雨の日には、決まって肩こりとめまいが出ます。友人に「低気圧のせいかも」と言われましたが、病院に行くべきですか?

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雨の日には、決まって肩こりとめまいが出ます。友人に「低気圧のせいかも」と言われましたが、病院に行くべきですか?
雨の日になると肩が重くなり、ふわふわするようなめまいも出る。そんな症状が続くと、「低気圧のせいだから仕方ない」と考えてしまう人もいるでしょう。たしかに、天気の変化で体調が悪くなる人はいます。気圧の変化が耳の奥や自律神経に影響し、頭痛、肩こり、めまい、だるさなどにつながることがあるためです。
 
ただし、めまいは軽く見ないほうがよい症状でもあります。原因が低気圧だけとは限らず、耳の病気、血圧の変化、貧血、まれに脳の病気が関係することもあります。雨の日だけに起こるとしても、症状の出方によっては病院で相談したほうが安心です。
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雨の日の肩こりとめまいは低気圧が関係していることがある

雨の日や台風の前に体調が悪くなる症状は、一般的に「気象病」や「天気痛」と呼ばれることがあります。正式な病名として使われる場面ばかりではありませんが、天気の変化で不調が出る状態を表す言葉です。
 
低気圧になると、体は気圧の変化を受けます。特に関係しやすいとされるのが、耳の奥にある「内耳」です。内耳には、体のバランスを感じ取る働きがあります。ここが気圧の変化を敏感に感じると、めまいやふらつきが出ることがあります。
 
また、気圧の変化は自律神経にも影響すると考えられています。自律神経とは、血流、体温、呼吸、内臓の働きなどを自動で調整している神経です。自律神経のバランスが乱れると、筋肉がこわばりやすくなり、肩こりを感じることがあります。さらに、血流の変化によって頭が重くなったり、ふわふわしためまいを感じたりすることもあります。
 
つまり、雨の日に毎回のように肩こりとめまいが出る場合、低気圧がきっかけになっている可能性はあります。ただし、「低気圧のせい」と決めつけるのは危険です。似た症状でも、別の原因が隠れていることがあるからです。
 

めまいが強いときや長く続くときは病院を受診したほうがよい

雨の日だけの症状でも、めまいが強い場合は病院を受診しましょう。特に、立っていられないほどのめまい、1時間以上続くめまい、吐き気を伴うめまいは注意が必要です。体のバランスを保つ耳の病気や、血圧の異常などが関係している可能性があります。
 
さらに、激しい頭痛、手足のしびれ、ろれつが回らない、物が二重に見える、まっすぐ歩けない、意識がぼんやりするなどの症状がある場合は、早めの対応が必要です。これらは脳の病気で起こることもあります。迷った場合は、救急相談窓口や医療機関に連絡し、必要に応じて救急受診を検討してください。
 
反対に、肩こりが中心で、めまいが短時間でおさまり、他の危険な症状がない場合は、まず体調の記録をつけるのも一つの方法です。天気、気圧、睡眠時間、疲れ、ストレス、月経周期、食事、症状が出た時間をメモしておくと、受診時に説明しやすくなります。
 
「毎回雨の日だけだから大丈夫」と考えるより、「同じ症状をくり返しているから一度相談する」と考えるほうが安心です。軽い症状でも、生活に支障が出ているなら受診する理由になります。
 

受診するなら耳鼻咽喉科や内科で相談しよう

めまいがある場合、まず相談先として考えやすいのは耳鼻咽喉科です。耳の奥にはバランスを保つ器官があるため、めまいの原因が耳にあることは少なくありません。耳鳴り、聞こえにくさ、耳がつまった感じがある場合は、特に耳鼻咽喉科が向いています。
 
一方で、立ち上がったときにクラッとする、疲れやすい、動悸がある、食事量が少ない、血圧が低いといった場合は、内科で相談するのもよいでしょう。貧血、低血圧、脱水、薬の影響などが関係していることもあります。
 
肩こりが強く、首や肩の筋肉のこわばりが目立つ場合は、整形外科が合うこともあります。ただし、めまいを伴うときは、首や肩だけの問題とは限りません。最初から判断が難しい場合は、かかりつけ医や内科で相談し、必要に応じて耳鼻咽喉科や脳神経外科を紹介してもらう流れでも問題ありません。
 
受診時には、「雨の日に出る」と伝えるだけでなく、どのようなめまいかを説明できると診察が進みやすくなります。たとえば、「ぐるぐる回る」「ふわふわする」「立つとクラッとする」では、考えられる原因が変わります。症状が何分続くか、肩こりとめまいのどちらが先に出るかも、できる範囲でメモしておきましょう。
 

まとめ

雨の日に肩こりとめまいが出る場合、低気圧が関係している可能性はあります。気圧の変化が内耳や自律神経に影響し、肩こり、めまい、頭の重さ、だるさにつながることがあるためです。
 
ただし、めまいにはさまざまな原因があります。耳の病気、貧血、血圧の変化、薬の影響、まれに脳の病気が隠れていることもあります。特に、強いめまい、長く続くめまい、しびれ、ろれつの異常、激しい頭痛、歩きにくさがある場合は、早めに医療機関へ相談してください。
 
日常では、睡眠をしっかり取る、首や肩を冷やさない、軽く体を動かす、天気と症状を記録するなどの工夫が役立つことがあります。記録を続けると、自分の不調が出やすいタイミングに気づきやすくなります。
 
「雨の日だけだから」と我慢し続ける必要はありません。くり返す症状は、体からのサインです。一度病院で相談して原因を確認できれば、必要な対策を取りやすくなり、雨の日の不安も軽くしやすくなるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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