格安SIMにすると年間いくら安くなりますか? お昼の通信速度が遅くなるとか、リアルなデメリットも知りたいです。
特に、お昼の時間帯に通信が遅くなるという話を聞くと、乗り換えて大丈夫なのか迷うでしょう。本記事では、格安SIMにした場合の節約額の目安と、使ってから気づきやすいリアルなデメリットを解説します。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
格安SIMにすると年間でいくら安くなる?
格安SIMにすると、年間で2~4万円ほどスマホ代を抑えられる可能性があります。どれくらい安くなるかは、今の契約内容や毎月使うデータ量によって変わります。
例えば、現在のスマホ代が月5000円だとします。月3GB前後で足りる人が、月2000円台の格安SIMに乗り換えた場合、毎月の差額は約3000円となり、1年間では約3万6000円の節約になります。
実際に、低容量プランでは月1000円前後から使えるサービスがあります。例えばLINEMOは、3GB以下の利用時に月額990円で、povo2.0もデータ追加3GB・30日間のトッピングを990円で利用できます。また、IIJmioなどのMVNOにも、低容量向けの料金プランがあります。
※料金はいずれも税込みで、キャンペーンや通話料、端末代、オプション料金は含めていません。
ただし、今のスマホ代がすでに安い人は、節約額が小さくなることもあります。一方、家族でまとめて乗り換える場合は、節約効果が大きくなりやすいでしょう。まずは現在の請求額とデータ使用量を確認し、同じ使い方でいくら下がるかを比べることが大切です。
格安SIMでお昼の通信速度が遅くなるのはなぜ?
格安SIMのデメリットとしてよく挙がるのが、通信速度の不安定さです。特に平日の12時台は、昼休みに多くの人が一斉にスマホを使うため、通信が混み合いやすい時間帯です。その結果、普段よりサイトの表示が遅くなったり、動画の読み込みに時間がかかったりすることもあります。
こうした速度低下が起こりやすい背景には、格安SIMを提供するMVNOの仕組みが関係しています。MVNOは、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しています。そのため、利用者が集中する時間帯には、事業者によって速度に差が出やすくなるのです。
お昼に速度が落ちると、画像の多いサイトの表示に時間がかかり、動画は途中で止まることがあります。QRコード決済や地図アプリは使えるケースが多いものの、地下街や混雑した駅では反応が遅く感じるかもしれません。
特に、支払いを急いでいるときや、すぐに経路を調べたいときは、通信の遅さがストレスになることがあります。
ただし、すべての格安SIMが常に遅いわけではありません。サブブランドやオンライン専用プランは、一般的なMVNOより速度が安定しやすい傾向があります。昼休みにスマホをよく使う人は、月額料金だけで比べるのではなく、利用者の口コミや速度比較サイトなどで昼や夕方の実測速度も確認しておくと安心です。
格安SIMに向いている人と後悔しやすい人
格安SIMに向いているのは、毎月の通信量が少なく、スマホ代を下げたい人です。自宅や職場でWi-Fiを使える人、動画を長時間見ない人、店舗サポートをあまり使わない人の場合、乗り換え後の満足度は高くなりやすいでしょう。
一方で、外出先で動画をよく見る人や、昼休みにスマホを快適に使いたい人は注意が必要です。また、仕事でテザリングを使う人も、安さだけで選ぶと不便を感じることがあります。
テザリングとは、スマホの通信を使ってパソコンなどをインターネットにつなぐ機能です。外出先で資料を送ったり、オンライン会議に参加したりする場合、通信が不安定だと作業が止まってしまうこともあるため、速度の安定性も確認しておきましょう。
また、格安SIMは、申し込みから初期設定までをオンラインで行うことが多く、乗り換え後はSIMカードの入れ替えやAPN設定という初期設定が必要な場合もあります。APN設定とは、スマホを契約した通信会社の回線につなぐための設定のことです。
画面の案内どおりに進めれば対応できることが多いものの、スマホ操作に不安がある人にとっては負担に感じるかもしれません。その場合は、店舗サポートを受けられる会社を選んでおくと安心です。後悔を避けるには、いきなり最安プランに飛びつかないことが大切です。まずは現在のデータ使用量を確認し、必要な容量を決めましょう。
そのうえで、料金、速度、サポート、通話オプションを比べると、自分に合うプランを選びやすくなります。
格安SIMは節約額と使い方のバランスで選ぼう
格安SIMにすると、年間で2~4万円ほどスマホ代を抑えられる可能性があります。ただし、お昼や夕方に通信速度が落ちやすいことや、店舗サポートが少ないこと、初期設定を自分で行う場合があることは事前に知っておきたい点です。
毎月のデータ使用量が少なく、Wi-Fiをよく使う人であれば、格安SIMに乗り換えても不便を感じにくく、無理なくスマホ代を下げやすいでしょう。
一方で、速度を重視する人は、料金の安さだけで判断せず、サブブランドやオンライン専用プランも候補に入れると選択肢が広がります。節約額と使いやすさの両方を比べながら、自分に合う格安SIMを選びましょう。
出典
ソフトバンク株式会社 LINEMO
KDDI株式会社 Povo
株式会社インターネットイニシアティブ IIJmio
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

