実家のガスメーター付近に「数字のような落書き」がありました。父は「子どものいたずら」と言いますが、放置しても問題ないのでしょうか? 空き巣マーキングの注意点を確認
しかし、その落書きが空き巣のマーキングだった場合、被害に遭えば現金や貴重品の盗難だけでなく、窓や鍵の修理費など思わぬ出費が発生する可能性があります。大切な資産と家族の安全を守るためにも、マーキングの危険性を正しく知っておくことが重要です。
本記事では、空き巣のマーキングとはどのようなものなのか、発見した場合の対応方法や防犯対策のポイントを解説します。
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ガスメーターの数字は空き巣のマーキング?
実家のガスメーターや門扉、郵便受けなどに、見慣れない数字やアルファベットの落書きを見つけたことはないでしょうか。「子どものいたずら」と見過ごしてしまいがちですが、これは空き巣などの犯罪グループが組織内で共有するために残した「マーキング」である可能性が高いです。
マーキングに書かれる数字や記号には意味があるとされています。例えば「8-20R」であれば「8時から20時は留守」、「W90」であれば「住人は90代の女性」といったように、住人のライフスタイルや家族構成、侵入しやすい時間帯が暗号化されているのです。
これらを放置すると、その家が「防犯意識の低い家」とみなされ、空き巣のターゲットとして本格的に狙われる危険性が高まります。実家の異変に気づいたら、いたずらだと決めつけずに、犯罪のサインとして警戒する必要があるでしょう。
実家が狙われるとお金の負担も甚大に
高齢の親が暮らす実家の場合、手元にまとまった現金を置いているケースも多く、被害額が大きく膨らむ傾向があります。
さらに、お金の被害は盗まれたものだけにとどまりません。侵入の際に破られた窓ガラスの交換費用、壊された鍵の交換費用といった「修繕費用」が突発的に発生する可能性があります。
また、精神的な負担から実家での生活が難しくなり、引っ越しや防犯リフォームなどを検討せざるを得なくなるケースも考えられます。その場合、被害額だけでなく関連費用も含めると、数十万円から数百万円規模の支出につながる可能性もあるでしょう。
費用を抑えて実家を守る3つの防犯対策
実家のガスメーター付近にマーキングを見つけたら、まずはスマートフォンなどで写真を撮って証拠を残した上で、除光液や洗剤を使ってすぐに消去するようにしましょう。「情報が使えなくなった」とマーキングした人にアピールすることが大切です。
その上で、再度狙われないための防犯対策を講じましょう。比較的費用を抑えながら取り組みやすい対策として、次の3つが挙げられます。
1つ目は、窓への「防犯フィルム」の貼り付けと「補助錠」の設置です。空き巣の多くは窓を割って侵入するとされているため、これを防ぐだけでも効果があるでしょう。
2つ目は、センサーライトや防犯砂利を設置することです。人が敷地内に入ると光や音で存在を知らせるため、不審者の侵入を抑止する効果が期待できます。比較的導入しやすく、費用対効果の高い防犯対策のひとつといえるでしょう。
3つ目は、ホームセキュリティの導入です。初期費用や毎月の月額料金はかかりますが、遠方に住む子どもにとっても、高齢の親が暮らす実家の安全を24時間体制で見守れるため、費用以上の安心感を得られる投資といえます。
実家の落書きは放置せずお金と安全を守る防犯対策を始めよう
ガスメーター付近にある数字などの落書きは、子どものいたずらではなく、空き巣が下見をした証拠であるマーキングの可能性が高いです。これを放置すると、大切な現金を失うだけでなく、窓や鍵の修理代といった予期せぬ大きな出費に見舞われるケースもあります。
実家に暮らす親の安全と、家族の大切な資産を守るためには、早期の発見と対策が欠かせません。マーキングを見つけたらスマートフォンなどで写真を撮って証拠を残した上で速やかに消去し、防犯フィルムの設置やホームセキュリティの検討など、できることから具体的な防犯対策を進めていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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