夏の高速道路の渋滞中にバッテリーが上がり立ち往生…交通違反として反則金が科されるのでしょうか?
今回は、バッテリー上がりで立ち往生することによる反則金やロードサービスの費用目安、また夏の渋滞でバッテリー上がりが起きやすい理由などについてご紹介します。
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目次
高速道路での立ち往生は反則金の対象になる可能性がある
高速道路でバッテリー上がりを起こして立ち往生すると、「高速自動車国道等運転者遵守事項違反」になる可能性があります。違反と判断された場合は、青切符が交付され、反則金の支払いが必要です。普通車の場合、反則金として9000円を支払うことになります。
高速自動車国道等運転者遵守事項違反とは、道路交通法第75条の10で定められている高速道路を利用する前に必要な点検をしなかった結果、高速道路上で立ち往生などをした場合などに適用される違反です。
さらに、道路交通法第75条の11によると、高速道路で立ち往生した際は、車が停止していることを表示しなければなりません。そのため、バッテリー上がりで立ち往生したときは、三角表示板などの停止表示器材を設置する義務があります。
停止表示器材を設置しないままでいると「故障車両表示義務違反」となり、普通車で6000円の反則金の対象になる場合があります。
バッテリー上がりでロードサービスを呼ぶといくらくらいかかる?
高速道路でバッテリー上がりにより立ち往生をした際、ロードサービスへの依頼が必要です。高速道路上で、自分で復旧しようと作業をすると、事故につながる可能性が高いため、安全を最優先に行動することが大切です。
ロードサービス費用は、契約内容や依頼先によって変わります。一般社団法人日本自動車連盟(JAF)の場合、会員は基本料、作業料ともに無料です。
一方、非会員の場合は、昼間の高速道路のサービスエリア、パーキングエリア以外でバッテリー上がりをした場合、費用は合計3万7410円です。ただし、どちらの場合も別途部品代などの諸費用がかかる場合があります。
仮にバッテリー上がりで高速自動車国道等運転者遵守事項違反と故障車両表示義務違反のどちらにも該当し、非会員でJAFを呼んだ場合は合計で5万2410円です。さらに、バッテリー上がり以外にも不具合があり、故障車としてのけん引も必要になった場合、けん引費用も加算されます。
こうした費用負担を避けるためには、高速道路へ入る前に、バッテリーの状態に問題がないかよく確認することが大切です。
夏の渋滞でバッテリー上がりが起きやすい理由
夏はエアコンを頻繁に使用するため、電力消費量が多くなります。車は走行中にエンジンで発電機を動かしてバッテリーを充電していますが、渋滞時にはエンジンの回転数が低下し、発電機の発電量が低下します。エアコンを始めとする多くの電装品を同時に使用すると、発電量より消費電力量が多くなることが、バッテリー上がりの原因です。
消費電力量が発電量を上回る状態が続くと、やがて電力が不足し、車が立ち往生してしまうことがあります。
予防策としては、走行中にエアコンやオーディオなどの電装品を必要以上に使わない、駐車中はルームランプを付けっぱなしにしないなどが挙げられます。不要な電装品をオフにすることで、バッテリーへの負荷を軽減できます。
また、車を普段使用していないと、久しぶりに乗ったときに自然放電によりバッテリー上がりを起こす場合があります。長期間使用しない場合でも、定期的にある程度の時間走行するか、充電器を使用するなどの対策を検討しましょう。
バッテリー上がりで立ち往生すると反則金が科される可能性がある
道路交通法により、高速道路を利用する前には車の点検が必要です。点検をせずにバッテリー上がりを起こし、立ち往生をすると交通違反となり、反則金の対象になる可能性があります。
さらに、高速道路では自力で修復作業をすることは危険なため、ロードサービスへの依頼も必要です。契約内容や依頼先にもよりますが、4万円近くかかる場合もあります。
夏の渋滞ではエアコンなどの電装品による消費電力量が、発電量を上回る場合があります。バッテリーの状態によってはバッテリー上がりが起きやすいため、不要な電装品は使わないなどの対策をするとよいでしょう。
出典
警視庁 反則行為の種別及び反則金一覧表
デジタル庁 e-Gov法令検索 道路交通法(昭和三十五年法律第百五号) 第四章の二 高速自動車国道等における自動車の交通方法等の特例 第三節 運転者の義務 第七十五条の十(自動車の運転者の遵守事項)、第七十五条の十一(故障等の場合の措置)
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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