社会人になった娘に「家にお金を入れてほしい」と伝えたら、不満そうにされました…。実家暮らしなら生活費を入れるのが普通ではないのでしょうか?

配信日: 2026.05.21
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社会人になった娘に「家にお金を入れてほしい」と伝えたら、不満そうにされました…。実家暮らしなら生活費を入れるのが普通ではないのでしょうか?
社会人になった娘に「実家暮らしなら、少しは生活費を入れてほしい」と伝えたところ、不満そうな反応をされ、「親として求めすぎなのだろうか」と悩む人もいるかもしれません。
 
実家暮らしの場合、家賃や光熱費などの負担が比較的少なくなる一方、親側には一定の支出が発生します。そのため、「働き始めたら家にお金を入れるのが当然」と考える家庭も少なくありません。
 
もっとも、金額や考え方は家庭によって異なり、「実家にお金を入れるべきか」は一律には決められない部分もあります。本記事では、実家暮らしの社会人がお金を家に入れている割合や平均額を整理しながら、生活費負担の考え方について解説します。
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実家暮らしで「家にお金を入れている」人は一定数いる

まず確認したいのは、社会人になって実家で暮らしている人の中には、家へ生活費を入れているケースが一定数あるという点です。
 
株式会社モデル百貨の「独身実家暮らしのお金事情についての調査」によると、実家暮らしの人のうち、61%が家にお金を入れていると回答しています。
 
毎月家に入れる金額の平均は5万4009円で、20代では平均3万3232円という結果でした。この結果からも、「社会人になったら、ある程度は家計を負担する」と考えている人が、一定数いることがうかがえます。
 

実家暮らしは「支出を抑えやすい」ケースもある

一方で、実家暮らしには支出を抑えやすいという特徴があります。例えば、一人暮らしでは家賃だけでなく、食費や水道光熱費、通信費、日用品費なども基本的に自分で負担する必要があります。
 
これに対し、実家暮らしでは、親が住宅費や光熱費の大部分を負担しているケースも多く、生活コストを抑えやすくなります。そのため、親側としては、「収入があるなら、ある程度は家計を負担してほしい」と考えることも自然といえるでしょう。
 

ただし、「いくら入れるべきか」に正解はない

もっとも、「実家暮らしなら必ず生活費を入れるべき」と決まっているわけではありません。
 
また、入れる金額についても家庭ごとの差が大きく、貯金を優先してほしい家庭もあれば、奨学金返済や将来の一人暮らし資金準備を優先するケースもあります。転職活動中で収入が安定していない場合なども含め、状況によって考え方は変わるでしょう。
 
親としては「社会人として当然」と感じていても、子ども側は「家族なのだから助け合いではないか」と受け止めている場合もあります。そのため、「普通はこう」というより、家計状況や価値観を踏まえて話し合うことが重要になります。
 

「生活費」だけでなく金銭感覚の学びという考え方もある

実家へお金を入れてもらう理由は、単なる家計補てんだけではないケースもあります。例えば、「社会人として生活コストを意識してほしい」「収入の中でやりくりする感覚を身につけてほしい」といった考えから、一定額を負担してもらう家庭もあります。
 
特に、家賃や光熱費を自分で払う経験が少ないまま社会人生活を送ると、「一人暮らしになって初めて生活費の重さを実感した」というケースもあります。そのため、生活費負担を通じて、家計管理を学ぶ機会と考える親もいるようです。
 

一方的に決めるより「使い道の共有」も重要

今回のケースでは、「家にお金を入れてほしい」と伝えた際、娘が不満そうだったということもあり、話し合いをするうえでは気になるところでしょう。
 
例えば、「なぜ必要なのか」が十分に共有されていない場合、子ども側が「家にお金を入れるよう求められている」と負担に感じてしまうケースもあるかもしれません。
 
一方で、親側としては、食費や光熱費の上昇、住宅ローン、老後資金準備など、さまざまな事情を抱えている場合があります。そのため、単に「払うのが当然」と伝えるだけではなく、「家計としてどのような負担があるのか」を共有したほうが、納得感につながるケースもあるでしょう。
 

まとめ

社会人の実家暮らしでは、「生活費を家に入れるべきか」で考え方が分かれることがあります。一方で、今回参照した調査では実家暮らしの61%が家にお金を入れており、平均額は5万4009円、20代では3万3232円という結果も出ています。
 
もっとも、実際の負担額や考え方は、家計状況や収入、将来設計などによって異なります。そのため、「実家暮らしなら当然」と一方的に決めるのではなく、親子で生活費や家計の状況を共有しながら、無理のない範囲で話し合うことが重要といえるでしょう。
 

出典

株式会社モデル百貨 独身実家暮らしのお金事情についての調査(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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