撮り鉄の友人が「入場券を買えばホームで自由に撮影できる」と言っています。三脚を立てたり長時間滞在したりしても問題ないのでしょうか? 駅利用のルールを確認

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撮り鉄の友人が「入場券を買えばホームで自由に撮影できる」と言っています。三脚を立てたり長時間滞在したりしても問題ないのでしょうか? 駅利用のルールを確認
鉄道写真を撮るために入場券を買えば、ホームで自由に撮影できると思っている人もいるかもしれません。確かに、入場券を買えば列車に乗らずに駅構内へ入ることはできます。しかし、入場券はホームを自由に占有したり、長時間撮影したりする権利を与えるものではありません。
 
鉄道会社は、安全確保や他の利用者への迷惑防止のため、撮影マナーを定めています。特に、三脚や脚立の使用、点字ブロック上での立ち止まり、ホーム端から身を乗り出す行為は危険です。
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入場券は駅構内に入る券であり撮影許可証ではない

入場券は、見送りや出迎えなどのために駅構内へ入るための券です。列車に乗るための券ではなく、駅構内で何をしてもよいという許可証でもありません。JR東日本では、入場券の使用時間は発売時刻から2時間以内で、入場券では列車に乗車できないと案内しています。
 
そのため、撮影目的で入場券を買ったとしても、ホームでの行動は駅のルールや係員の指示に従う必要があります。撮影そのものが一律に禁止されていない駅でも、安全や混雑状況によって制限されることがあります。
 
特にホームは、列車を利用する人が乗り降りする場所です。写真を撮る人が通路をふさいだり、長時間同じ場所に立ち続けたりすると、他の利用者の迷惑になります。撮影者にとっては大事な1枚でも、通勤客や旅行客にとっては通行の妨げになることがあります。
 
また、入場券には時間制限があるため、長時間滞在すると追加の入場料金が必要になる場合があります。撮影に夢中になって時間を超えないよう、入場時刻を確認しておきましょう。
 

ホームでの三脚や脚立の使用は危険行為として注意される

ホームでの三脚や脚立の使用は、特に注意が必要です。JR東日本は、駅ホーム上で三脚や脚立、踏み台などを使用して撮影・録音する行為をやめるよう呼びかけています。
 
また、点字ブロックでの立ち止まりや荷物を置いての撮影、ホーム柵やホームドアの外側に乗り出す行為、フラッシュや照明を使って運行中の列車を撮影する行為も危険行為として挙げています。
 
三脚は足元の通行を妨げ、他の利用者がつまずく原因になります。脚立や踏み台は転倒の危険があり、ホーム上では非常に危険です。点字ブロック上に立ったり荷物を置いたりすると、目の不自由な人の移動を妨げます。
 
また、ホーム端から身を乗り出すと、列車と接触するおそれがあります。列車の運転士が危険を感じて非常停止することになれば、多くの利用者に影響します。線路内や立ち入り禁止区域に入る行為は、鉄道営業法などの罰則対象になる可能性もあります。
 
撮影したい場合でも、手持ちで短時間にとどめ、周囲の通行を妨げない場所を選びましょう。駅員さんから注意されたら、すぐに従うことが必要です。
 

撮影目的なら事前にルールと混雑状況を確認する

鉄道写真を撮りたい場合は、事前に駅や鉄道会社のルールを確認しましょう。特別な列車やイベント列車が来る日は、撮影者が集中し、ホームが混雑することがあります。そのような場合、駅側が撮影場所を制限したり、入場を制限したりすることがあります。
 
他の利用者の顔が写り込む写真にも注意が必要です。無断で他の利用者や係員を撮影し、インターネットに投稿すると、プライバシーや肖像権の問題になることがあります。JR東日本も、無断で他のお客さまや係員を撮影・録音する行為をやめるよう求めています。
 
また、大きな声で仲間と場所取りをする、罵声を浴びせる、荷物を広げる、ホーム上を走るといった行為は、鉄道ファン全体の印象を悪くします。撮影したい人だけでなく、駅を使う人全員が安全に過ごせることを優先しましょう。
 
JR東日本が運営するJRE MALL チケットでは、「【撮り鉄入門】マナー・楽しみ方・必須アイテムを徹底解説!」と題したページで、撮影時のマナーや楽しみ方を紹介しています。初めて鉄道撮影をする人は、こうした情報も参考にするとよいでしょう。
 
撮影のために長く滞在したい場合や商業目的の撮影をしたい場合は、鉄道会社へ事前に確認する必要があります。
 

まとめ

入場券を買えば駅構内へ入ることはできますが、ホームで自由に撮影できる権利があるわけではありません。入場券は撮影許可証ではなく、駅の安全ルールや係員の指示に従う必要があります。
 
特に、ホーム上で三脚や脚立を使う、点字ブロック上で立ち止まる、ホーム端から身を乗り出す、フラッシュを使う、長時間場所取りをする行為は危険です。鉄道会社も、こうした撮影行為をやめるよう呼びかけています。
 
鉄道撮影を楽しむなら、手持ちで短時間にとどめ、通行の妨げにならない場所を選びましょう。駅員さんから注意されたら従うことが大切です。安全とマナーを守ることが、鉄道を撮る楽しみを長く続けるための前提になります。
 

出典

JR東日本 当社施設内等における撮影マナーに関するお願い
JR東日本 入場券
JR東日本 旅客営業規則>第2編 旅客営業 -第8章 入場券(第294条~第295条)
JR東日本 旅客営業規則>第2編 旅客営業 -第8章 入場券(第296条~第301条)
JRE MALL チケット 【撮り鉄入門】マナー・楽しみ方・必須アイテムを徹底解説!
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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