ママ友の家は「お小遣い月5000円」。子どもから「うちだけ少なくて惨め」と責められ悩んでいます…。正直“お小遣い”まで値上げする余裕はないですが、わが家はケチなのでしょうか?

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ママ友の家は「お小遣い月5000円」。子どもから「うちだけ少なくて惨め」と責められ悩んでいます…。正直“お小遣い”まで値上げする余裕はないですが、わが家はケチなのでしょうか?
子どもが成長すると、少しずつ自分でお金を使う機会が増えていきます。お小遣いは、欲しい物を買うためのお金であると同時に、限られた金額のなかで使い道を考える練習にもなります。
 
ただし、金額の決め方に明確な正解はなく、年齢や生活環境、家庭の方針によって考え方はさまざまです。そこで本記事では、年齢別・地域別の目安を確認しながら、家庭で納得しやすいお小遣いの決め方を考えていきます。
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月2000円のお小遣いは年齢によって見方が変わる

月2000円が少ないかどうかは、子どもの年齢によって大きく変わります。
 
小学生の場合、月2000円はやや多めと考えられます。フコク生命(東京都千代田区)が2025年に発表した小学生のお小遣い調査(調査対象:47都道府県の20~50代の男女100名)によると、全国平均は月1317円でした。
 
また、最も多い回答は「500円以上1000円未満」です。この結果から、小学生で月2000円のお小遣いは平均より高い水準といえるでしょう。
 
一方で、中学生になると事情が変わります。株式会社DeltaX(東京都千代田区)が運営する「塾選」が実施した、「『中高生のお小遣い』についての調査」(調査時期:2025年3月、調査対象:中高生の子どもを持つ保護者100名)によると、中学生のお小遣いの平均額は月3390円でした。
 
月2000円はこの平均より低い金額ですが、必ずしも少なすぎるとはいえません。同調査では、毎月決まった金額を渡す家庭が半数を超える一方、月額を決めず、交通費や友だちと出掛けるときの費用を必要に応じて渡す家庭もあります。
 
そのため、お小遣いの多い・少ないは金額だけでなく、何をそのなかでまかなうかも含めて考えることが大切です。
 
高校生の場合は、さらに使う場面が増えます。「塾選」の同調査によると、高校生のお小遣いの平均額は月6410円でした。月2000円は平均を下回りますが、交通費や昼食代などを親が負担している場合は、自由に使うお金として足りる場合もあります。
 
一方、友だちと出掛ける費用や軽食代もお小遣いから出す場合は、実際の使い道に合わせて金額を見直すとよいでしょう。
 

地域別では小学生のお小遣いに差がある

お小遣いは、地域によっても差があります。前述のフコク生命の調査によると、小学生のお小遣い平均額が最も高い福岡県は1618円、最も低い岡山県は946円でした。東京都は1450円、神奈川県は1333円、大阪府は1116円と、都市部だから必ず高いとはかぎらない結果になっています。
 
この差は、物価だけでなく、家庭の考え方や子どもの行動範囲なども関係していると考えられます。例えば、近所に子どもだけで行ける店が多い地域では、お菓子や文房具を自分で買う機会が増えるかもしれません。一方、買い物は保護者と一緒に行く家庭の場合、お小遣いを使う場面は少なくなります。
 
そのため、地域別の平均は参考になりますが、平均に合わせて急いで増やす必要はありません。お小遣いの金額を決めるには、まず「何をお小遣いで買うのか」を親子で確認することが大切です。
 

お小遣いが友だちより少ないと言われたら使い道とルールを見直す

子どもが「友だちはもっとお小遣いをもらっている」と言うとき、本当に困っているのは金額そのものではないかもしれません。友だちと遊びに行ったときに買えない物があった、欲しい物を買うまで時間がかかるなど、具体的な不満が隠れていることがあります。
 
まずは、「何に使いたいのか」を聞いてみましょう。例えば、月2000円のなかからお菓子や漫画、ゲーム課金、文房具まで全部出すなら、足りなくなりやすいでしょう。一方、文房具や学校で必要な物は親が購入し、お小遣いは自由に使うだけであれば、月2000円でも十分な場合があります。
 
増額を考える場合は、ただ金額を上げるのではなく、ルールを一緒に決めるとよいでしょう。例えば、「毎月500円は貯金する」「ゲーム課金は月にいくらまで」「足りなくなっても前借りはしない」といった形です。お小遣いは、子どもがお金の使い方を学ぶ機会にもなります。
 

家庭に合うルールでお小遣いの金額を決めよう

月2000円のお小遣いは、小学生なら平均より高め、中学生ならやや控えめ、高校生なら使い道によっては少ない可能性があります。ただし、平均額だけで判断する必要はありません。
 
友だちと比べて不満を言われたときは、すぐに金額を増やすのではなく、使い道を一緒に確認しましょう。必要な支出と自由に使うお金を分けて考えると、子どもも納得しやすくなります。家庭に合った金額とルールを決めれば、お小遣いは単なる支出ではなく、お金の管理を学ぶよいきっかけになるでしょう。
 

出典

富国生命保険相互会社 フコク生命 小学生のお小遣いの平均はいくら? 47都道府県別にランキングでご紹介
株式会社DeltaX 塾選 「中高生のお小遣い」についての調査(PR-TIMES)
株式会社DeltaX 塾選
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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