子供と電車を見ていたら、改札を出るとき「“入場券”の時間を過ぎています」と追加料金を請求され困惑…。構内に長く居座ると追加料金が発生するのでしょうか?
そこで本記事では、親子で安心して駅を利用するために、基本的な決まりと注意点を確認します。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
入場券は電車を見る目的でも使える?
駅の入場券は、改札内に入るためのきっぷです。JR東日本の旅客営業規則では、入場券は「乗車以外の目的」でホームなどに入る場合に購入するとされています。つまり、見送りや出迎えだけでなく、子どもと電車を見る目的でも、基本的には利用できます。
ただし、入場券はあくまで「駅構内に入るため」のもので、列車に乗ることはできません。JR東日本も、入場券では列車に乗車できず、乗った場合は別に運賃が必要になると案内しています。
子どもが電車を見ているうちに、「少しだけ電車に乗りたい」と言うこともあるでしょう。ただし、入場券は駅の改札内に入るためのきっぷなので、そのまま列車に乗ることはできません。実際に乗る場合は、目的地までの乗車券を買い直す必要があります。
こうしたルールを事前に伝えておけば、駅で子どもが急に乗りたがったときも落ち着いて対応しやすくなるでしょう。
駅員さんに注意される可能性があるケース
子どもと電車を見るために入場券を使うことは、基本的に問題ありません。ただし、駅構内で危険な行動をしたり、ほかの利用者の通行を妨げたりすると、駅員さんから注意されることがあります。
注意されやすいのは、ホームの黄色い線を越える、走り回る、三脚や大きな荷物で通行を妨げる、長時間同じ場所にいるといったケースです。駅は観覧施設ではなく、多くの人が列車に乗り降りする場所です。特に休日やイベント時、通勤時間帯、観光地の駅などでは混雑しやすいため、通常より厳しく案内されることもあります。
また、入場券には使用時間が定められている場合があります。JR東日本では、普通入場券の使用時間は発売時刻から2時間以内です。2時間を超えると、超えた時間に応じて入場料金が加算されます。
親としては「少し見たら帰ろう」と考えていても、予定より長く駅にいることもあるでしょう。あとで時間を超えて慌てないためにも、改札を通った時刻をスマートフォンで確認しておくと安心です。
子どもと駅で電車を見るときに守りたいマナー
子どもと電車を見るときは、安全を第一に考えましょう。ホームでは必ず子どもと手をつなぎ、黄色い線の内側で待つことが大切です。写真を撮る場合も、通行人の流れをふさがない場所を選びます。
ベビーカーや荷物がある場合は、ホームの端や階段付近に長く止まらないようにしましょう。階段やエスカレーターの近くは人の流れが集中するため、立ち止まると危険です。
子どもが電車に近づきたがる場合は、「線の内側から見る」「駅員さんの指示を聞く」といった約束を入場前に決めておくと、落ち着いて行動できるでしょう。駅によっては、ホームが狭かったり、特急列車が速いスピードで通過したりすることがあります。
また、撮影を控えるよう案内している駅もあるため、現地の掲示や駅員さんの案内に従うことが大切です。子どもと長く立ち止まって電車を見るのが難しいと感じた場合は、無理にホームで過ごさず、駅の外から見える場所や鉄道博物館、展望スペースのある施設を選ぶのもよい方法です。
入場券のルールを知って親子で安心して電車を見よう
子どもが電車を見るために駅の入場券を買うことは、基本的には問題ありません。入場券は乗車以外の目的で改札内に入るためのきっぷだからです。ただし、入場券では列車に乗れず、使用時間や駅ごとのルールもあります。
駅員さんに「利用できない」と言われる可能性があるのは、目的そのものよりも、安全上の問題や混雑、他の利用者への迷惑がある場合です。
子どもと一緒に駅へ行くときは、入場券の使用時間や駅構内での過ごし方を確認し、周囲への配慮も忘れないことが大切です。ルールとマナーを守りながら、親子で安心して電車を見る時間を楽しみましょう。
出典
東日本旅客鉄道株式会社 JR東日本 旅客営業規則 第2編 旅客営業 第8章 入場券
東日本旅客鉄道株式会社 JR東日本 きっぷあれこれ 入場券
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

