文房具好きの父が「昔は1万円台で買えた万年筆が、今は気軽に手を出しにくい」と話しています。昔と比べて万年筆は値上がりしているのでしょうか?

配信日: 2026.05.14
この記事は約 3 分で読めます。
文房具好きの父が「昔は1万円台で買えた万年筆が、今は気軽に手を出しにくい」と話しています。昔と比べて万年筆は値上がりしているのでしょうか?
文房具が好きな人にとって、万年筆は特別な筆記具です。父親世代のなかには、「昔は1万円台でも本格的な万年筆を買えた」と感じている人もいるでしょう。一方で、現在の店頭や通販サイトを見ると、人気モデルが2万円台や3万円台になっていることも珍しくありません。
 
では、万年筆は本当に昔より高くなっているのでしょうか。本記事では、価格の変化や値上がりの理由、今から万年筆を楽しむ方法を解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

万年筆は昔より値上がりしている?

万年筆は、昔と比べて値上がりしている傾向があります。特に、金を使ったペン先のモデルや、長く愛されている定番モデルでは、その傾向が目立ちます。
 
かつては1万円台で購入できた本格的な万年筆でも、現在は2万円台以上になっているケースも見られます。もちろん、すべての万年筆が大きく値上がりしているわけではありません。数千円台で購入できる初心者向けの万年筆もあります。
 
しかし、書き味や素材にこだわったモデルほど、以前より気軽に手を出しにくい価格になっています。
 
そのため、父親世代が「昔より高くなった」と感じるのは、自然なことです。万年筆は日用品である一方、細かな部品や職人の調整が必要な筆記具でもあります。材料費や製造にかかる費用が上がれば、販売価格にも反映されやすくなります。
 

万年筆が高くなった主な理由

万年筆が高くなった主な理由は、材料費や製造費の上昇です。万年筆には、金属、樹脂、ゴム、インクに関わる部品など、さまざまな材料が使われています。特に、金を使ったペン先のモデルは、金の価格が上がると製品価格にも影響が出やすくなります。
 
また、物流費や人件費の上昇も価格に関係しています。万年筆は、ただ部品を組み立てれば完成するものではありません。なめらかに書けるようにするため、ペン先の加工や調整など細かな工程が必要です。こうした作業にかかる費用が上がると、販売価格にも反映されやすくなります。
 
さらに、近年は文房具に限らず、身近な商品全体で価格が上がっています。万年筆もその影響を受けており、以前と同じ品質を保つために価格が見直されるケースも少なくありません。そのため、昔と比べて「高くなった」と感じる人が増えていると考えられます。
 

今でも手頃に万年筆を楽しむ方法

万年筆が高くなったとはいえ、楽しむ方法がなくなったわけではありません。まず考えたいのは、金ペンにこだわりすぎないことです。ペン先がステンレス製の万年筆なら、比較的手頃な価格で購入できます。書き味も年々よくなっているため、日記や手帳、手紙を書く用途であれば十分に楽しめるでしょう。
 
また、最初から高級モデルを選ぶ必要はありません。数千円台から1万円前後のモデルにも、普段使いしやすい商品があります。万年筆は本体価格だけでなく、インク代やコンバーター代もかかる筆記具です。そのため、予算を考えるときは本体だけでなく、使い続ける費用も含めて考えると失敗しにくくなります。
 
さらに、中古品や型落ち品を探すのも一つの方法です。ただし、中古の万年筆はペン先の状態やインク漏れの有無を確認しなければなりません。そのため、初心者は信頼できる文具店や専門店で相談しながら選ぶと安心です。修理や調整に対応してもらえる店で買えば、購入後も長く使いやすくなるでしょう。
 

万年筆は価格だけで判断せず、自分に合う一本を選ぼう

万年筆は、特に金ペンや定番モデルを中心に、昔より値上がりしている傾向があります。材料費や金価格、物流費、人件費などが上がり、販売価格の見直しにつながっているためです。かつて1万円台で買えたモデルでも、現在では2万円台以上になっているケースがあります。
 
ただし、万年筆そのものが手の届かない趣味になったわけではありません。ステンレス製のペン先を選ぶ、予算に合うモデルを探す、信頼できる店で相談するなど、選び方を工夫すれば今でも十分に楽しめます。
 
万年筆選びで大切なのは、価格だけで判断せず、自分がどのように使いたいかを考えることです。日々の書き物を少し豊かにしてくれる一本を選べば、万年筆は今でも長く楽しめる文房具といえるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu
【PR】 yumobile
FF_お金にまつわる悩み・疑問