友人は八王子から東京まで「中央線のグリーン車」で毎日通勤しているそうです! グリーン料金だけで年間「37万円以上」も支払っている計算ですが、やはり高年収なんでしょうか?

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友人は八王子から東京まで「中央線のグリーン車」で毎日通勤しているそうです! グリーン料金だけで年間「37万円以上」も支払っている計算ですが、やはり高年収なんでしょうか?
通常車両と比較して快適に過ごせる「グリーン車」ですが、これを毎日利用すると考えると、金銭的な負担がかかります。毎日通勤でグリーン車を利用する人は高所得者が多いのでしょうか。
 
本記事では、中央線快速・青梅線のグリーン車の概要や毎日通勤でグリーン車を利用した場合にかかる金額、グリーン車利用と年収の相関関係について解説します。
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サービス開始から1年経ったJR中央線のグリーン車は初年度目標を達成

東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、2025年3月15日に中央線快速・青梅線のグリーン車サービスを開始しました。
 
JR東日本の発表によるとサービス開始後の利用状況は想定を上回り、初年度目標の80億円を達成したとの報道もありました。通勤時間帯を中心に利用客が定着しつつあり、着席ニーズの高さが背景にあると考えられているようです。またグリーン車導入により、長距離通勤者の快適性向上や混雑緩和効果も期待されています。
 
中央線のグリーン車は、普通列車グリーン料金を支払うことで利用可能です。なおモバイルSuica経由の「Suicaグリーン券」は、車内購入より安価に設定されています。
 

八王子~東京間を毎日グリーン車で通勤すると“年間37万円以上”かかる可能性

JR東日本の普通列車グリーン料金では、Suicaグリーン券利用時、50キロメートルまでと51キロメートル以上で料金区分が異なります。例えば八王子~東京間は営業キロが50キロメートル以内(47.4キロメートル)のため、大人1名のグリーン料金は片道750円となり、往復利用すると1500円の料金がかかる計算です。
 
厚生労働省の調査によると令和6(2024)年1年間の年間休日総数は労働者1人平均116.6日、つまり平均所定労働日数は365日-116.6日=約248日となります。
 
稼働日は毎日往復グリーン車に乗ると仮定すると、片道でも750円×248日=年間18万6000円、往復だと18万6000円×2=37万2000円のグリーン料金が年間でかかる計算です。
 
なお上記はグリーン車の利用料金のみの金額で、八王子~東京間の1ヶ月の定期代は2万4880円で年間では29万8560円になります。つまりグリーン車で往復利用した場合は、年間合計で67万円程度になる見込みです。
 
国税庁の調査では、給与所得者の平均給与は478万円とされており、年間37万円以上の追加負担は家計への影響も小さくないでしょう。
 

グリーン車利用と年収には相関関係があるとの民間調査結果も

株式会社JR東海エージェンシーが2023年10月に実施した「新幹線ユーザープロファイル」によると、東海道新幹線または山陽新幹線を「月に1回以上」利用する人をユーザーと定義した場合、世帯年収1000万円を超えるユーザーの割合は、普通車ユーザーでは29.5パーセントであったのに対し、グリーン車ユーザーでは44.1パーセントという結果でした。
 
ある民間調査では「年収1000万円以上の約7割」「年収600~800万円の約6割」が中央線グリーン車を利用すると回答しており、グリーン車の利用者には、比較的高所得層が多い傾向があると分析されています。
 
「グリーン車利用者=高年収」と一概には断定できないものの、可処分所得に余裕がある層ほど、移動中の快適性に支出しやすい傾向が示されています。
 

まとめ

JR東日本は、2025年3月15日に中央線快速・青梅線のグリーン車サービスを開始しました。JR東日本の発表によると通勤時間帯を中心に利用が定着しつつあるそうで「着席ニーズ」が明確になっています。モバイルSuica経由の「Suicaグリーン券」を利用すれば、車内購入より安価に利用可能です。
 
しかし掲題のように、毎日往復でグリーン車を利用するには決して少なくはない金額の負担がかかるため、誰にでも利用できるものではないかもしれません。
 

出典

東日本旅客鉄道株式会社
東日本旅客鉄道株式会社 中央線快速・青梅線でグリーン車サービスを開始します
東日本旅客鉄道株式会社 普通列車グリーン車
厚生労働省 令和7(2025)年就労条件総合調査 結果の概況
国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査
株式会社JR東海エージェンシー 新幹線ユーザープロファイル
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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