20代後半の娘が毎月のように結婚式へ参加しています。ご祝儀だけで年間「15万円」近いのですが、普通なのでしょうか?

配信日: 2026.05.22
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20代後半の娘が毎月のように結婚式へ参加しています。ご祝儀だけで年間「15万円」近いのですが、普通なのでしょうか?
20代後半になると、友人や同僚の結婚式に呼ばれる機会が増えやすくなります。親としては、娘が毎月のように結婚式へ出席し、ご祝儀だけで年間15万円近く使っていると聞くと、「使いすぎではないか」「断ることも考えたほうがよいのでは」と心配になるかもしれません。
 
ただ、友人の結婚式では、ご祝儀として3万円を包むケースが一般的です。一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会が実施した「第5回 婚礼に関するアンケート調査」によると、友人に対するご祝儀の平均額は2万9598円であり、全体の76.6%が「3万円」と回答しています。
 
単純に計算すると、年5回出席すれば15万円になります。つまり、ご祝儀だけで年間15万円近くになること自体は、結婚式が重なる時期であれば珍しいとはいえません。
 
とはいえ、ご祝儀以外にも交通費、美容院代、服装代、二次会費などがかかることがあります。大切なのは、金額だけを見て「多い」「少ない」と判断するのではなく、本人の収入や貯蓄、生活費とのバランスで考えることです。
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友人の結婚式ならご祝儀3万円が一般的な目安

友人や同僚の結婚式に出席する場合、ご祝儀は3万円を目安にする人が多いです。3万円には、料理や引き出物にかかる費用への配慮と、お祝いの気持ちが含まれていると考えられています。
 
そのため、娘さんが1回の結婚式で3万円を包んでいるなら、特別に高すぎる金額とはいえません。年間15万円という金額も、3万円のご祝儀を5回包めば到達します。20代後半は学生時代の友人、職場の同僚、親しい先輩や後輩など、結婚式への招待が重なりやすい時期です。
 
ただし、すべての結婚式で必ず3万円を包まなければならないわけではありません。会費制の結婚式では、指定された会費を支払う形が一般的です。また、披露宴がなく挙式だけの場合や、やむを得ず欠席する場合は、金額の考え方が変わることもあります。
 
大切なのは、周囲に合わせすぎて無理をしないことです。親しい友人の結婚を祝う気持ちは大事ですが、自分の生活費や貯金を大きく削ってまで出席を続けると、後で家計が苦しくなることがあります。
 

年間15万円は珍しくないが、実際の負担はご祝儀だけではない

ご祝儀だけで年間15万円と聞くと大きな出費に感じますが、年5回ほど結婚式に出席しているなら、計算上は自然な金額です。問題は、ご祝儀以外の費用もかかる点です。
 
たとえば、結婚式場が遠方なら交通費や宿泊費が必要になります。女性の場合、ヘアセット代やドレス、靴、バッグなどの費用がかかることもあります。毎回同じ友人グループが集まる場合、「同じ服ばかりでは気になる」と感じて、服装を買い足す人もいるでしょう。
 
さらに、二次会に参加すれば会費がかかります。二次会の会費が8000円から1万円程度の場合、ご祝儀3万円と合わせて1回4万円前後の出費になることもあります。遠方の式なら、1回で5万円以上かかることもあります。
 
そのため、親が確認したいのは「ご祝儀15万円が普通か」だけではありません。年間で結婚式関連にいくら使っているのか、貯金ができているのか、クレジットカードの支払いが苦しくなっていないかという点です。
 
本人が無理なく支払えているなら、大きな問題とはいえません。しかし、生活費を削っているなら、出席の仕方を見直す時期かもしれません。
 

すべての招待に出席しなくても失礼とは限らない

結婚式に招待されると、「断るのは申し訳ない」と感じる人は多いです。特に20代後半は友人関係を大切にしたい時期でもあり、娘さんも無理をして出席している可能性があります。
 
しかし、家計に負担が大きい場合や、関係性がそれほど深くない場合は、欠席を選んでも失礼とは限りません。大切なのは、早めに丁寧に連絡することです。招待状を受け取る前の打診段階で欠席を伝えれば、相手の準備にも大きな影響を与えにくくなります。
 
欠席する場合でも、お祝いの気持ちは伝えられます。たとえば、結婚祝いとして1万円程度の現金や品物を贈る方法があります。出席した場合より負担を抑えつつ、相手への祝福もきちんと伝えられます。
 
また、出席する結婚式に優先順位をつけることも大切です。親友や長く付き合いのある友人の式は出席し、付き合いが浅い人の式は無理をしないなど、自分の中で基準を作ると判断しやすくなります。お祝い事だからこそ、無理を重ねて不満が残るより、気持ちよく祝える範囲で参加するほうがよいでしょう。
 

まとめ

ご祝儀だけで年間15万円近くになることは、20代後半で結婚式が重なる時期なら珍しいことではありません。友人の結婚式では3万円が一般的な目安のため、年5回出席すれば15万円になります。
 
ただし、結婚式の出費はご祝儀だけではありません。交通費、宿泊費、美容院代、服装代、二次会費まで含めると、実際の負担はさらに大きくなります。親として心配するなら、ご祝儀の金額だけでなく、娘さんの収入や貯金とのバランスを見ることが大切です。
 
本人が生活費をきちんと払い、貯金もできているなら、年間15万円のご祝儀は交際費の一部として考えられます。一方で、カード払いが増えている、貯金を取り崩している、生活費が足りなくなっているなら、出席する式を選ぶ工夫が必要です。
 
結婚式は大切なお祝いの場ですが、すべてに無理をして参加する必要はありません。本人が気持ちよく祝える範囲を決め、欠席する場合も早めに丁寧に伝えれば、良好な関係は保ちやすくなります。家計を守りながら人間関係も大切にするために、年間の交際費として予算を決めておくと安心です。
 

出典

一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会 第5回 婚礼に関するアンケート調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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