ポケットに「千円札」を入れていたのを忘れて洗濯してしまった…! 半分ほど破れていても、現金として使えるのでしょうか?

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ポケットに「千円札」を入れていたのを忘れて洗濯してしまった…! 半分ほど破れていても、現金として使えるのでしょうか?
洗濯後にズボンのポケットから千円札が出てきて、「半分ほど破れているけれど、そのまま使えるのだろうか」と気になった経験がある人もいるかもしれません。
 
実は、破損した紙幣については日本銀行による引換制度が設けられており、損傷の程度によっては額面どおり、あるいは一定割合で交換できる場合があります。そのため、傷んでしまったからといってすぐに処分するのではなく、まずは状態を確認してみることが大切です。
 
この記事では、破れた千円札の交換基準や、損をしないための対処法を解説します。
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半分破れても価値はゼロじゃない? 残存面積によって換金可能なケースとは

うっかりポケットから出し忘れて洗濯してしまったり、何かの拍子に破いてしまったりしたお札。その状態を見て「もう使えない」と諦めてしまうのは早計です。日本国内で流通している紙幣(日本銀行券)は、たとえ一部が破損していても、一定の基準を満たしていれば新しいお金に引き換えることができます。
 
この引き換え基準は、日本銀行法に基づいて明確に定められています。最も重要な判断材料は「券面の残り面積」です。財務省によれば、具体的には、次の3つの区分で判定されます。
 

・額面全額(1000円)として換金できる場合:残存面積が3分の2以上ある。
・額面の半額(500円)として換金できる場合:残存面積が5分の2以上、3分の2未満である。
・失効(0円)となる場合:残存面積が5分の2未満である。

 
今回のケースのように「半分ほど破れている」状態が、仮に5分の2(40パーセント)残っているのであれば、500円としての価値が認められる可能性があります。もし3分の2以上残っていれば、たとえ破れていても1000円全額として交換が可能でしょう。
 

洗濯でボロボロになっても大丈夫? 日本銀行や民間金融機関での「損傷現金」交換ルート

洗濯機で洗ってしまい、形は保っているもののシワシワで破れやすくなった紙幣も「損傷現金」として取り扱われます。これらを交換する公的な窓口は「日本銀行」の本店または支店です。日本銀行によると、表裏両面の照合や面積の判定を行い、基準に合致すれば新しい紙幣と引き換えてくれます。
 
しかし、日本銀行の店舗は全国に32支店しかなく、お住まいの地域によっては足を運ぶのが難しい場合もあるでしょう。その際は、地方銀行や信用金庫などの民間金融機関でも引き換え可能なケースがあります。
 
ただし、民間の金融機関であればどこでも対応しているわけではない点には注意が必要です。また、損傷の程度が大きく、その場で面積などの判定が難しい場合には、引き換えまでに一定の時間を要するケースもあるようです。
 

破れた千円札を全額守るための貼り合わせ方の注意点

もし千円札がバラバラに破れてしまった場合、破片を捨ててはいけません。日本銀行の基準では「各破片が同一の紙幣のものと確認できる場合」に限り、それらを繋ぎ合わせた面積で判定してくれます。少しでも全額に近づけるため、見つかった破片はすべて集め、セロハンテープなどで丁寧に貼り合わせましょう。
 
貼り合わせる際は、記号や番号が一致するようにパズルのように組み合わせることが大切です。また、洗濯して濡れている場合は、無理に広げるとさらに破れる恐れがあるため、まずは自然乾燥させてから作業を行いましょう。
 

不意の事故で破れた千円札は焦らず保管して窓口で交換を

紙幣を誤って洗濯してしまい、破れたり傷んだりした場合でも、状態によっては日本銀行の引換制度を利用できる可能性があります。損傷の程度によっては額面どおり、あるいは一定割合で引き換えられる場合もあります。
 
そのため、「もう使えない」と判断してすぐに処分するのではなく、まずは落ち着いて破片をすべて回収し、可能であれば元の形が分かるように保管・補修しておくことが大切です。
 

出典

財務省 誤って紙幣を破ってしまった時は、どうすればいいですか
日本銀行 日本銀行が行う損傷現金の引換えについて
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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