高校生の息子の通学定期が切れました。夏休み中も部活があり週4日ほど学校に行く予定ですが、都度払いと定期継続のどちらにするか迷っています。
本記事では、夏休み中の通学について、都度払いと定期券のどちらがお得かを判断する方法や、確認しておきたいポイントを解説します。
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目次
夏休み中の通学費は「往復運賃×登校日数」で比較する
まず、夏休み中に都度払いした場合の交通費を計算しましょう。計算式は、「片道運賃×2×登校日数」です。例えば片道運賃が300円で、今後5週間にわたって週4日登校する場合、登校日数は合計20日です。この場合、都度払いの交通費は「300円×2×20日=1万2000円」となります。
この1万2000円と、利用する区間の1ヶ月通学定期代を比べます。1ヶ月定期が1万2000円未満の場合は定期券、1万2000円を超える場合は都度払いのほうが安くなります。
登校日数が確定していない場合は、部活動の予定表を確認しましょう。ただし、大会や練習試合で別の会場へ直接行く日は、通常の通学区間を使わないこともあります。そのため、お盆休みや休養日だけでなく、実際に学校まで往復する日だけを数えることが重要です。
週4日の登校では1ヶ月定期がお得になる可能性がある
週4日登校する場合、1ヶ月ではおおむね16~18日学校へ行く計算です。片道300円の場合、16日間の都度払いは9600円、18日間では1万800円になります。
したがって、1ヶ月の通学定期代がこの金額を下回る場合は、定期券の継続が有力です。一方、夏休みの残りが2週間しかなく、登校日が8日程度の場合は、都度払いのほうが安くなる可能性があります。
損益分岐となる登校日数は、「1ヶ月定期代÷往復運賃」で求められます。定期代が9000円、往復運賃が600円の場合は、「9000円÷600円=15日」です。この計算から、15日を超えて登校する予定の場合、定期券のほうが安くなることが分かります。
ただし、定期券には、通学区間内であれば追加負担なく何度でも乗り降りできる利点があります。部活動以外にも、補習や文化祭の準備、忘れ物の受け取りなどで学校へ行く可能性がある場合は、その回数も含めて考えましょう。
始業後の利用日数や定期券の開始日も確認する
都度払いの合計額と1ヶ月の通学定期代を比較するときは、夏休み中の登校日だけでなく、2学期が始まってから定期券を利用できる日数も含めて考えます。
例えば、8月10日から1ヶ月定期を購入する場合、有効期限は9月9日なので、夏休み中の部活動に加えて9月の通常登校にも利用できます。そのため、夏休みだけを見ると都度払いが安く場合でも、始業後まで含めると定期券のほうがお得になるケースがあります。
一方、部活動が数日間休みになる直前から定期券を始めると、実際には利用しない日まで有効期間に含まれます。そのため、購入日を基準にするのではなく、登校を再開する日を使用開始日に設定すると、無駄を抑えやすくなります。なお、JR東日本では、通学定期券を使用開始日の14日前から購入できます。
また、夏休み中に定期券を購入しない期間があったとしても、必ずしも新規購入の扱いになるわけではありません。例えばJR東日本では、長期休暇の前後で有効期間が連続していなくても、登録された在学期間内などの条件を満たせば継続購入が可能です。
ただし、鉄道会社によって手続きが異なるため、利用する会社の公式サイトや駅窓口で確認しましょう。
定期券の有効期間内に登校予定日を数えてから継続を判断しよう
夏休み中に週4日ほど登校する場合、1ヶ月定期券がお得になる可能性は十分にあります。ただし、一律に定期券が安いとはかぎらないので注意が必要です。まず、「片道運賃×2×登校日数」で都度払いの総額を計算し、1ヶ月定期代と比べてください。また、定期券の有効期間に含まれる2学期の登校日も加えると、より正確に判断できます。
登校予定表を見ながら定期券の有効期間内に学校へ通う日数を数え、都度払いの合計額と定期代を確認します。そのうえで、始業後の利用日数や急な補習、部活動の追加予定も考慮し、家庭にとって無駄の少ない方法を選びましょう。
出典
東日本旅客鉄道株式会社 JR東日本 通学定期券に関するご案内
東日本旅客鉄道株式会社 JR東日本 Q 定期券はいつから買うことができますか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

