いとこの結婚式に出るのですが、友人に「親族なら5万円が普通」と言われてビックリ! ご祝儀が「3万円」だと失礼になるって本当ですか? 相場とマナーを確認

配信日: 2026.04.29
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いとこの結婚式に出るのですが、友人に「親族なら5万円が普通」と言われてビックリ! ご祝儀が「3万円」だと失礼になるって本当ですか? 相場とマナーを確認
いとこの結婚式のご祝儀、「3万円では失礼になるのか?」と悩んでいる方もいるかもしれません。結論からいえば、3万円でもマナー違反ではありません。ただし、年齢や関係性、そして親族ならではの事情によっては、3万円以上の金額を選ぶ人も一定数存在します。なぜ同じ「いとこ」でも金額に差が出るのでしょうか。
 
この記事では、相場・実費・親族特有のルールという3つの視点から、ご祝儀の適切な判断基準を整理していきます。
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いとこのご祝儀は「3万円」では失礼? いくらが妥当? 最新の相場と判断基準を解説

いとこの結婚式に招待された際、多くの人が悩むのがご祝儀の金額でしょう。友人などであれば3万円が一般的ですが、親族という血縁関係がある場合、その基準は少し変動するといわれています。
 
いとこへのご祝儀として3万円を包むことは決して失礼ではありません。しかし、ご自身が30代後半以上であったり、過去に自分の結婚式でいとこからそれ以上の金額を頂いていたりする場合は、3万円以上を包むほうがよいとされるケースもあります。
 
一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会が実施した「第6回婚礼に関するアンケート調査」によると、新郎新婦との関係性別のご祝儀の最多回答額は次のとおりです。
 

兄弟/姉妹:3万円
従兄弟/従姉妹:3万円
叔父/叔母:5万円
上記以外の親戚:10万円

 
基本的には3万円でマナー違反にはなりませんが、新郎新婦との親密度や、ご自身の年齢・社会的立場などによっては、3万円にとどまらず、5万円程度といった金額を検討する場面も出てくる点に留意が必要といえるでしょう。
 

親族ならではの「お金のルール」に注意! 「3万円」の内訳から見える結婚式の実費負担

そもそもなぜ3万円が一般的とされているのか、その理由をお金の内訳から考えてみましょう。結婚式にかかる費用を分解すると、ゲスト1人あたりの食事代が約1万5000円から2万円程度、引き出物や手土産代が約5000円から8000円程度かかるとされています。
 
これらを合計すると、出席するだけで2万円から3万円程度の「実費」が発生している計算になります。もしご祝儀が3万円以下になってしまうと、新郎新婦側が赤字を負担することになりかねません。
 
また、親族の場合は「家」としての付き合いが含まれるケースがあるため、金額設定には細心の注意が必要です。基本的には「割り切れない奇数」が好まれますが、2万円を包む場合は「ペア」という意味を持たせて良しとする風潮もあります。
 
しかし、親族間の冠婚葬祭では保守的な考え方が根強い場合もあるため、「4万円」や「9万円」などを避けるのはもちろん、偶数を避けて3万円、あるいは5万円とするのが無難でしょう。
 
結婚式という慶事において、お金は単なる費用ではなく「今後の親戚付き合いの潤滑油」としての側面も持っていると考えられます。
 

迷った時の解決策は「親への相談」と「親族の慣習」! トラブルを防ぐ確認ポイント

いとこへのご祝儀を検討する際には、一般的な相場を参考にするだけでなく、家族や親族間で共有されている慣習や考え方を踏まえることが重要です。親族間には、あらかじめ「いとこ同士のお祝いは一律3万円にする」といった取り決めがなされているケースもみられます。
 
例えば、兄弟姉妹が多い家系では、お互いの負担を減らすために金額を低めに設定していることもあるようです。
 
逆に、格式を重んじる家系などでは、親族は一律5万円以上と決まっている場合もあるかもしれません。独断で3万円に決めてしまうと、他の親族が5万円を包んでいた場合に、金額の違いが目立つ可能性があります。
 
その結果として、自身だけでなく家族全体の印象に影響することも考えられるため、あらかじめ親族内の目安を確認しておくことが望ましいといえるでしょう。
 
そのため、まずは自分の両親に「他のみんなはどうする予定か」を確認するのが鉄則です。もし親戚間での相談が難しい場合は、自分がこれまでに相手から受けたお祝いの金額を基準にするか、自分の兄弟と金額をそろえるようにしましょう。
 
自分1人で判断せず、親族全体のバランスや慣習を踏まえて検討することが、後のトラブルを防ぐうえで有効な対応といえるでしょう。
 

いとこへのご祝儀は「3万円」をベースに関係性と、親族の慣習や考え方を踏まえて最終決定を

いとこの結婚式におけるご祝儀は、現代の一般的なマナーとしては3万円で問題ないでしょう。しかし、親族という特別な関係性においては、単なる友人関係以上の配慮が求められるのも事実です。もし経済的に可能であれば、3万円のご祝儀に加えて数千円から1万円程度のギフトを別途贈るという方法もあります。
 
大切なのは、新郎新婦の新しい門出を祝う気持ちが、失礼のない形で伝わることです。まずは親族独自のルールがないかを家族に確認し、納得したうえで金額を決めるようにしてください。
 

出典

一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会 第6回婚礼に関するアンケート調査報告書 集計結果
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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