「信号の多い最短ルート」vs「信号のない遠回りなバイパス」、ガソリン代が安く済むのはどっち? 車で家族旅行を計画中ですが、距離だけで選んでも問題ないですか?

配信日: 2026.05.22
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「信号の多い最短ルート」vs「信号のない遠回りなバイパス」、ガソリン代が安く済むのはどっち? 車で家族旅行を計画中ですが、距離だけで選んでも問題ないですか?
車で旅行をするにあたって、できるだけガソリン代を節約するためにはどのようなルートで移動すべきか迷うこともあるでしょう。
 
最短ルートでも信号が多い道の場合、かえってガソリンを多く使うことになる可能性があるため注意が必要です。
 
本記事では、燃費に影響する要素について、また信号と燃費の関係や距離と燃費のバランス、ガソリン代節約のコツについて解説します。
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信号と燃費の関係

「燃費」とは、1リットルの燃料で車が走行できる距離のことです。
 
日本自動車連盟によると、ガソリン車の走行パターン別の燃料消費比率では「発進時」に消費される割合が最も高くなっています。次に割合が多いのは一定の速度で走行している「巡航時」、次いで「停止時」「減速時」です。
 
つまり、車が完全に停止した状態から発進する際にガソリンを多く使うため、信号や渋滞が多い市街地などを走行する際は、燃費に悪い運転になりやすいといえるでしょう。
 
そのため、燃費を抑えるためには、できるだけ信号の少ないルートを走行したほうがよいかもしれません。また、渋滞しやすい時間帯を避けることも、ガソリン代をおさえるための重要なポイントです。
 
信号の多いルートを通らなければならないときは、発進時のアクセルの踏み方に注意しましょう。急な加速は燃費の悪化につながるため、最初の5秒で時速20キロメートル程度になるように、穏やかにアクセルを踏むことが理想です。
 

長い距離を走るほうが燃費は悪くなる?

「家族旅行に信号の多いルートと信号のない遠回りなバイパス、ガソリン代が安く済むのはどちらか?」との疑問を解決するために、距離と燃費のバランスについて確認します。
 
一般社団法人日本自動車工業会によると「短い距離のドライブは、長い距離を走る場合よりも燃費が悪くなる」としています。
 
エンジンが冷えた状態では、エンジンをかけたときの回転数が高くなるため、多くの燃料を消費することがその理由です。
 
エンジンを暖めようとしてアイドリングで待とうとすると、その分の燃料消費が多くなります。エンジンをかけたらすぐに車を走らせたほうがよいでしょう。
 
今回のケースでは、信号の多いルートを移動して発進の頻度を増やすよりも、信号のないバイパスを利用したほうが燃費面で有利になる可能性があります。ただし、遠回りによって走行距離が大きく増える場合は、ガソリン代が高くなることもあるため注意が必要です。
 

ガソリン代節約のコツ

ガソリン代を安く済ませるためには、加速や減速を穏やかに行うことなど、燃費のよい運転をすることも重要なポイントです。信号が多い道を走るときは、信号が青から赤に変わるタイミングを予測して早めにブレーキを踏むようにするだけでも効果が期待できます。
 
また、タイヤの空気圧が低下していると燃費が悪くなりやすいため、普段からしっかりメンテナンスをしておくことも大切です。
 
そのほかにも、ガソリンスタンドの価格をこまめにチェックして安いタイミングを狙って給油したり、クレジットカードのポイントを使ってガソリン代をおさえたりする方法も実践するとよいでしょう。
 

「信号のない遠回りなバイパス」のほうが燃費面で有利になる可能性がある

車を発進させる際に最もガソリンを多く使用することから、信号が多く停止したり発進したりする頻度が多い道を走行する際は、ガソリン代が高くなる可能性があります。
 
また、短い距離を走行するよりも長い距離を走行したときのほうが燃費は悪くなりにくいと考えられています。
 
「信号の多い最短ルート」よりも「信号のない遠回りなバイパス」を利用したほうが、燃費面で有利になり、ガソリン代を節約できる可能性があります。ただし、遠回りによる距離の増加が大きい場合は、かえって燃料消費が増えることもあるため、距離差や渋滞状況を踏まえて判断するとよいでしょう。
 

出典

⼀般社団法⼈⽇本⾃動⾞連盟
一般社団法人日本自動車工業会 気になる 乗用車の燃費 カタログとあなたのクルマの燃費の違いは? 乗用車の燃費がわかるQ9(12ページ)、エコドライブ10のすすめ(20ページ)、乗用車の燃費がわかるQ10(13ページ)、へえ? なるほど!燃費の豆知識(2)(14ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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