英語圏で子どもを育てたくて「海外移住」を検討中。航空券・ビザ・住居費で初月からいくら必要? 見落としやすい初期費用とは?
しかし、移住では毎月の生活費だけでなく、渡航前後にまとまった初期費用が必要です。航空券やビザ代は想像しやすい一方で、住居契約や家具の購入費など、見落としやすい支出も少なくありません。
この記事では、英語圏への海外移住で初月に必要となる主な費用や、予算を立てる際に注意したいポイントを分かりやすく解説します。
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海外移住で初月に必要な費用はどれくらい?
海外移住の初期費用は、渡航先や家族構成によって大きく変わりますが、英語圏への家族移住では100万~300万円程度がひとつの目安とされています。カナダやオーストラリア、ニュージーランドなど人気の移住先では、物価や住宅費が高いため、想定以上の資金が必要になるケースもあります。
初月に必要となる主な費用には、次のようなものがあります。
・家族全員分の航空券
・ビザ申請費用
・現地での住居契約費(敷金・保証金など)
・当面の家賃
・家具・家電の購入費
・生活用品の購入費
・海外旅行保険や医療保険の費用 など
例えば、日本からカナダやオーストラリアへの航空券は、時期によって変動しますが、1人あたり10万~20万円程度になることがあります。4人家族であれば、航空券だけで40万~80万円程度を見込んでおく必要があるでしょう。さらに、ビザ申請費用や各種手数料も必要になるため、渡航前だけでもまとまった出費になります。
航空券・ビザ・住居費以外にも見落としやすい初期費用がある
移住準備では航空券や住居費に目が向きがちですが、実際には細かな支出が積み重なります。
特に大きな負担になりやすいのが、住居契約時に必要な保証金です。国や地域によって異なりますが、海外では家賃1~2ヶ月分程度のデポジット(保証金)を求められたり、前家賃を支払ったりするケースがあります。そのため、入居時に家賃数ヶ月分をまとめて支払うこともあります。
また、日本から家具をすべて持ち込まない場合は、ベッドやテーブル、冷蔵庫、調理器具などを現地で購入する必要があります。最低限の生活用品をそろえるだけでも数十万円かかることがあります。
さらに、次のような費用も忘れがちです。
・国際引っ越し費用
・携帯電話やインターネット契約費
・現地銀行口座の開設に伴う費用
・自動車購入やレンタカー代
・子どもの学校用品や制服代
・一時滞在用ホテル代 など
子どもが現地校へ通う場合、公立学校でも教材費や制服代、スクールバス代などが必要になる地域があります。教育費は国や自治体によって制度が異なるため、移住前に確認しておくことが大切です。
資金不足を防ぐために生活費も含めて準備しよう
初期費用だけを準備して移住すると、仕事が決まるまでの生活費が不足する可能性があります。
現地で就職を予定していても、仕事探しに数ヶ月かかることは珍しくありません。また、配偶者の就労条件がビザによって制限される場合もあるため、収入が安定するまでの期間を想定しておく必要があります。
一般的には、初期費用とは別に3~6ヶ月分の生活費を準備しておくと安心とされています。
また、近年は円安の影響もあり、日本円だけで資金計画を立てると、想定より現地で使える金額が少なくなることがあります。為替レートによって必要資金は変動するため、余裕を持った予算設定を心掛けましょう。
さらに、病気やけがなど予想外の出来事に備え、緊急予備資金も確保しておくことが大切です。特に医療費が高額になりやすい国では、保険の補償内容も十分確認してから渡航すると安心です。
まとめ
子どもを英語圏で育てるための海外移住では、航空券やビザ代だけでなく、住居契約費や家具購入費、生活用品、教育関連費用など、さまざまな初期費用が発生します。家族で移住する場合は、初月だけでも100万~300万円程度の資金が必要になるケースも珍しくありません。
また、初期費用だけではなく、仕事が安定するまでの生活費や、万が一に備えた予備資金も含めて資金計画を立てることが重要です。事前に必要な費用を一つひとつ整理しておけば、「思ったよりお金がかかった」という事態を防ぎやすくなります。
海外移住は大きな決断ですが、十分な準備をしておけば、新しい環境で安心して子育てをスタートできるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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