新幹線で「3人席の真ん中」に“荷物”を置く夫婦を目撃! 指定席で「チケット代」を払っていればアリなんですか? 高速バスは“相席ブロック対策”でキャンセルポリシー見直しに!? 相次ぐマナー違反とは

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新幹線で「3人席の真ん中」に“荷物”を置く夫婦を目撃! 指定席で「チケット代」を払っていればアリなんですか? 高速バスは“相席ブロック対策”でキャンセルポリシー見直しに!? 相次ぐマナー違反とは
最近SNSなどで、新幹線の座席でのマナーが話題になっています。特に、自分の席の周りに荷物を置いてスペースを占領するなどの行動には不快感を覚える人もいるでしょう。
 
そこで本記事では、大きな荷物の収納場所に関する公式のルールや、指定席であれば掲題のような行動は問題ないのか、実際に座席の囲い込み対策としてキャンセルポリシーが見直された事例などを紹介します。
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3人掛け自由席で「真ん中に荷物を置く」のはマナー上問題になる可能性も

東海道・山陽・九州・西九州新幹線では、荷物を置く場所として座席は提供されていません。また、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)では、大型荷物は荷物置場や収納スペース付きの座席の利用を案内しています。このことから、座席はあくまで乗客が座るための設備であって、荷物を置くことは想定されていないことがうかがえるでしょう。
 
ほかにも、JR東海は施設内の禁止行為として「ほかの旅客の迷惑になるおそれのある行為」を挙げています。自由席は、利用者の誰もが着席できる共有スペースです。そのため、混雑時に座席に荷物を置くことはほかの利用客の座席利用を妨げる行為となり、周囲への配慮を欠いた利用と受け取られる可能性が高いでしょう。
 

指定席では「特大荷物スペース」等の利用が原則

指定席では、大型の荷物を持ち運ぶ際に、収納スペース付きの座席が利用できる場合があります。
 
JR東海では、三辺の合計が160センチメートル超250センチメートル以内の「特大荷物」を持ち込む際に、事前に予約することで、利用者専用の共有荷物置き場が使える「特大荷物スペース付き座席」の利用が案内されています。
 
また、三辺の合計が160センチメートル以下の荷物(手荷物やスーツケース等)については、荷物棚や足元のスペースに収納するよう案内がされています。このように、指定席を利用する場合でも荷物の大きさに合わせた収納場所を利用することが求められています。
 
掲題のように、3人席の中央に荷物を置きたい場合には、その座席についても指定席券の購入が必要になるでしょう。しかし、このような行動は、たとえ荷物分の指定席券を購入していたとしても、周囲への配慮を欠いたマナー違反行為として受け取られる可能性があります。
 

高速バスでは「相席ブロック問題」で改定された例も

高速バス業界では、実際に手数料が改定された事例があります。
 
一部の高速バス利用者による、隣を空席にするために複数席を同時に予約し、利用する座席以外をキャンセルする「相席ブロック」と呼ばれる行為が問題視されました。
 
相席ブロックは、ほかの利用者にとって迷惑なだけでなく、本来事業者が座席販売で得るはずだった利益を削ってしまうため、事業者の収益悪化の要因にもなっていました。
 
また、キャンセル料やキャンセルポリシーの見直しを行う事業者もあります。実際に、西日本JRバス株式会社や富士急バス株式会社では、乗車日直前のキャンセル手数料の増額などの価格改定が実施されました。
 
このように、利用者による座席の独占などが横行すると、本来の利用者の妨げになるほか、運営会社の負担増加の原因にもなり得ます。その結果、運営会社は料金体系の見直しなどをせざるを得なくなり、最終的に利用者に負担がかかる恐れがあります。
 
そのため、掲題のような行為はチケット代を払っていても問題がないとは断言できません。むしろ、先の事例のことを考えると、利用客や運営側への配慮が必要といえるでしょう。
 

まとめ

掲題のように新幹線で3人席の間に荷物を置く行為は、自由席でも指定席でもマナーのいい行為とはいえないでしょう。
 
一部利用者による配慮を欠いた行動が広がった結果、企業側が対応を迫られ、利用者のコストが上昇する可能性もあります。この先、自分が快適に新幹線を利用するためにも、周囲への配慮を忘れずにマナーを守って乗車することが大切です。
 

出典

東海旅客鉄道株式会社(JR東海)
東海旅客鉄道株式会社 荷物に関するご案内
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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