居酒屋で“会計2万円”なのに「支払いは現金のみ」と言われ焦り! 財布には“クレジットカードのみ”ですが、店としては「現金払いのメリット」が大きいのでしょうか? 店舗の手数料を確認

配信日: 2026.05.26
この記事は約 3 分で読めます。
居酒屋で“会計2万円”なのに「支払いは現金のみ」と言われ焦り! 財布には“クレジットカードのみ”ですが、店としては「現金払いのメリット」が大きいのでしょうか? 店舗の手数料を確認
昨今、キャッシュレス決済のみに対応するお店が増えてきました。一方で、昔ながらのお店では「現金のみ」対応ということもあります。
 
利用客にとっては便利なことが多いキャッシュレス決済ですが、実際にお店側にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。本記事では、キャッシュレス決済の現状や、「現金のみ」とする理由も解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

キャッシュレス決済は店舗に手数料がかかる

支払いを「現金のみ」とする理由の1つに、店舗側が負担する販売手数料があります。
 
例えば、「Airペイ」は初期費用が不要ですが、決済時には、クレジットカード・QUICPayの利用で3.24%(非課税)、交通系電子マネー・QR決済はブランドによって異なり、多くは2.95%(税別)です。
 
そのほか、「PayPay」の「PayCAS Mobile」や「楽天Pay」の「楽天ペイターミナル」といった決済端末があります。決済ブランドや契約条件によって手数料率が異なる場合があります。 例えば、楽天Payの場合、手数料は最高で3.56%(3.24%に消費税10%を足した値)になります。
 

キャッシュレス決済に効果を感じていない店舗も

令和4年の経済産業省「実態調査を踏まえた CL普及拡大施策の方向性について」によると、複数の業種でキャッシュレス決済が導入されたものの、効果を「感じていない」とする事業者も一定数みられます。
 
あわせて、キャッシュレス決済を導入しない理由として、「現金で困ってない」「手数料が高い」といった回答が複数の業種で上位に挙がりました。
 
また、経済産業省の発表によると、2025年のキャッシュレス決済比率は58%となっており、キャッシュレス化はと堅調に進んでいます。現金を含むキャッシュレス以外の決済は42%と一定の割合を占めており、将来的な目標(キャッシュレス決済比率80%)には「道半ば」といったところです。
 

店舗が「現金のみ」とするメリット・デメリット

支払いを「現金のみ」とする店舗側のメリットには、以下の点が挙げられます。


・キャッシュレス決済を導入した際にかかる初期費用や決済手数料、ネットワーク接続料がかからない
・入金を待つ必要がないためキャッシュフローが早く、資金の回転率が高まる
・システム障害などの業務停止リスクがない

このように、現金のみ対応にはコスト削減や資金管理のしやすさといったメリットがあります。一方、「現金のみ」には以下のようなデメリットもあります。


・ポイントを利用したい顧客や現金を持たない顧客が離れてしまうなど、機会損失のリスクがある
・現金の準備や売り上げの計算など、レジに関する手間が増える
・盗難のリスクがある

このような点は、店舗運営上の課題につながる場合もあるでしょう。
 

まとめ

「現金払いのみ」にも、キャッシュレス決済にも、店舗側にはメリット・デメリットがあります。そのため、現金払いのみの店舗が一定数残る可能性はあるでしょう。
 
利用者としては、キャッシュレス決済と現金払いのどちらにも対応できるよう準備しておくか、利用したい店舗が現金払いのみかどうか事前に確認しておくと安心でしょう。
 

出典

経済産業省 実態調査を踏まえた CL普及拡大施策の方向性について
経済産業省 2025年のキャッシュレス決済比率を算出しました
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu
【PR】 yumobile
FF_お金にまつわる悩み・疑問