】2026年3月末で「ガラケー」はどうなる? 3Gサービス終了の正しい知識と対処法
「ガラケーが今月で使えなくなる!」とご家族から相談を受け、慌てて調べている方も多いのではないでしょうか。2026年3月31日をもって、NTTドコモの3Gサービス「FOMA」および「iモード」が終了します。これにより、国内の大手キャリア3社すべてで3Gサービスが終了することになります。
しかし、ここでひとつ重要な誤解を解いておきましょう。「ガラケー(折りたたみ型携帯)」という形状そのものが使えなくなるわけではありません。
今回の変更は主に通信方式の移行によるもので、従来の「3G」から「4G/5G」へと切り替わることが背景にあります。そのため、4Gに対応した折りたたみ型携帯、いわゆる「ガラホ」などに変更すれば、従来に近い操作感で通話やメールを利用できるケースもあります。
もし「父がスマホを使いこなせるか不安」という場合は、無理に高機能なスマートフォンへ移行せず、まずは4G対応のガラホなどを検討するのも賢明な選択です。
通信費は「月1500円」で十分? 年金生活を圧迫しない格安SIM・プラン選びのポイント
「月額11万円」など、限られた年金収入の予算の中で、通信費を抑えることは家計管理において非常に重要です。シニア世帯の多くにとって、月額1500円から3000円程度の予算があれば、ある程度快適な通信環境を整えることができると考えられます。
参考までに、総務省統計局「家計消費状況調査(2025年)」によると、60歳以上の単身世帯におけるスマートフォン・携帯電話などの通信、通話使用料は月平均4674円となっています。
最近では、シニア向けの割引プランを用意している格安SIM事業者もみられます。
また、通話がメインであれば通話オプションを付加しても、大手キャリアの通常プランより大幅にコストを抑えることが可能でしょう。無理に大容量プランを契約せず、自宅にWi-Fi環境があるなら最小データ容量のプランを選ぶなど、自分の利用頻度に合わせて「必要な分だけ」契約することが節約の鍵となります。
まずは、現在利用しているガラケーの通話・通信頻度を確認し、それに合致したプランを比較することから始めましょう。
失敗しないシニア向けスマホの選び方! 「安心・安全」を支える3つの機能
もし、これを機にスマホデビューをするのであれば、以下の3つの機能を重視した機種選びをおすすめします。
(1)直感的な操作性
文字が大きく、アイコンがシンプルに配置されている機種を選びましょう。物理ボタンがある機種なら、ガラケーからの移行もスムーズです。
(2)充実の防犯機能
詐欺などのトラブルから身を守るため、迷惑電話防止機能や自動通話録音機能などが付いている機種がおすすめです。
(3)サポート体制
遠隔サポートが受けられるプランや、全国に実店舗があるキャリアを選ぶと、トラブル時に安心です。
また、ご家族と同じキャリアを選ぶと、操作方法を教え合えるだけでなく、家族間通話無料などの特典を受けられる場合もあり、トータルコストの削減にもつながります。
ガラケー終了をきっかけに、家族で考える「家計に優しく安心な通信手段」への移行
3Gサービスの終了は確かに大きな変化ですが、正しい知識を持って準備をすれば、必要以上に恐れることはありません。「ガラホ」などで従来通りの安心感を確保するのか、この機会にスマホデビューをするのか、大切なのは、お父様の「使いやすさ」と「家計への優しさ」のバランスです。
今回の対応を機に、ぜひご家族でこれからの通信環境について話し合ってみてください。利用目的や費用のバランスを踏まえながら通信環境を見直すことで、家族間の連絡手段をより使いやすい形に整えることにつながるでしょう。
出典
e-Stat政府統計の総合窓口 家計消費状況調査/支出関連項目 詳細結果表 2025年 表番号3-2 特定の財(商品)・サービスの1世帯当たり1か月間の支出 世帯主の年齢階級別
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
