隣人のWi-Fiに接続してみたら、繋がった!このまま無断で使用し続けたらどうなる?

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隣人のWi-Fiに接続してみたら、繋がった!このまま無断で使用し続けたらどうなる?
スマートフォンやパソコンのWi-Fi設定を見たとき、隣人らしきネットワークが表示され、試しに接続したら使えてしまったというケースがあります。パスワードがかかっていなかったり、簡単なパスワードだったりすると、「ちょっとならよいのでは」と思う人もいるかもしれません。
 
しかし、他人のWi-Fiを無断で使い続ける行為は、法律上の問題や近隣トラブルにつながるおそれがあります。
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他人のWi-Fiを無断で使うのはトラブルの原因になる

隣人のWi-Fiに接続できたとしても、無断で使い続けるのは避けるべきです。Wi-Fiは、設置している人が通信契約を結び、毎月の料金を支払って使っているものです。たとえるなら、隣の家の水道や電気を勝手に使うようなものです。目に見えない電波であっても、他人の契約回線を利用していることに変わりはありません。
 
無断利用によって、隣人の通信速度が遅くなることがあります。動画視聴や大きなデータのダウンロードをすれば、相手のインターネット利用に影響が出る可能性があります。隣人が「最近ネットが重い」と感じ、ルーターの接続履歴を確認すれば、知らない端末が接続されていることに気づくかもしれません。
 
その結果、近隣関係が悪くなることもあります。たとえ悪意がなかったとしても、相手から見れば「勝手に使われた」と感じる行為です。謝罪で済む場合もありますが、状況によっては警察や通信会社に相談される可能性もあります。
 
特に、相手のWi-Fiを使って違法ダウンロード、不正なサイトへのアクセス、迷惑行為などをした場合、回線契約者に疑いが向くことがあります。自分だけでなく、隣人にも迷惑をかけるおそれがあるため、すぐに接続を切るべきです。
 

パスワードを突破して接続した場合は違法になる可能性がある

Wi-Fiの無断利用で特に問題になりやすいのは、パスワードを推測したり、解析したりして接続した場合です。
 
不正アクセス禁止法では、他人のIDやパスワードなどを無断で使い、アクセス制御を突破する行為が問題になります。Wi-Fiのパスワードも、利用を制限するための仕組みと考えられるため、勝手に入力して接続する行為は法的リスクがあります。
 
たとえば、隣人の名前や誕生日、ルーターに貼られていた初期パスワードなどを見て接続した場合、「たまたまつながった」とは言いにくくなります。また、パスワード解析アプリやツールを使った場合は、より悪質と判断される可能性があります。
 
一方で、パスワードのかかっていないWi-Fiに接続した場合でも、まったく問題がないとはいえません。法律上の評価は状況によって変わりますが、少なくとも相手の許可なく使っている点は変わりません。通信量を多く使ったり、相手に損害を与えたりすれば、民事上の損害賠償や迷惑行為として問題になることも考えられます。
 
また、セキュリティ面でも危険があります。知らないWi-Fiに接続すると、通信内容を見られたり、偽のWi-Fiに誘導されたりするリスクがあります。相手の回線を勝手に使う行為は、相手に迷惑をかけるだけでなく、自分の個人情報を危険にさらす行為でもあります。
 

接続してしまったらすぐ削除して自分の回線を使う

もし隣人のWi-Fiに接続してしまった場合は、すぐに接続を切り、スマートフォンやパソコンからそのネットワーク情報を削除しましょう。削除しておかないと、近くにいるだけで自動的に再接続されることがあります。意図せず使い続けてしまうのを防ぐためにも、設定画面から「このネットワーク設定を削除」などを選ぶことが大切です。
 
すでに長時間使ってしまった場合や、大きな通信をしてしまった場合は、必要に応じて相手に謝罪することも考えましょう。ただし、直接訪問するとかえってトラブルになることもあります。関係性が薄い場合は、管理会社や自治会などを通じて対応したほうがよいケースもあります。
 
今後のためには、自分の通信環境を整えることが大切です。自宅に固定回線を引く、スマートフォンのテザリングを使う、モバイルWi-Fiを契約するなど、正規の方法でインターネットを利用しましょう。短期間だけ必要なら、スマートフォンの料金プランを見直す方法もあります。
 
また、自分のWi-Fiも無断利用されないように注意が必要です。ルーターのパスワードは第三者に推測されにくいものにし、セキュリティ方式に「WPA2またはWPA3」を選択することやファームウェアを最新の状態に保つことが総務省より推奨されています。自分が被害者にならないためにも、設定を見直しておくと安心です。
 

まとめ

隣人のWi-Fiに接続できたとしても、無断で使い続けるのはやめましょう。つながったから自由に使ってよい、というものではありません。それだけで即犯罪になるとは言い切れないものの、相手は通信料金を支払っており、無断利用によって通信速度の低下や迷惑行為の疑いなど、さまざまなトラブルが起きる可能性があります。
 
特に、パスワードを推測したり、解析したりして接続した場合は、不正アクセス禁止法などに関わるおそれがあります。パスワードがないWi-Fiであっても、相手の許可なく使うことは近隣トラブルにつながります。
 
すでに接続してしまった場合は、すぐに切断し、端末からネットワーク情報を削除しましょう。インターネットは便利なものですが、他人の契約にただ乗りする形で使うと、思わぬ責任を負うことがあります。安心して使うためにも、自身で契約した正規の通信手段を選ぶことが大切です。
 

出典

総務省 自宅Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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