小学生の息子の同級生はみんな習い事を「2つ以上」しているらしく、「僕だけ1つ」と落ち込んでいます…。年収「450万円」では限界なのですが、他の家庭はもっと教育費に余裕があるのでしょうか?
しかし、習い事は数や金額だけが全てではありません。本記事では、習い事を継続するための家計管理の考え方と、家庭に合った習い事を選ぶポイントについて解説します。
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目次
習い事の掛け持ちは当たり前? アンケート結果が示す小学生の習い事の現実
子どもから「友だちはみんな2つ以上習い事をしている」と聞くと、それが一般的なのではないかと感じることもあるかもしれません。実際には、どの程度の家庭が複数の習い事をしているのでしょうか。
株式会社ベネッセコーポレーションが公表しているアンケート調査の結果によると、有料の習い事をしている小学生のうち、習い事が1つのみの家庭は45.2%、一方で2つ以上を掛け持ちしている家庭は半数を超えています。
しかし、この結果だけをもって、習い事の数が多いほどよいとはいえません。近年の習い事は保護者世代と比較して多様化しており、特定の習い事に人気が集中するのではなく、子どもの興味や関心に応じて分散している様子がうかがえます。
つまり、周囲の家庭と比較するのではなく、子どもの意欲や個性に合わせて習い事を選ぶことが大切だと考えられます。
年収450万円で考える! 世帯年収の5%という予算の目安
子どもの習い事予算は世帯年収の5%程度に抑えることが理想であるとされています。仮に世帯年収が450万円であれば、その5%は22万5000円です。これを12ヶ月で割ると、1ヶ月あたりの習い事予算は約1万8750円という計算になります。
もちろん、これはあくまでひとつの目安です。もし子どもが2人以上いる場合は、この予算を人数分で分ける必要があります。複数の習い事をしている家庭でも、必ずしも経済的な余裕があるとは限りません。
家計とのバランスを見ながら、支出を工夫している家庭も少なくありません。習い事の費用だけでなく、将来的に必要となる進学費用なども考慮し、トータルで計画を立てることが重要です。
月謝以外に必要となる追加費用を把握し、家計への負担を防ぐ
習い事におけるお金の悩みで最も注意すべきは、月謝以外の追加費用です。習い事には月謝以外にもさまざまな諸費用がかかることを認識しておきましょう。
例えば、スポーツ系であれば用具代として年間1万円から5万円程度、音楽系であれば発表会の衣装代や参加費として1回あたり1万円から5万円程度、学習系であれば模試や検定料として3000円から1万円程度が発生するケースもあります。
これらの出費を考慮せず、月謝の金額だけで習い事を選んでしまうと、家計のバランスが崩れ、将来のための貯蓄が不足してしまうリスクがあります。また、送迎の負担が増えすぎて親の余裕がなくなったり、旅行などの家族イベントに使えるお金が削られたりすることで、結果的に生活の質が低下しては本末転倒です。
まずは月謝以外のコストも正確に把握し、無理のない範囲で継続できるかどうかを検討することが大切です。オンラインレッスンを利用したり、中古の教材や用品を活用したりするなど、工夫次第で費用を抑えながら子どもの意欲を支える方法もあります。
まとめ
習い事の本質は、数や金額で競うことではなく、子ども自身が興味を持って取り組む過程にあります。習い事では、技術や知識の習得だけでなく、集中力や目標に向かって努力する姿勢、協調性などを身に付けるきっかけになることもあります。
大切なのは、他人の家庭の状況と比較して落ち込むことではなく、わが子の興味や関心に目を向け、家庭の経済状況の中で無理なく続けられる環境を整えてあげることです。周囲の意見に流されることなく、ご自身の家庭に適した習い事のスタイルを見つけていきましょう。
出典
株式会社ベネッセコーポレーション ベネッセ教育総合研究所 【2024年版】小学生に人気の習い事ランキング!平均費用や習っている数も紹介
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

