結婚式で「ご祝儀3万1415円」はアリ!? SNSでは「小銭はマナー違反では」「なぜこの金額?」の声も…“割り切れない数字”なら問題ない? ご祝儀の相場やマナーを確認
実はこの「3万1415円」には、あるユニークな意味が込められています。本記事では、ご祝儀の相場やマナーを整理しながら、なぜ「3万1415円」なのかを解説します。
2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など
なぜ「3万1415円」なの?
まず気になるのは、この金額の意味でしょう。3万1415円は「円周率(3.1415……)」を意識した数字です。
ご祝儀では、「割り切れる数字は縁起が悪い」とされることがあります。例えば「2万円」のような偶数は割り切れるため、「別れ」を連想すると考える人もいます。
その点、「円周率」は割り切れず、終わりなく続く数字として知られています。そこから、「永遠に続く幸せ」や「縁が切れない」といった意味を込めて、「3万1415円」を包む人がいるようです。
単なるネタに見えるかもしれませんが、実は割り切れない数字という縁起を意識した発想ともいえるでしょう。
ご祝儀の相場はどれくらい?
そもそも、ご祝儀の相場はどれくらいなのでしょうか。友人や同僚の結婚式では3万円が一般的な相場とされています。
親族や部下・上司などになると5万円以上になるケースもありますが、友人関係では現在も「3万円」が1つの基準になっています。そのため、「3万1415円」も、ベースとしては一般的なご祝儀相場の範囲内と考えることができるでしょう。
ご祝儀には数字のマナーがある
結婚式のご祝儀では、昔から奇数が好まれる傾向があります。これは、奇数は割り切れないことから、「別れない」「縁が切れない」といった意味につながるためです。
一方、「4」は「死」、「9」は「苦」を連想させるとして避けられることがあります。また、「2万円」のような偶数は敬遠されることもありますが、「ペア」を連想するという理由で、そこまで気にしないケースもあります。
小銭を入れるのはマナー違反?
それでは、「3万1415円」のように小銭を含めるのは問題ないのでしょうか。結論として、絶対にNGというわけではありません。ただし、一般的にはご祝儀には新札を用意し、紙幣だけで包むのがマナーと考えられます。
そのため、小銭を大量に入れると、「数えるのが大変」「受付で扱いづらい」と感じる人もいるかもしれません。特に、格式を重視する家庭や年配者が多い場では、「ふざけている」と受け取られる可能性もゼロではありません。
「3万1415円」はアリ? 相手との関係性が重要
それでは、「3万1415円」は実際どうなのでしょうか。親しい友人同士で、「数学好き」「ネタが通じる関係」であれば、場を和ませるユニークな演出として受け取られる可能性が高いでしょう。ネットでも、「すてき」「粋」といった好意的な意見が見られます。
一方、上司や親族、格式を重視する場面では注意が必要です。「マナーを軽視している」と受け止められるリスクもありますし、気づいてもらえない可能性もあります。
つまり、絶対ダメではないものの、相手との関係性を見極めることが非常に重要といえるでしょう。
まとめ
「3万1415円」のご祝儀には、「円周率=割り切れない数字」にちなみ、「縁が切れない」「永遠に続く」といった意味が込められているようです。ご祝儀として明確なマナー違反というわけではありませんが、ご祝儀は新札の紙幣のみで包むのが一般的ですので、小銭を含めることに違和感を持つ人もいます。
重要なのは、面白さだけではなく、相手との関係性や結婚式の雰囲気を考えることです。親しい友人なら笑って受け取ってもらえるかもしれませんが、場によっては慎重さも必要といえるでしょう。
執筆者 : 三浦大幸
2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など

