コンビニ駐車場で「前向き駐車のお願い」を発見! 出庫時が怖いですが「無視すると罰金」の可能性もありますか? 危ないのに、なぜ“後向き駐車”はダメなんですか? 駐車場のマナーを確認

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コンビニ駐車場で「前向き駐車のお願い」を発見! 出庫時が怖いですが「無視すると罰金」の可能性もありますか? 危ないのに、なぜ“後向き駐車”はダメなんですか? 駐車場のマナーを確認
コンビニやスーパーの駐車場で、「前向き駐車にご協力ください」という掲示を見たことがある人は多いでしょう。うっかり後ろ向きで駐車してしまった場合、「罰金を取られるの?」「法律違反になるの?」と不安になることもあるかもしれません。
 
本記事では、前向き駐車の意味や求められる理由、罰金との関係、そして実際に前向き駐車を行う際のコツについて解説します。
三浦大幸

2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など

前向き駐車とは?

前向き駐車とは、車の前方を駐車スペースの奥側に向けて止める方法です。一般的に、建物や隣接地の方向へ車の前方を向けて駐車することを指します。
 
コンビニの駐車場では、建物や隣接する住宅などに車の前方を向けるよう求められるケースが少なくありません。掲示には、「前向き駐車にご協力ください」「後向き駐車はご遠慮ください」といった表現が使われます。
 

なぜ前向き駐車が求められるの?

前向き駐車が求められる理由の1つは、排気ガス対策です。多くの乗用車はマフラーが車両後方にあるため、後ろ向きに駐車すると、エンジン始動時やアイドリング時の排気が店舗や歩行者、あるいは隣接住宅側へ直接向かいやすくなります。
 
また、騒音トラブルの防止も理由として挙げられます。早朝や深夜のコンビニでは、エンジン音やマフラー音が周囲の住宅に響きやすく、苦情につながる可能性があります。
 
これらの理由から、店舗側は近隣への配慮として前向き駐車をお願いしているのです。
 

「罰金」はコンビニが科せられるわけではない

ここで注意したいのが、「罰金」という言葉です。罰金は本来、刑事罰として裁判所が科すものです。コンビニの掲示を守らなかっただけで、店舗がその場で法的な罰金を徴収できるわけではありません。
 
そのため、「前向き駐車をしなかったら罰金を取られる」と考えるのは正確ではありません。
 

法律問題とは別に、マナー面では注意したい

前向き駐車の掲示は、法律上の義務というより、周囲への配慮を求めるお願いと考えるのが実態に近いでしょう。特に住宅に隣接したコンビニでは、深夜や早朝の排気ガスや騒音が近隣トラブルの原因になることがあります。
 
利用者一人ひとりからすると短時間の駐車でも、同じことが何度も繰り返されれば周辺住民にとっては大きな負担になる可能性があります。
 

前向き駐車をするときのコツ

前向き駐車は、車の前方から駐車スペースへ進入する駐車方法です。バック駐車に慣れている人の中には、かえって難しく感じる人もいるかもしれません。
 
前向き駐車のコツは、駐車スペースに対して大きく回り込むように進入することです。早くハンドルを切りすぎると、後輪が内側を通る内輪差の影響で車体が斜めになったり、となりの車との距離が近くなったりする場合があります。
 
また、前向き駐車ではフロント側の距離感がつかみにくいという人もいます。車止めや壁との距離を確認しながら、ゆっくり進むことが大切です。無理に一度で入れようとせず、必要に応じて切り返しを行うことで安全に駐車しやすくなります。
 

まとめ

コンビニなどの駐車場で見かける「前向き駐車にご協力ください」という掲示を守らなかったからといって、店舗から法律上の罰金を科されるわけではありません。前向き駐車が求められる背景には、排気ガスや騒音による近隣トラブルを防ぎたいという理由があります。
 
法律上の義務ではなくても、駐車場は多くの人が利用する共有空間です。掲示がある場合は、できる範囲で前向き駐車に協力することが、周囲への思いやりにつながるでしょう。
 
執筆者 : 三浦大幸
2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など

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