子どもの入学祝いに万年筆を考えていたのですが、店頭で見たら想像以上の価格に! やはり昔と比べて高くなっているのでしょうか?

配信日: 2026.05.15
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子どもの入学祝いに万年筆を考えていたのですが、店頭で見たら想像以上の価格に! やはり昔と比べて高くなっているのでしょうか?
子どもの入学祝いとして、少し特別感のある万年筆を贈りたいと考える方は少なくありません。ボールペンやシャープペンとは違い、万年筆には「長く使うもの」という印象があります。
 
その一方で、店頭で価格を見て「思っていたより高い」と感じることもあるでしょう。では、万年筆は昔と比べて本当に高くなっているのでしょうか。
 
本記事では、価格が上がっている理由や、子どもへの贈り物として選ぶ際の考え方を説明します。
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万年筆は昔より高くなっている?

万年筆の価格は、昔と比べて上がっている商品が多い状況です。特に、国内メーカーの万年筆でも、ここ数年で価格改定が相次いでいます。例えば、パイロットは2025年10月から一部の万年筆や筆記具などの小売基準価格を改定しました。理由として、原材料価格やエネルギー費の高騰を挙げています。
 
また、セーラー万年筆も金地金をはじめとした金属類、樹脂材料、物流費、人件費などの上昇を理由に、2026年2月から価格改定を行いました。さらに、プラチナ万年筆でも諸資材や原料、その他経費の高騰を受け、2026年1月から商品価格を改定しています。
 
このように、主要メーカーで値上げの動きが続いているため、以前の感覚で店頭に行くと「思ったより高い」と感じやすいでしょう。昔の万年筆がすべて安かったわけではありませんが、同じような定番品でも、現在は値上がりしているケースがあります。
 

万年筆の価格が上がっている主な理由

万年筆が高くなっている大きな理由は、材料費の上昇です。万年筆には、樹脂や金属、インク、パッケージなど、さまざまな材料が使用されています。特に高級万年筆のペン先には金が使われることがあり、金の価格が上がると商品価格にも影響しやすくなります。
 
また、製造や輸送にかかる費用も上昇傾向にあります。各メーカーも、エネルギー費、物流費、人件費の上昇を価格改定の理由として挙げています。万年筆は細かい部品を組み合わせて作る筆記具であり、ペン先の調整や品質管理にも手間がかかるため、コスト上昇の影響を受けやすい商品といえるでしょう。
 
ただし、すべての万年筆が高級品というわけではありません。例えば、プラチナ万年筆の「プレピー」は660円、パイロットの「カクノ」は1100円、セーラー万年筆の「ハイエース ネオ万年筆」は1210円で販売されています。いずれも税込み価格で、初心者が手に取りやすい価格帯の万年筆です。
 

子どもの入学祝いに選ぶならいくらが目安?

子どもの入学祝いとして万年筆を選ぶなら、無理に高級品を選ぶ必要はありません。初めて使う万年筆であれば、1000円前後から3000円程度のものでも十分でしょう。むしろ、子どもが気軽に使える価格帯のほうが、日記や手紙、学習ノートなどで活用しやすくなります。
 
高級な万年筆は、ペン先が繊細で、落としたり強く筆圧をかけたりすると書き味が変わることがあります。子どもが初めて使う場合は、扱いやすい樹脂軸やステンレス製ペン先のモデルを選ぶと安心です。例えば、カートリッジ式の万年筆なら、インク交換が簡単なので手が汚れにくく、親子で使い方を確認しながら始められます。
 
入学祝いらしさを出したい場合は、万年筆本体だけでなく、替えインクや専用ケースを添えるのも一つの方法です。高額な一本を贈るより、実際に使い続けられるセットにしたほうが、子どもにとって身近な贈り物になるでしょう。
 

万年筆は価格だけでなく使いやすさで選ぼう

万年筆は、昔と比べて価格が上がっている商品が多く見られます。これは、原材料費や物流費、人件費などの上昇が背景にあるためです。そのため、店頭で「高くなった」と感じるのも無理はありません。
 
ただし、子どもの入学祝いに選ぶ場合、価格の高さよりも子どもの手に合うことやインク交換が簡単なこと、日常で使いやすいことが大切です。最初は手ごろな万年筆を選び、書く楽しさを知ってもらうことから始めるとよいでしょう。
 
万年筆は、丁寧に文字を書く習慣を育ててくれます。高価なものにこだわりすぎず、子どもが「使ってみたい」と思える一本を選べば、入学祝いとして十分に特別な贈り物になるでしょう。
 

出典

株式会社パイロットコーポレーション 筆記具及びステーショナリー用品の小売基準価格改定のお知らせ
セーラー万年筆株式会社 製品価格改定のご案内
プラチナ万年筆株式会社 商品価格改定のお知らせ
プラチナ万年筆株式会社 プレピー
株式会社パイロットコーポレーション カクノ
セーラー万年筆株式会社 ハイエース ネオ万年筆
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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