【こち亀】両さんが「メロい」「結婚したい」と連載50周年で“再評価”!?「公務員で年収600万円+板前の副業」で高収入とはいえ、いったいナゼ!? 両津勘吉の“意外な才能”
主人公の両津勘吉(以下両さん)は、お金にがめつい、すぐに騒ぎを起こすなどのイメージがありますが、近年では「メロい」「普通にハイスペック」「実は理想の結婚相手」などの声が増えています。
本記事では、こち亀の両さんはなぜ再評価されているのか、階級や年収、借金額などを解説します。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
こち亀とは
こち亀は、1976年から2016年まで「週間少年ジャンプ」で連載されていた漫画で、単行本は201巻が刊行されています。東京都葛飾区、亀有公園前派出所に勤める警察官の両さんを主人公に、周辺の人物とともに巻き起こす物語を描いているギャグ漫画です。
連載終了後も約1年に1回のペースで新作が作られており、今年2026年は連載開始50周年にあたり、50周年記念でアニメプロジェクトも始動しています。アニメ化もされており、昔見ていたという人も多いでしょう。
両さんの階級・年収
主人公の両さんの階級は、警視庁の巡査長です。年収は明らかにされていませんが、作中で後輩の中川が「600万円くらい」と言っているシーンがあります。また、年末のボーナスは82万5672円とも描かれています。
国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均年収は478万円のため、公務員である両さんは収入が高いと考えてよいでしょう。しかし、両さんはお金の管理能力が欠けており、浪費癖や計画性のなさも欠点です。
両さんの以外な才能
両さんは、作中でさまざまな才能を見せています。「浅草一郎」という名前ですし職人として働くエピソードもあり、プロ顔負けの腕前を披露しています。
すしを握るだけではなく、実際に自身でマグロを釣りに行き400万円のマグロを釣りあげたり、亀有商店街の復興、町内会費を黒字化したりと、お金に関することは頭が回り、何でも器用にこなします。
また、今回話題となったSNSでは、親戚の子どもにかわいいお弁当を作ったり、赤ん坊連れで海で器用に遊んだりする姿も描かれており、「かっこいい」「優秀すぎる」のように子どもに対する優しさや細やかな気遣いを評価する声も目立ちました。
さまざまな知識があるうえに、人情に厚く面倒見がよい両さんを「意外と理想の結婚相手」と評価するファンもいます。
両さんは前記のようにマグロ漁だけでなく商品開発やネットビジネスなど多くの副業や事業に挑戦しており、一時的に多額の利益を得ることもあります。ただし、調子に乗って全部吹き飛ぶ展開が描かれており、作中ではお金に困っているイメージがあるでしょう。
「公務員が副業をしてよいのか」などのツッコミどころもありますが、両さんの人間力が愛されているからこそ、昭和にはじまった漫画が今でも楽しめるのでしょう。
再評価されているのはなぜ?
両さんが再評価されているのは、なぜなのでしょうか。再評価される理由はさまざまですが、以下のようなことがあげられます。
・コミュニケーション能力が高い
・公務員として安定した収入がある
・多方面に知識や技術がある
・商売のセンスがある
・子どもや高齢者に優しい
普段は乱暴な言動が目立つものの、困っている人を放っておけない一面があります。親戚の幼い子どものために、カロリーを考えた弁当を作るなど「実は家庭力が高い」面も両さんの魅力です。
よい面だけではなく、「トラブルメーカー」「借金まみれ」といったイメージもあります。ビジネスの失敗や世界遺産を吹き飛ばすなどの結果、総額1663兆円以上の借金がある設定です。
破天荒で人間味あふれる両さんは、今も愛され続けています。「ハイスペック」「理想の結婚相手」と再評価されていますが、どんな環境でも生きていける才能こそが、現代人にとっては魅力的に映っているからなのではないでしょうか。
まとめ
こち亀の両さんが「メロい」「かっこいい」とSNSで再評価されている投稿を取り上げましたが、改めて見ても魅力的なキャラクターです。トラブルを引き起こす印象が強い一方で、コミュニケーション能力が高く良く気が付き、子どもや高齢者に優しいのは両さんの魅力です。
どんな状況でも生き抜けそうな生活力、人間力があるため、今になって再評価されているのではないでしょうか。詳細は未定となっていますが、またテレビでこち亀を見られるのが楽しみで仕方ありません。
出典
国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査
執筆者 : 藤岡豊
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

