結婚式で“部長のご祝儀”が「3万円」でショック! 主賓スピーチを頼んだのですが、相場は「5万~10万円」ですよね? 上司からは普通いくらですか? 役職・関係性での適正額とは
「上司の相場は5万~10万円」という情報が目に入っていれば、期待した金額と大きく違っていてショックを受けるのも無理のない話かもしれません。
結論からお伝えすると、上司のご祝儀が3万円であっても、必ずしも非常識とは言えないでしょう。本記事では、会社の上司からのご祝儀の実際の相場や、ご祝儀が少なく感じたときの捉え方、役職ごとの適正額を解説します。
FP1級、CFP、DCプランナー2級
会社の上司からのご祝儀の相場とは?
まず、基本的な相場を確認してみましょう。「結婚スタイルマガジン」の2024年調査によると、上司が部下の結婚式に出席した際のご祝儀の平均額はおよそ3万5385円です。
最も多かった金額は3万円で全体の約5割を占め、次いで5万円が約3割という結果でした。つまり、上司のご祝儀は3万円から5万円の範囲が標準的で、3万円は決して「少ない」金額とは言えないのです。
ネット上などで「上司の相場は5万~10万円」と見かけるのは、主賓として招待された場合や役員クラスを想定したケースが含まれているからでしょう。招待された上司の立場によっては、3万円でもマナーを十分に守っていると判断されるため、今回いただいた金額が即座に非常識とは言えません。
思ったよりもご祝儀が少なかったときの考え方
主賓として招いた上司からのご祝儀が期待より少なかったとき、まず確認したいのは「会社のルール」の有無です。企業によっては「社内のご祝儀は一律3万円」などと取り決めがあり、上司の個人的な判断ではなく、規則に沿っているだけの場合もあります。
また、社内の複数の上司が招待されている場合、金額をそろえるために意図的に3万円にしているケースも珍しくありません。自分より役職の上の人も招待されているなか、独断で多めに包むと先輩上司に気を遣わせてしまうため、3万円を選ぶ上司もいます。
当日、スピーチを引き受けてもらえた点は大きな意味を持っている、そう捉え直せると気持ちが少し楽になるのではないでしょうか。
役職や関係性ごとの適正額とは
上司のご祝儀には、役職や立場によって異なる段階的な目安があり、関係性と役割の組み合わせで適正額が変わってきます。年齢や役職が近い上司の場合は3万円または5万円、ある程度の差がある場合は5万円または7万円が目安とされています。
主賓を引き受けた人が役員クラスの上司であれば、7万円または10万円が相場とも言われます。上司側の経済的な事情や個人の家計によっては相場より低い金額になる場合もあります。
上司といえども、見えを張らず無理のない範囲で包むのが基本です。主賓として正式に招待されていた場合の相場は5万~10万円ですが、社内ルールへの配慮から3万円を選んだ可能性も十分考えられます。
まとめ
会社の上司からのご祝儀の相場は3万円から5万円が標準的で、3万円を選ぶ上司が最も多いというのが実態です。「5万~10万円」という情報が目立つのは、主賓招待や役員クラスのケースが含まれているからで、一般的な上司であれば3万円はマナーの範囲内といえます。
主賓スピーチを依頼した場合は5万~10万円とされますが、社内ルールやほかの上司とのバランスを考慮して3万円にそろえるケースも少なくありません。金額だけで判断せず、役職・関係性・社内事情を組み合わせて捉えると、納得感を持ちやすくなるでしょう。
出典
株式会社俄 結婚スタイルマガジン 部下の結婚式に招待されたら、ご祝儀はいくら包む? 金額相場や欠席する場合のマナーを紹介
執筆者 : 高柳政道
FP1級、CFP、DCプランナー2級

