毎月「美容院の白髪染め」に“5000円”かかります。夫に「市販なら1000円なのに」と言われますが、年6万円は“ムダ遣い”ですか? 安いからで選ぶのはNG!? 自宅カラーの“見えない負担”

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毎月「美容院の白髪染め」に“5000円”かかります。夫に「市販なら1000円なのに」と言われますが、年6万円は“ムダ遣い”ですか? 安いからで選ぶのはNG!? 自宅カラーの“見えない負担”
毎月美容院で白髪染めをしていると、夫から「ドラッグストアの市販品なら1000円くらいで済むのに、毎月5000円は高くない?」と指摘され、モヤモヤした経験を持つ人は多いのではないでしょうか。
 
確かに計算上は大きな差になりますが、自分で染める手間や髪へのダメージを考えると、単純に金額だけで割り切れる問題ではありません。本記事では、10年間のコスト差を検証しつつ、髪の美しさと家計のバランスを取るための折衷案をFPが提案します。
高橋祐太

2級ファイナンシャルプランナー技能士

10年で「約48万円」の差に! 美容院と自宅カラーのコストを比べると

まずは、冷静にコストを比べてみましょう。美容院で毎月5000円の白髪染めをすると、年間で6万円。10年間続けると「60万円」の出費となります。一方、ドラッグストアで買える市販のカラー剤(1回1000円)で毎月自宅染めをした場合、年間1万2000円、10年間で「12万円」です。
 
その差額は10年で「48万円(約50万円)」となり、夫が「もったいない」と感じる気持ちも、数字だけ見れば一理あるといえます。
 
なお、総務省の家計調査では、「他の理美容代」の項目に毛染め代(ヘアカラー・ヘアマニキュア)が含まれており、美容院でのカラーリングは家計上も一般的な支出として位置づけられています。
 

「安いから」の落とし穴。自宅カラーの見えない負担とは?

数字だけを見れば夫の言い分が正しいように思えますが、「安さ」だけを追い求めることが一概に髪にとって良いこととは言えません。
 
市販のカラー剤は、誰でも染まりやすいように強めの薬剤が使われていることが多く、素人が毎月全体染めを繰り返すと、髪がパサついてしまうことがあります。もし髪が傷んで結果的に美容院で高額なトリートメントが必要になれば、節約の意味が薄れてしまいます。
 
また、お風呂場を汚してしまった際の掃除の手間や、ムラなく染められないストレスも、見えない負担として積み重なっていきます。
 

きれいと節約を両立する「3つの方法」

では、家計の負担を減らしながら、きれいな髪を保つにはどうすれば良いのでしょうか。FPの視点から3つの方法を紹介します。
 

・カラー専門店を活用する

シャンプーやブローを自分でおこなうセルフサービス形式にすることで、プロの美容師に染めてもらいながら料金を「2000~3000円程度」に抑えられる白髪染め専門店が増えています。こうした専門店の利用で、負担を大きく減らせます。
 

・美容院と自宅の「組み合わせ」にする

美容院に行くのは2ヶ月に1回とし、間の月は自宅で気になる生え際だけを「部分染め(リタッチ)」で乗り切る方法です。これだけで年間の美容院代をほぼ半額に抑えることができます。
 

・カラートリートメントを取り入れる

毎日の入浴時に少しずつ白髪を染める「カラートリートメント」を併用することで、美容院に行く頻度を抑えるのも効果的です。髪へのダメージも少なく、きれいな状態を長持ちさせられます。
 

まとめ

毎月5000円の美容院代と1000円の市販品を比較すれば、10年で約50万円の差が生まれるのは事実です。しかし、髪の美しさは日々の気持ちにも関わる大切なことです。
 
夫の指摘を否定するのではなく、「コストは抑えたいけれど、髪は傷めたくない」という本音を共有してみてください。その上で、カラー専門店や美容院と自宅の組み合わせといった工夫を取り入れ、夫婦で納得できる「きれいと節約のバランス」を見つけていきましょう。
 
執筆者 : 高橋祐太
2級ファイナンシャルプランナー技能士

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