LCCで「往復1万円で安い」と予約したら“座席指定・荷物追加”で結局「3万円」の出費に…これなら「JAL・ANA」で予約すべきだった? 安いはずが高くなる“格安航空の落とし穴”とは
さらに飛行機で移動する場合にはどこの航空会社を利用するかも検討する必要があります。世帯年収500万円前後の共働き世帯にとっても、旅行費用の増加は家計に響きやすく、できるだけ交通費を抑えたいと考える人は多いでしょう。
節約を目的に格安航空を予約した場合でも、実は航空券の価格以外に必要となる費用があり、「安いと思って予約したのに、最終的には想定以上の出費になった」というケースも少なくありません。本記事では、どのような場合にいくらの費用が追加されるのかを確認していきます。
FP2級、秘書検定2級、剣道3段、ビジネス会計検定3級、ビジネス実務法務検定3級
LCCは本当に安い? 座席指定・荷物追加で高くなる追加費用の実態
LCC(格安航空会社)は、基本運賃が安い一方で、座席指定や預け荷物、支払い手数料などが別料金となるケースが多くあります。また、一般的に座席間隔が比較的コンパクトな傾向があります。必要なサービスを追加していくと総額が上がりやすいため、運賃だけでなく総額で比較することが重要です。
例えば、座席指定料や手荷物追加料金、さらに支払い手数料や優先搭乗などのオプションを加えると、合計で2~3万円に達するケースも珍しくありません。大手航空会社ではこれらが基本料金に含まれていることも多く、単純な価格比較だけでは判断できない点がポイントです。
共働き・子育て世帯ほど影響大。安さが逆転するケースも
家計への影響は世帯構成によって異なります。例えば夫婦や家族が週末旅行を計画した場合、座席を隣同士にするための指定料金や、荷物の追加費用は避けにくい出費です。特に子育て世帯では荷物が増えやすく、結果として想定以上のコストがかかる傾向があります。
一方で、荷物が少ない単身者や短期旅行であればLCCのメリットを享受しやすいでしょう。利用スタイルによって「お得かどうか」が大きく変わる点に注意が必要です。
また、ゴールデンウイークや夏休みなどの繁忙期は、大手航空会社の運賃が大きく上がる一方で、LCCは早期予約によって安く利用できるケースもあります。ただし、繁忙期は預け荷物や座席指定を利用する人も増えやすく、結果として想定より総額が高くなる場合もあります。
さらに、予約サイトによっては最初の表示価格にオプション料金が含まれていない場合もあります。最終確認画面まで進み、総額を確認することが大切です。変更手数料やキャンセル料についてもあらかじめ確認しておくと安心です。
予約前に総額確認と意識的な選択を
LCCを賢く利用するには、予約時にオプション込みの総額を確認することが欠かせません。座席指定の要否や荷物の量を事前に把握し、必要な分だけ追加することで無駄な出費を防げます。
また、大手航空会社との運賃差を比較し、サービス内容も含めて判断することが重要です。「基本料金が安いから」という理由だけで選ぶのではなく、自分の旅行スタイルに合った選択を意識することが、結果的な節約につながります。
LCCは交通費を抑えられる便利な選択肢ですが、追加費用の仕組みを理解せずに利用すると、想定以上の出費になる可能性もあります。表示価格ではなく「最終的な支払総額」で判断し、条件を整理して自分に合った選択を見極めることが求められます。
執筆者 : 今みなみ
FP2級、秘書検定2級、剣道3段、ビジネス会計検定3級、ビジネス実務法務検定3級

