免許不要の電動キックボードを利用しています。飲みに行く際の移動手段とした場合、お酒を飲んでも“飲酒運転”にはならないですか?

配信日: 2026.03.25
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免許不要の電動キックボードを利用しています。飲みに行く際の移動手段とした場合、お酒を飲んでも“飲酒運転”にはならないですか?
電動キックボードは便利な移動手段のひとつですが、自転車や自動車を運転するときと同じように、交通ルールを守る必要があります。
 
しかし中には「免許が不要なのでお酒を飲んで乗っても罰せられないのでは?」と思う人もいるかもしれません。
 
本記事では、電動キックボードで飲酒運転をした場合の罰則をはじめ、そのほかの交通ルールについてもご紹介します。
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電動キックボードでも飲酒運転で罰せられる?

お酒を飲んで電動キックボードに乗ると「飲酒運転」として罰せられます。
 
警察庁によると、一定の要件を満たす電動キックボードは「特定小型原動機付自転車」に該当し、運転免許不要で運転することが可能です。特定小型原動機付自転車に該当するかどうかは、車体の長さや幅、構造などの要件を満たす必要があります。
 
お酒を飲んだ状態で特定小型原動機付自転車を運転することは禁止されており、酒酔い運転の場合は5年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金、酒気帯び運転の場合は3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金が科せられます。
 
また、運転者にアルコールを提供する行為(酒類提供罪)や、お酒を飲んだ人に電動キックボードを提供する行為(車両提供罪)なども、表1のような罰則の対象になります。
 
表1

運転者が酒酔い運転 運転者が酒気帯び運転
酒類提供罪 3年以下の拘禁刑
または
50万円以下の罰金
2年以下の拘禁刑
または
30万円以下の罰金
車両提供罪 5年以下の拘禁刑
または
100万円以下の罰金
3年以下の拘禁刑
または
50万円以下の罰金

出典:警視庁「特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について」を基に筆者作成
 
過去に、電動キックボードを酒気帯びの状態で運転し、停車中の自動車に追突した事例もあります。免許不要の電動キックボードであっても飲酒運転になるため、お酒を飲んだ後は運転してはいけません。
 

電動キックボードの運転ルール

道路交通法により、電動キックボードにはさまざまな運転ルールが定められています。
 
まず、16歳未満が運転することは認められていません。運転する可能性のある16歳未満の人に電動キックボードを提供することも禁止されているので注意しましょう。
 
そのほかにも、以下のようなルールがあります。
 

・二人乗りの禁止
・ヘルメット着用の努力義務
・定期的な点検/整備の実施

 
また、通行できる場所は車道を原則とし、道路の左側に寄って通行する必要があります。「車両通行止め」や「車両進入禁止」などの道路標識がある部分は通行できません。
 

電動キックボードで飲酒運転以外の違反行為をした場合の罰則

電動キックボードで交通違反をした場合の罰則には、以下のようなものがあります。
 

・16歳未満の人が運転した場合:6ヶ月以下の拘禁刑または10万円以下の罰金
・二人乗りをした場合:5万円以下の罰金等
・信号機の信号に従わなかった場合:3ヶ月以下の拘禁刑または5万円以下の罰金等
・通行禁止部分を通行した場合:3ヶ月以下の拘禁刑または5万円以下の罰金

 
違反行為を繰り返す人に対して、都道府県公安委員会は講習の受講を命ずることができます。受講命令に従わなかった場合は、5万円以下の罰金が科せられます。
 

お酒を飲んで電動キックボードに乗ると飲酒運転として罰則の対象になる

特定小型原動機付自転車に該当する電動キックボードは免許不要で運転できますが、お酒を飲んだ状態で乗ると飲酒運転として罰則の対象になります。罰則の内容は「酒酔い運転」か「酒気帯び運転」かで変わりますが、いずれも重大な違反であることは間違いありません。
 
また、ほかにもさまざまな交通ルールが定められているため、違反するとどのような罰則が科せられるのかを確認しておきましょう。
 

出典

警察庁 交通安全のための情報 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について
警視庁 電動モビリティの交通事故防止 特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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