高校生の娘に「月5000円じゃ足りない! 東京の友達は“1万円”だよ」と言われ困惑…。もしかして都市部と地方では、お小遣いにも「地域差」があるのでしょうか? 高校生のリアルな“お小遣い相場”とは?

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高校生の娘に「月5000円じゃ足りない! 東京の友達は“1万円”だよ」と言われ困惑…。もしかして都市部と地方では、お小遣いにも「地域差」があるのでしょうか? 高校生のリアルな“お小遣い相場”とは?
高校生の娘に月5,000円のお小遣いを渡している一方、東京の友人は月1万円もらっていると聞くと、「うちは少ないのでは」と心配になるかもしれません。
 
お小遣いには、家庭の考え方だけでなく、地域の物価、交通費、交友関係、学校帰りに使うお金の多さなどが影響します。都市部では外食やカフェ、交通費がかかりやすく、金額が高くなることもあります。
 
ただし、平均や友人の金額だけで決める必要はありません。大切なのは、何に使うお金なのかを親子で話し合うことです。
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高校生のお小遣いは月5000円前後が一つの目安

高校生のお小遣いは、家庭によってかなり差があります。リクルートのスタディサプリ進路が行った「お小遣い実態調査2025」では、高校生が1か月にもらっているお小遣いの平均金額は5,415円、中央値は5000円ちょうどとされています。この数字を見ると、月5000円は決して少なすぎる金額とはいえません。
 
ただし、平均はあくまで目安です。月3000円の家庭もあれば、1万円以上渡している家庭もあります。お小遣いに含める範囲も家庭によって違います。友人との飲食代だけなのか、文房具、交通費、服、スマホ代、部活の飲み物代まで含めるのかで、必要額は大きく変わります。
 
たとえば、月5000円でも、昼食代や交通費は親が別に出しているなら十分な場合があります。一方で、学校帰りの軽食、文房具、友人との外出費まで自分で払うなら、足りないと感じることもあるでしょう。
 
同調査によれば、子供のお小遣いの使い道を「ざっと把握している」と答えた保護者は42.9%、「よく把握している」が9.7%でした。まずは、娘さんが月5000円を何に使っているのかを確認してみるのもよいでしょう。把握の方法として、レシートや電子マネー履歴を確認する方法もありますが、89%が「子どもとの会話」と答えています。
 
足りない理由が交際費なのか、必要な学用品なのかで、対応は変わります。平均や友人の金額より、自分の家庭でどこまで親が負担するかを明確にすることが大切です。
 

都市部では交際費や交通費が高くなりやすい

お小遣いには地域差が出ることがあります。東京などの都市部では、学校帰りに友人とカフェへ行く、電車で遊びに行く、映画やイベントに参加するなど、お金を使う機会が多くなりやすいです。飲食店の価格も地方より高いことがあります。
 
一方、地方では車での送迎が多かったり、学校帰りに立ち寄る場所が少なかったりするため、日常的な交際費が抑えられる場合があります。そのため、都市部の友人が月1万円もらっているからといって、地方在住の家庭も同じ金額にする必要はありません。
 
ただし、地方でも交通費や部活動費がかかる場合があります。バスや電車の本数が少なく、移動にお金がかかる地域もあります。コンビニや自動販売機で飲み物を買う機会が多い部活なら、毎日の小さな出費が積み重なることもあります。
 
地域差というより、「生活圏でお金を使う場面がどれくらいあるか」が重要です。娘さんの学校生活や友人付き合いの実態を聞き、必要な支出と遊びの支出を分けて考えましょう。必要なものまで我慢させる必要はありませんが、友人に合わせて無制限に増やす必要もありません。
 

金額を増やすなら使い道とルールを決める

娘さんが月5000円では足りないと言う場合、すぐに1万円へ増やすのではなく、まず使い道を整理しましょう。1か月分の支出をざっくり書き出してもらうと、何にお金がかかっているか分かります。
 
たとえば、友人との飲食代が多いなら、月に何回まで親が認めるのかを話し合えます。文房具や参考書など学業に必要なものが多いなら、お小遣いとは別に親が負担する方法もあります。部活の飲み物代がかかるなら、水筒を持たせる、まとめ買いするなどの工夫もできます。
 
お小遣いを増やす場合は、条件を決めるとよいでしょう。たとえば、月5000円から7000円に増やす代わりに、追加分は友人との外出費に使う、足りなくなっても前借りはしない、使い道を簡単に記録する、といったルールです。
 
高校生のうちは、お金の管理を学ぶ大事な時期です。少なすぎると友人付き合いで困ることがありますが、多すぎると計画せず使う習慣がつくこともあります。親がすべて管理するのではなく、本人に予算を考えさせることが、将来の金銭感覚につながります。
 

まとめ

高校生のお小遣いは、月5000円前後が一つの目安です。調査でも平均は5000円台となっており、地方在住の家庭で月5000円を渡していることが、特別に少ないとはいえません。
 
ただし、東京など都市部では、交際費や交通費、外食費が高くなりやすく、月1万円をもらう家庭もあります。お小遣いには地域差もありますが、それ以上に、何をお小遣いで払うかによって必要額が変わります。
 
友人の金額に合わせるのではなく、娘さんの使い道を確認し、必要な支出と遊びの支出を分けて考えましょう。増額する場合も、使い道や前借りのルールを決めると安心です。お小遣いは単なる出費ではなく、お金の使い方を学ぶ練習として活用できます。
 

出典

株式会社リクルート スタディサプリ進路 高校生のお小遣い調査2025【高校生なう】
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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