出張先のホテルに「現金3万円の入った財布」を忘れた! 問い合わせたら「保管してあります」と言われたけど、そもそもなぜ“連絡をくれなかった”の? 意外と知らない「ホテルでの忘れ物」の扱い方

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出張先のホテルに「現金3万円の入った財布」を忘れた! 問い合わせたら「保管してあります」と言われたけど、そもそもなぜ“連絡をくれなかった”の? 意外と知らない「ホテルでの忘れ物」の扱い方
出張先のホテルに、忘れ物をしてしまった経験がある人もいるでしょう。仕事から解放され、落ち着けるホテルの部屋で気を抜いて「つい忘れ物をしてしまった……」という人もいるのではないでしょうか。
 
宿泊先の部屋での忘れ物であれば、見つかる可能性は高いものの、ホテル側からの連絡がないケースも珍しくありません。本記事では、ホテル側が忘れ物を把握しているのにもかかわらず、なぜ連絡しないのかなどを解説します。
藤岡豊

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

ホテル側は基本的に忘れ物の連絡はしない

出張が多い人は、「宿泊先のホテルに忘れ物をしてしまった」という経験があるかもしれません。すぐには取りに行けない宿泊先の場合、ホテル側に忘れ物を送付してもらう必要があります。
 
しかし、ホテルの部屋に忘れ物をしても、連絡がこないことは珍しくありません。1人で泊まっていたし、予約を取ったのも本人であれば「忘れ物の所有者が分かっているのだから連絡くらいくれてもよいのに……」と感じるのではないでしょうか。
 
実は、ホテルは宿泊者の氏名や電話番号を把握していますが、それだけでは安易に連絡できないのです。例えば、電話に出た人が本人ではない可能性もあり、「財布を忘れている」と伝えることで、第三者に宿泊した事実や所持品に関する情報が漏れるリスクがあります。
 
財布には、現金に加えて、運転免許証やクレジットカードなどが入っていることがあります。誤って第三者に渡してしまえば、大きなトラブルになりかねません。そのため、ホテル側は、発見場所や日時、財布の特徴や現金の金額などを記録し、本人確認を慎重におこなったうえで返却する流れを取っています。
 

代表的なビジネスホテルの忘れ物の扱い方

それでは、代表的なビジネスホテルの忘れ物の扱い方はどうなっているでしょうか。アパホテル・東横INNでは「お問い合わせください」とされており、基本的には宿泊者からの連絡を受けて対応しています。
 
東横INNでは「一定期間保管後、貴重品は最寄りの警察署に届けさせていただきます」と明記しており、ほかのビジネスホテルも同様の対応だと想像されます。ただし、飲食物などの衛生面で保管できないものは即日廃棄としています。
 
すべてのホテルが忘れ物の連絡をしないわけではありませんが、基本的には忘れ物をしても連絡は来ないと考えておいたほうがよいでしょう。予約時の電話番号が本人のものと確証が持てないことも、ホテル側が連絡を待たざるを得ない理由の1つでしょう。
 

宿泊先で忘れ物をしてしまったときに取るべき行動

前記のとおり、泊まったホテルで忘れ物をしたら、本人ができる限り早めに連絡する必要があります。ホテルに連絡する際は、次の内容を整理してから電話しましょう。


・宿泊した日付
・宿泊したときの部屋番号
・忘れ物の特徴
・郵送か引き取りか

郵送してもらう場合、ホテルによっては無料な場合もありますが、着払いになるケースもあります。また、忘れ物を対応してもらった場合、お礼の連絡を入れるのはマナーであるのはもちろん、次回からの印象がよくなるでしょう。
 
その際は、ホテルの忙しいフロント業務の妨げにならないよう、メールでの連絡がおすすめです。
 
当然ながら、忘れ物をしないのが一番です。スケジュールに余裕を持つ、持ち物リストを作って確認するなどの対策をおこなえば忘れ物を防げます。チェックアウト時に忘れ物がないかを確認し、あとで手間がかからないようにしましょう。
 

まとめ

ビジネスホテルなどの宿泊施設は、忘れ物を見つけても連絡をしないのが一般的です。予約時に登録した電話番号に本人が出るとは限らず、個人情報が漏れるリスクがあるためです。
 
ホテルに忘れ物をした場合は、速やかに問い合わせ窓口へ連絡しましょう。保管してあればスタッフが郵送してくれるでしょう。
 
執筆者 : 藤岡豊
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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