「現金なら使いすぎない」vs「キャッシュレスならポイントが貯まる」どちらが本当に節約につながる? 見落としがちな家計管理の注意点とは

配信日:
この記事は約 3 分で読めます。
「現金なら使いすぎない」vs「キャッシュレスならポイントが貯まる」どちらが本当に節約につながる? 見落としがちな家計管理の注意点とは
買い物の支払い方法については、現金派とキャッシュレス派で意見が分かれることがあります。現金は使いすぎを防ぎやすいといわれる一方、キャッシュレスはポイント還元や利便性が魅力です。
 
では、本当に節約につながるのはどちらなのでしょうか。実は、家計への影響は支払い方法そのものだけで決まるわけではありません。
 
今回は、現金とキャッシュレスそれぞれの特徴や、節約につながる家計管理のポイントについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

「現金なら使いすぎない」「キャッシュレスならお得」 支払い方法で意見が分かれる理由

買い物の支払い方法について、現金派が「手元のお金が物理的に減ることで支出を管理しやすく、使いすぎを防げる」と感じる一方で、キャッシュレス派は「ポイント還元や支払いの利便性を重視する」傾向があるようです。
 
なお、経済産業省が発表したデータによると、2025年のキャッシュレス決済比率は58%となっています。また、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社の調査でもキャッシュレス派の割合は71%、そのうち60代以上ではおよそ75%に達するなど、キャッシュレス決済の利用は広がりを見せています。
 
ただし現金とキャッシュレスにはそれぞれ異なるメリットがあります。「支払い手段だけで節約効果が決まるわけではない」という点に、留意が必要です。
 

本当にお得なのはどちら? 現金とキャッシュレスそれぞれの特徴を比較

どのような部分にメリットを感じるのか、現金派とキャッシュレス派では意見が分かれます。それぞれの特徴を整理しました。
 
・現金
財布の中身を確認しながら支払うため、常に予算を意識できるのが特徴です。使った金額を把握しやすく、支出を抑えやすいと感じる人もいるでしょう。ただし、ポイント還元などの恩恵は受けにくい面があります。
 
・キャッシュレス
ポイント還元を受けられることや、会計をスムーズに済ませられる点がメリットです。また、Web版の利用明細や家計簿アプリを使えば支出が一目で分かるため、家計を管理しやすくなります。一方でお金を使った実感が薄れやすくなり、気付かないうちに使いすぎてしまう可能性があるでしょう。
 
どちらにもメリット・デメリットがあり、現金派のように実際のお金のほうが管理しやすい人もいれば、キャッシュレス派のように数値データのほうが支出を把握しやすい人もいるでしょう。どちらが優れているというよりも、ストレスなく節約できる、あるいは無駄遣いを防げる管理方法を選ぶのがよさそうです。
 

見落としがちな家計管理の注意点|節約につながるのは支払い方法より管理方法

家計管理では、まず収入と支出を把握することが基本です。いくら現金払いでも、無計画にお金を使えば家計を圧迫しますし、事前に予算を決めておけば、キャッシュレス決済でもやりくりしやすくなるでしょう。
 
また日々の買い物だけでなく、サブスクリプションサービスなどの固定費を見直すと、数ヶ月単位で節約効果が得られます。特にキャッシュレス決済を利用する場合は、利用明細や通知機能で支出を確認する習慣をつけると、使いすぎ防止に役立ちます。
 
節約につながるかどうかは支払う手段ではなく、自分に合った方法で家計管理を継続できるかどうかによって変わるといえます。
 

まとめ

現金は支出を実感しやすく予算管理に向いている一方で、キャッシュレスはポイント還元や利便性に魅力があります。しかし、一方だけが必ず節約につながるとはいえません。大切なのは、収入と支出を把握し、自分に合った方法で家計管理を継続することです。
 
皆さんは、現金派とキャッシュレス派のどちらでしょうか? また、その方法で家計管理はできていますか? 一度振り返ってみることで、自分に合った節約方法が見えてくるかもしれません。
 

出典

経済産業省 2025年のキャッシュレス決済比率を算出しました
ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(Visa) 【Visa調査|キャッシュレス派VS現金派の実態】キャッシュレス派の現実は? 60代以上では8割に接近!四国地方に更なるキャッシュレス化の潜在力ありか 生活防衛・タイパの意識が高いキャッシュレス派、両者で異なる節約方法
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu

LINE