原付でスーパーに行き“足元”に「ペットボトルの水の箱」を置く父…「ゆっくり走るから大丈夫」と言いますが“反則金5000円”と聞きました。危ないし止めるべきですよね?

配信日: 2026.05.11
この記事は約 3 分で読めます。
原付でスーパーに行き“足元”に「ペットボトルの水の箱」を置く父…「ゆっくり走るから大丈夫」と言いますが“反則金5000円”と聞きました。危ないし止めるべきですよね?
移動手段として、原付やバイクを利用している人もいるでしょう。また、徒歩や車で移動している際、バイクのフットスペースに、荷物を載せているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
 
原付やバイクの足元に荷物をおくのは、警察の取り締まりの対象となる可能性があります。本記事では、「ゆっくり走れば大丈夫」と原付の足元に荷物を載せているケースを取り上げ、どのような罰則があるのかなどを解説します。
藤岡豊

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

「スピード出さないから大丈夫」と原付の足元に荷物を置いている父……

移動手段に原付を利用している父親が、ときどき帰りに買った大きめな荷物を足元に置いています。どこかで「フットスペースに荷物を載せるのは違反」「反則金5000円」と聞いたことがあるのでやめさせようとしますが、父親は「ゆっくり走っているから問題ない」と言っています。
 
確かに、トイレットペーパーや2リットルのペットボトルの箱など、大きめな荷物を原付の足元に載せている人を、町のなかで見かけることがあります。それでは、スピードを出さなければ原付の足元に荷物を載せてよいのでしょうか。
 

原付・バイクの足元に荷物を載せるのはNG

今回取り上げた「原付のフットスペースに荷物を載せる行為」は、道路交通法違反となり、警察の取り締まりの対象となる可能性があります。道路交通法第55条では、「車両運転者は、積載のために設備された場所以外に、荷物を載せてはならない」と定められており、スピードが速いか遅いかは関係ありません。
 
原付のフットスペースは、荷物を載せる場所ではなく、自分の足を置くための場所です。違反して警察の取り締まりを受けた場合、原付では5000円、二輪車では6000円の反則金が科され、違反点数は1点です。
 
また、転倒事故を起こした場合、荷物の中身が道路に散らばれば、転落等防止措置義務違反に問われ、原付は違反点数1点、反則金5000円を科される可能性があります。
 
そもそも、原付の足元に荷物を置くのは、非常に危険な行為です。仮にバランスを崩して荷物が落ちた場合、急ブレーキをかければ後ろの車が対応できないかもしれません。また、落ちた荷物を後続の車やバイクが避けようとして、事故につながる可能性もあります。
 
反則金や違反点数があるからではなく、自分や後続の車両の安全を守るため、原付やバイクの足元に荷物を置かないようにしましょう。身内にそのような行為をする人がいれば、危険性や罰則を説明して、やめさせるようにしてください。
 

大きい荷物がある場合はどうしたらよい?

それでは、大きい荷物がある場合は、どうしたらよいのでしょうか。基本的にはシート下のスペースやリアボックスのなかに入れてください。また、原付に付いているフックを利用してぶら下げれば、道路交通法にはなりません。
 
フロントにカゴを取り付ける、容量の大きいリアボックスに変更するなども有効ですが、入りきらない荷物もあるでしょう。入りきらないような商品を買う際は、車移動にする、ネットスーパーで届けてもらうなどの方法があります。
 
「面倒だから原付でいいや」とはせず、適切な手段で買い物をしましょう。何かあってからでは遅いため、もし普段から原付の足元に荷物を置いている人がいれば、今すぐやめるようにしてください。
 

まとめ

「スピード出さないから大丈夫」と原付の足元に荷物を置くのは、道路交通法違反となり、警察の取り締まりを受ける可能性があります。また、荷物が落下して事故につながる可能性もあるため、絶対に避けたほうがよい行為です。
 
ルールを知らずに、やってしまっている人もいるでしょう。もし原付の足元に荷物を置いている家族がいれば、すぐにやめさせてください。
 

出典

e-Gov法令検索 道路交通法
 
執筆者 : 藤岡豊
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

  • line
  • hatebu
【PR】 yumobile
FF_お金にまつわる悩み・疑問