“軽自動車”に替えると「年間10万円」ほど維持費が安くなると聞いてビックリ! 普通車と比べて本当にそこまで差が出るのでしょうか?
普通自動車よりも軽自動車の方が、維持費が安くなりやすいためです。ただし、軽自動車に乗り換える場合は、費用差だけでなく軽自動車のメリットやデメリットも知ったうえで判断する必要があるでしょう。
今回は、普通自動車と軽自動車の自動車税や維持費の差、また軽自動車を利用するメリット・デメリットなどについてご紹介します。
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自動車税はどれくらい変わる?
まず、自動車にかかる税金は自動車税(軽自動車税)と自動車重量税です。板橋区によると、自家用の4輪軽自動車の場合、軽自動車税は令和8年度の金額で1万800円です。
一方、東京都主税局によると、自動車税は排気量に応じて変動します。4輪の自家用車で令和元年10月1日以降に初回登録をした普通自動車の場合、表1の通りです。
表1
| 排気量 | 自動車税額 |
|---|---|
| 電気自動車 | 2万5000円 |
| ~1リットル以下 | |
| 1リットル超~1.5リットル以下 | 3万500円 |
| 1.5リットル超~2リットル以下 | 3万6000円 |
| 2リットル超~2.5リットル以下 | 4万3500円 |
| 2.5リットル超~3リットル以下 | 5万円 |
| 3リットル超~3.5リットル以下 | 5万7000円 |
| 3.5リットル超~4リットル以下 | 6万5500円 |
| 4リットル超~4.5リットル以下 | 7万5500円 |
| 4.5リットル超~6リットル以下 | 8万7000円 |
| 6リットル超~ | 11万円 |
出典:東京都主税局「自動車税」を基に筆者作成
仮に排気量が2.2リットルの普通自動車に乗っていたとすると、自動車税の金額は軽自動車税よりも3万2700円高いことが分かります。さらに維持費のほかの項目も含めると、普通自動車と軽自動車には、必要コストに大きな違いが生まれる可能性があるでしょう。
なお、自動車重量税は自動車の重さだけでなく、購入後の経過年数なども考慮して決められます。
普通自動車と軽自動車の維持費の差はどれくらい?
普通自動車や軽自動車に必要な維持費の項目例は次の通りです。
・自動車税
・自動車重量税
・自賠責保険料
・自動車保険料
・車検費用
・駐車場代
・ガソリン代 など
自動車の維持費には、駐車場代やガソリン代を始め毎月出費が発生するものと、税金のように年に1回のみ出費が必要になるものなどがあります。車種やほかの条件によっても変わりますが、それぞれの年間の維持費の目安は、軽自動車で約30万円、普通自動車で約40万円です。
普通自動車から軽自動車に乗り換えて10年経過すると、約100万円の節約につながる可能性があります。ただし、これらはあくまでも目安のため、乗り換えの判断はディーラーなど専門の人と相談しながら行いましょう。
軽自動車を選ぶメリットとデメリット
軽自動車は維持費が安いだけでなく、初期費用も普通自動車よりおさえやすいというメリットがあります。そのため、初期費用をおさえて車を購入したい人に向いているでしょう。また、普通自動車より小型のため、小回りが利き狭い道も通りやすいところも魅力といえます。
駐車場に軽自動車専用スペースが設けられていることもあり、駐車場が混んでいるときでも停める場所を見つけやすい点もメリットでしょう。
ただし、車体が小さい分、普通自動車ほど多くの荷物は載せられないことが多いようです。また、乗員も原則4人までと決められているため、大人数で車を利用する予定がある場合は、不向きでしょう。
軽自動車に変更する際は、これらのメリットとデメリットをよく理解したうえで決めましょう。
条件によっては維持費が10年で100万円の差になる可能性もある
軽自動車と普通自動車では、自動車税や自動車重量税など、維持費にかかる金額が異なります。車種や条件にもよりますが、維持費だけで年間10万円の差になる可能性もゼロではありません。年間10万円の差があると、10年利用すれば100万円の節約にもつながります。
軽自動車のメリットとして、初期費用の安さや運転のしやすさが挙げられます。小回りが利きやすく、狭い道も楽に運転できるでしょう。一方、荷物を載せられる量が減る、原則4人までしか乗れないなどのデメリットもあります。
費用差やメリット、デメリットなども考慮したうえで、軽自動車にするかを決めるとよいでしょう。
出典
板橋区
東京都主税局 自動車税
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
