息子が結婚するのに「式は挙げない」と言っています。「お金がないから」と聞いたものの、今時“ナシ婚”は普通でしょうか? 親としてご祝儀はどうすべき?
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「結婚式を挙げない・予定なし」は約3割に増加
株式会社マイナビが発表した「2025年 結婚・結婚式の実態調査」によると、2024年7月~2025年6月に結婚した20~49歳の結婚式実施率は次の通りです。
・実施済 :40.4パーセント
・予定あり:18.7パーセント
・合計 :59.1パーセント
つまり、約6割のカップルが結婚式を挙げています。その一方で、「結婚式を挙げない・予定なし」の割合は26.3パーセントです。特に20代では、2024年の20.4パーセントから26.0パーセントに増加しており、「ナシ婚」は珍しくない選択肢になっているといえます。
また、同調査によると結婚式を挙げない理由として、「他のことにお金をかけたかった」が43.0パーセントで最多でした。
さらに、結婚式を行わずに「写真のみ」を選んだ割合は14.6パーセントで、形式にこだわらない傾向も見られます。そのため現在は、結婚式の有無に関わらず、それぞれの価値観にあった選択が重視されている時代といえるかもしれません。
「ナシ婚」でもご祝儀は必要? 渡すべきか迷う“親族・友人のお祝いマナー”とは
結婚式を挙げない場合でも、ご祝儀を必ず送らなければならないわけではないようです。ただし、ご祝儀は結婚そのものへのお祝いであるため、結婚式を行わない人へもご祝儀で祝福を伝えるケースもあるでしょう。
また、結婚式をしない人にご祝儀を送る場合は、「1万円」程度が目安といわれています。理由としては、一般的に結婚式に出席する場合のご祝儀は3万円程度で、その内訳は、「おもてなし費用」が約2万円、「お祝いの気持ち」が約1万円とされているためです。
「ナシ婚」では「おもてなし費用」が発生しないため、1万円程度のご祝儀や品物などを贈るケースもあるようです。
「ナシ婚」のご祝儀相場は状況によって異なりますが、友人や職場関係者では約1万円程度、親族では3万~10万円程度など数万円を包むケースもあるようです。
「ナシ婚」は結婚式平均費用「約300万円」が不要に
株式会社リクルートが実施した「結婚マーケット調査2025」によると、挙式、食事会、披露宴、ウエディングパーティーを行ったカップルの費用総額は「平均298.6万円」です。
そのため、「ナシ婚」を選択すれば約300万円もの支出が抑えられる点は、大きな特徴といえます。浮いた費用を新生活のために使う考え方も広がっているようで、引っ越し費用や家具家電の購入費用に充てるケース、さらにはマイホームの購入など、将来を見据えた支出を優先する傾向もみられるようです。
こうした背景もあり、最近では結婚式にお金をかけるよりも、結婚後の生活全体を重視する価値観が広がっていると考えられます。
掲題の息子さんの結婚式を挙げない理由にもよりますが、親としては子ども夫婦の新生活を応援する気持ちをどう形にするかを話し合うことが大切かもしれません。現金だけでなく、新生活に必要な家電購入費用を援助するなどさまざまな選択肢がありそうです。
まとめ
現在、結婚式を挙げない「ナシ婚」を選ぶことは珍しくなくなりました。「ナシ婚」の場合、友人や職場関係者であれば約1万円、親族であれば3~10万円程度のご祝儀を贈るケースもあるようです。
「ナシ婚」が広がりつつある今だからこそ、形式にとらわれるのではなく、子ども夫婦の価値観を尊重しながら、親としてどのように新生活を支えていくかが大切になっているのかもしれません。
出典
株式会社マイナビ マイナビウエディング、「2025年 結婚・結婚式の実態調査」を発表
株式会社マイナビ
株式会社リクルート ブライダル総研 結婚マーケット調査2025(19ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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