物価上昇も考えて、中学生の娘には毎月「5000円」のお小遣いを渡しています。高校生の息子から「自分が中学生の頃は3000円だったのに不公平」と言われましたが、きょうだい間でお小遣いの金額はそろえるべきなのでしょうか?

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物価上昇も考えて、中学生の娘には毎月「5000円」のお小遣いを渡しています。高校生の息子から「自分が中学生の頃は3000円だったのに不公平」と言われましたが、きょうだい間でお小遣いの金額はそろえるべきなのでしょうか?
物価上昇に伴い、子どものお小遣いを増やす家庭もあるでしょう。しかし、きょうだいがいる場合、上の子から「自分たちのときより高いのは不公平だ」と不満が出ることもあるかもしれません。
 
本記事では、世間のお小遣い相場や物価高の影響、そして納得感のある解決策を分かりやすく解説します。
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中学生のお小遣い平均はどれくらい?

まずは世間の中学生が実際にどれくらいのお小遣いをもらっているのか、データを見てみましょう。
 
株式会社DeltaXが実施した「中学生のお小遣い」に関する調査によると、中学生のお小遣いの平均額は3332円です。このデータと比較すると、今回の毎月5000円という金額は、平均よりも高めの設定といえます。
 
しかし、お小遣いの中に「洋服代」や「友達との交際費(飲食代)」など、どこまで必要な経費を含めるかによって適切な金額は大きく変動します。単に金額だけで判断するのではなく、その使い道の内訳を明確にすることが大切でしょう。
 

数年で進んだ物価上昇! お小遣いの価値の違いを数字で解説

近年、食料品や日用品、テーマパークの入場料に至るまで、あらゆる分野で物価が上昇しています。例えば、数年前には1本100円程度で買えたペットボトル飲料や、1袋100円前後だったスナック菓子も、現在では130円から150円以上になるなど、3割以上値上がりしているケースも珍しくありません。
 
また、物価の上昇により、昔3000円で買えたものと現在3000円で買えるものには差が生じています。今の物価水準において、当時の3000円と同じ購買力を維持しようとすれば、お小遣い額が増加するのは自然なことといえるかもしれません。
 

きょうだい間のお小遣いで不公平感をなくす3つのルール

年齢差や物価の変動がある中で、きょうだい間のお小遣い額はどのように決めるべきでしょうか。金額を一律にそろえることだけが公平とは限りません。ここでは、不公平感をなくすための3つの解決策をご紹介します。
 
1つ目は、お小遣いの「使い道のルール」を統一することです。お小遣いの中から支払うべき範囲(お菓子、文房具、友達との映画代など)をきょうだいで同じに設定し、その上で学年や物価に応じた必要な金額を算出します。
 
2つ目は、物価スライド制の導入です。過去と現在の物価指数の違いを子どもたちに分かりやすく説明し、当時の3000円が今の何円に相当するのかを一緒に計算してみることで、息子さんも納得しやすくなるでしょう。
 
3つ目は、高校生の息子さんのお小遣い自体も見直すことです。中学生の妹が5000円であれば、高校生の兄のお小遣いも物価上昇や行動範囲の広がりに合わせて適切に増額し、きょうだい間の学年の差が維持されるように配慮するとよいでしょう。
 

まとめ

お小遣いを巡るきょうだいの不公平感は、子どもたちのお金との向き合い方や価値観について考えるきっかけにもなります。親が一方的に金額を決定して渡すのではなく、なぜその金額が必要なのか、そして物価上昇が生活にどのような影響を与えているのかを家族で話し合う場を設けてみましょう。
 
子ども自身に必要な予算を書き出してもらい、それを基に交渉を行うプロセスを経ることで、社会の経済の仕組みや予算管理の重要性を身をもって学ぶことができるでしょう。
 

出典

株式会社DeltaX 塾選ジャーナル調べ「中学生のお小遣い」に関する実態調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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