「高速の出口」を間違えて“1500円”の追加出費と思ったら、友人に「特別転回できるかも」と言われた!「ETCレーン通過前」なら大丈夫ですか? 知っておきたい“基本ルール”を確認

配信日:
この記事は約 4 分で読めます。
「高速の出口」を間違えて“1500円”の追加出費と思ったら、友人に「特別転回できるかも」と言われた!「ETCレーン通過前」なら大丈夫ですか? 知っておきたい“基本ルール”を確認
普段あまり使わない高速道路を走っていると、「予定していた出口を通り過ぎてしまった」「分岐を間違えてしまった」というトラブルは珍しくありません。そんなとき、元のルートに戻るため余計な料金を払うしかないと思いがちですが、一定の条件を満たせば追加料金を回避できる仕組みがあります。それが「特別転回」です。
 
本記事では、家計の無駄な出費を防ぐ視点から、特別転回の仕組みやETCトラブル時の対応を分かりやすく解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

高速の降りるインターチェンジを間違えたら追加料金?「特別転回」の仕組みとは

高速道路で降りる予定だったインターチェンジを通り過ぎてしまうと、「余計に走った分の料金も払わなければならないの?」と焦るかもしれません。
 
例えば、東京ICから入って厚木ICで降りる予定だったのに、うっかり秦野中井ICまで行ってしまい、そこから厚木ICまで戻るようなケースです。本来の予定より余計に高速道路を利用することになるため、1500円前後の追加出費となります。さらにその先の御殿場ICまで進んだ場合は、約3000円の追加料金が発生する可能性があります。
 
このような際に知っておきたいのが「特別転回」で、出口を間違えた場合などに、係員に申し出て案内に従うことで本来の目的インターチェンジまで戻れる仕組みです。適用されれば、降りる予定だったインターチェンジまでの本来の料金で済みます。
 
ただし、自分の判断で勝手に、高速道路上でUターンしたり、バックしたりしてはいけません。高速道路上での後退や危険な転回は、道路交通法で禁止されており、重大事故につながる恐れがあります。
 
出口を間違えた場合は、そのまま次のインターチェンジまで進み、料金所で係員に「出口を間違えました」と必ず伝えてください。案内に従って対応すれば、追加料金を避けられる可能性が高いでしょう。
 

どんな場合でもOKではない「特別転回」の注意点

特別転回は便利な制度ですが、どんなケースでも使えるのでしょうか? 実は、以下のケースでは注意が必要です。
 

インターチェンジの構造によって対応できないことがある

料金所や道路構造の都合で、物理的に転回対応ができない場合があります。つまり、間違えても必ず無料で戻れるわけではありません。
 

ETCレーンをそのまま通過すると通常精算になることも

ETC利用者は、特に注意が必要です。ETC専用レーンをそのまま通過すると、通常精算として処理される可能性があります。
 
NEXCOでは、事前にETCカードを車載器から抜いたうえで一般レーンへ進むよう案内しています。ETC利用時の対応は道路会社や状況によって異なることがあるため、係員の案内に従ってください。
 

別のインターチェンジでそのまま降りる

「面倒だからそのまま別の出口から出よう」と自己判断した場合は、通常の利用区間として料金が発生します。制度や正しい手順を知らないまま対応すると、余計な料金を払うことになるかもしれません。
 

よくある高速料金トラブル

出口の間違い以外にも、高速道路ではETCカードの入れ忘れや通信エラーなど、ETC関連のトラブルも意外に少なくありません。事前に知っておくと、トラブル時にも冷静に対応できます。
 

ETCカードの入れ忘れ・ETCゲートが開かない

入り口でETCカードを入れ忘れたり、しっかり入っていなかったりした場合、ETC割引が適用されない可能性があります。無理に突破せず、係員の指示を受けましょう。
 
また、ETCカードを挿入していても、通信エラーやカード不良でバーが開かないケースもあります。この場合も、急停止や急な車線変更、無理にゲートを通過する行為は厳禁です。案内に従って対応することが大切です。
 

利用履歴の確認を

高速道路を利用していて、「本当にこの料金で合っている?」と不安な場合は、ETC利用照会サービスで確認できます。高速料金は、レジャーや帰省が重なれば、まとまった支出になります。利用履歴をしっかり確認してください。
 

高速道路でムダな出費を防ぐために確認したいこと

高速道路の料金トラブルは、知っていれば防げるものも少なくありません。
 
ナビ任せにしていて分岐を見落とすなどのほか、ETCカードの入れ忘れもよくあるミスです。慣れないルートでは、事前にどこで降りるのか、分岐が複雑ではないかなどを確認しておくだけでも安心感が違います。また、同乗者がいるなら、分岐の確認を手伝ってもらうのもおすすめです。
 

出口を間違えたときこそ落ち着いて正しい対応を

高速道路で出口を間違えると、「余計な料金を払うしかない」と思いがちですが、「特別転回」という仕組みを使える場合があります。ただし、自己判断でUターンするのは危険なため、正しい手順を踏むことがポイントです。
 
ETCトラブルの対処方法も含め、事前に知っているだけで防げる出費もあるため、基本ルールを押さえておいて損はないでしょう。
 

出典

西日本高速道路株式会社 NEXCO西日本 出口を通り過ぎてしまったら 行き先を間違えてしまったら
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu

LINE