「サービスエリア」で“車中泊”や“BBQ”をしている人を発見!思わず二度見したのですが、このような行為に罰金は科されないのでしょうか?罰金が科される場合、いくらになるのでしょうか?

配信日:
この記事は約 3 分で読めます。
「サービスエリア」で“車中泊”や“BBQ”をしている人を発見!思わず二度見したのですが、このような行為に罰金は科されないのでしょうか?罰金が科される場合、いくらになるのでしょうか?
長時間の運転の疲れを癒やし、安全なドライブをサポートするための大切な休憩施設であるサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)。
 
しかし、駐車場や緑地スペースで「車中泊(車上生活)」を大々的に行ったり、「BBQ(バーベキュー)」を楽しんだりしている人を見かけて、驚いた経験がある方もいらっしゃるかもしれません。こうした行為はルール違反にならないのでしょうか?また、罰金が科されることはあるのでしょうか?
 
本記事では、SA・PAでの正しい過ごし方やルール、罰金・罰則の有無について詳しく解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

SA・PAでのBBQやテント設営は明確なルール違反!

SAやPAでBBQを行うことは明確な禁止行為とされています。中央企業管理協同組合が掲示している「SA・PAご利用上の注意」によると、「みだりに火器の使用(バーベキュー又は花火等を行うこと)」は固く禁じられています。駐車場や緑地スペースであっても、火災の危険や他の利用者への多大な迷惑となります。
 
また、同資料に「休憩の目的を逸脱した長時間・長期間駐車、野宿、野営又は車上生活等を行うこと」も同様に禁止されています。テントを張ったり、キャンプ場のように調理や宿泊を主目的として滞在することは「野営」に該当し、SAの本来の役割である「一時的な休憩」から逸脱します。
 

禁止行為への罰金はいくら?

「罰金」については、SA・PAの管理会社(NEXCO等)の利用規約において、直接的な料金徴収や罰金制度は明記されていません。
 
しかし禁止行為を行った場合、管理会社から「行為の中止又は退去」を求められるほか、「関係機関への通報」、または何らかの措置が行われることが警告されています。
 

「車中泊」はどこまで許される?駐車マスの最新事情

SA・PAは長距離ドライバーや旅行者が疲労回復のために仮眠を取る場所でもあるため、車内で常識の範囲内で一時的な仮眠(車中泊)をすること自体は問題ありません。
 
ただし近年、都市近郊部のSAでは大型車の長時間駐車が深刻な問題となり、本来休憩すべき人が駐車できない事態が発生しています。この混雑解消のため、東名高速の足柄SAなど全国11か所で、大型車を対象とした「短時間限定駐車マス(利用は60分以内)」の実証実験が始まっています。
 
この専用マスで60分を超過しても、料金徴収や罰則は設けられていません。しかし、カメラ画像で駐車時間を判定し、長時間駐車をしている車両にはモニターで注意を促す仕組みが検討されています。長時間の仮眠が必要な場合は、通常の駐車マスを利用するか、比較的空いている施設を利用することがマナーです。
 

しっかり休みたいなら「宿泊施設」の活用を

もし「高速道路を降りずに、足を伸ばしてゆっくりと泊まりたい」という場合は、一部のSA・PAに併設されている正式な宿泊施設を利用するのがおすすめです。東北道の佐野SA、東名高速の足柄SA、関門自動車道の壇之浦PAなどには、誰でも利用できる室料制の宿泊施設があります。
 
料金は曜日や時期によって変動しますが、複数人で宿泊しても利用料金は変わらないので、一般的な宿泊施設に比べるとお得といえます。
 
素泊まりが原則ですが、ベッドやシャワーが完備されており、ビジネスや観光での長期休憩に最適です(ペットと同宿できる施設もあります)。なお、長時間高速道路に滞在すると、出口の料金所でETCのバーが開かないことがあるため、その場合は係員のいる一般レーンを利用しましょう。
 

まとめ

SAやPAは、誰もが快適に休憩するための共有スペースです。BBQやキャンプ行為は明確なルール違反であり、罰金の設定がなくても即座に退去や警察への通報の対象となります。ルールとマナーを守り、仮眠や正規の宿泊施設を上手に活用して、安全なドライブを楽しみましょう。
 

出典

中央企業管理協同組合 SA・PAご利用上の注意(本四高速)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu