ベランダに「スズメバチ」の巣が出現!怖いのですぐに“業者”を呼びたいのですが、「自治体の頼んだ方がいいよ!」と隣人に言われました。どちらを選択すべきでしょうか?

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ベランダに「スズメバチ」の巣が出現!怖いのですぐに“業者”を呼びたいのですが、「自治体の頼んだ方がいいよ!」と隣人に言われました。どちらを選択すべきでしょうか?
ベランダにハチの巣を見つけると、すぐに駆除業者へ依頼したくなるかもしれません。特にスズメバチのように危険なハチなら、早めの対応が大切です。ただし、自治体によっては、相談窓口を設けていたり、防護服や駆除道具を貸し出したり、条件付きで無料駆除を行ったりする場合があります。
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自治体が対応してくれるかは地域によって違う

林野庁は「刺す蜂の中で怖いのは、スズメバチとアシナガバチです。特にスズメバチは攻撃性も強く、刺された場合、危険な状態に陥ることもあり、注意が必要です。我が国における蜂さされの死亡者数は、令和6年では18名となっています。」と注意喚起をしています。
 
令和5年には21人、令和4年には20人となっており、人間が死亡する原因として無視することはできません。
 
ハチの巣への対応は、自治体によって大きく異なります。ある自治体では、一定の条件を満たすハチの巣を無料で除去してくれることがあります。一方で、別の自治体では、私有地内の巣は駆除せず、相談や道具の貸し出し、業者の案内だけを行っていることもあります。
 
たとえば、戸建ての自宅敷地内にある巣なら対象になる場合がありますが、マンションの共用部分、店舗、事務所、空き家、道路、公園などでは扱いが変わることがあります。ベランダが賃貸マンションの場合は、個人で判断せず、まず管理会社や大家さんに連絡しましょう。
 
また、ハチの種類によって対応が変わる自治体もあります。スズメバチは危険性が高いため相談対象になりやすい一方、アシナガバチは自分で駆除する方法を案内されることがあります。
 
ミツバチの場合は、花粉を媒介としてくれる益虫としての側面も大きく、そっと見守るようにお願いをしている自治体もあります。木の枝や家の壁などに群がる分蜂が見られることがありますが数時間から数日程度で移動するので、様子を見ることが推奨されています。
 
「友人の自治体では無料だった」からといって、自分の地域でも同じとは限りません。まずは自治体のホームページで「ハチの巣 駆除 自治体名」と検索し、衛生指導課や環境保全課などの窓口を確認しましょう。
 

スズメバチや大きな巣は無理に自分で駆除しない

ハチの巣を見つけたときに大切なのは、むやみに近づかないことです。特にスズメバチは攻撃性が高く、刺されると強い痛みやアレルギー反応が出ることがあります。巣を棒でつついたり、水をかけたり、ベランダの窓を強く開け閉めしたり刺激するのは危険です。
 
小さなアシナガバチの巣であれば、市販のハチ用殺虫剤で対応できる場合もあります。しかし、高い場所にある巣、室外機の中にある巣、壁の中や天井裏にある巣、すでにハチの数が多い巣は、自分で駆除しないほうが安全です。無理をすると、逃げ場の少ないベランダで刺される危険があります。
 
自治体によっては、防護服や駆除用具を貸し出していることがあります。ただし、道具を借りられるからといって、誰でも安全に駆除できるわけではありません。体調に不安がある人、過去にハチに刺されて強い症状が出た人、高所作業が必要な人は、専門業者への依頼を考えましょう。
 
春先の小さな巣は比較的対応しやすいことがありますが、夏から秋にかけては巣が大きくなり、ハチの数も増えます。発見した時期によって危険度が変わるため、早めに相談することが大切です。
 

業者に依頼する場合は料金と作業内容を事前に確認する

自治体の対応対象外だった場合や、危険性が高い場合は、民間の駆除業者に依頼することになります。その際は、料金と作業内容を事前に確認しましょう。ハチの種類、巣の大きさ、場所、高さ、作業の難しさによって費用は変わります。
 
電話やインターネットで依頼するときは、「見積もりは無料か」「出張費はかかるか」「キャンセル料はあるか」「追加料金が発生する条件は何か」を確認します。現地で高額な追加料金を請求されるトラブルを避けるためにも、作業前に総額を聞くことが大切です。
 
また、駆除後の戻りバチへの対応も確認しましょう。戻りバチとは、巣を駆除した後に外出していたハチが戻ってくることです。数日は周辺にハチが残ることがあるため、再発時の対応や保証の有無を聞いておくと安心です。
 
賃貸住宅では、費用負担が入居者なのか貸主なのかも確認が必要です。入居者の管理範囲とされる場合もあれば、建物管理の一部として大家さんや管理会社が対応する場合もあります。勝手に業者を呼んでしまうと、費用負担でもめることがあるため、先に連絡しましょう。
 

まとめ

ベランダにハチの巣ができた場合、自費で業者を呼ぶ前に、まず自治体や管理会社に確認することをおすすめします。自治体によっては、無料駆除、相談、防護服の貸し出し、業者紹介などの支援を行っている場合があります。ただし、対応内容は地域によって異なります。
 
スズメバチや大きな巣、高い場所や室外機の中にある巣は、無理に自分で駆除しないことが大切です。刺される危険があるため、自治体や専門業者に相談しましょう。
 
業者に依頼する場合は、作業前に料金、追加費用、保証内容を確認してください。慌てて依頼すると、思わぬ高額請求につながることがあります。早めに自治体や管理会社へ相談すれば、安全に、かつ費用を抑えて対応できる可能性があります。
 

出典

林野庁 蜂刺され災害を防ごう
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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