夕方にカフェに行くと、いつも同じ高校生がいます。今の子どもたちって、そんなにお小遣いをもらっているのでしょうか? お小遣いの平均額を解説!
今回は、小学4~6年生と中学生・高校生のお小遣いの金額をご紹介します。また、子どものお金の教育についてもチェックしていきましょう。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者
東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。
富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本東京において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています
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小中学生のお小遣い事情
まずは、小学4~6年生と中学生のお小遣いを見ていきましょう。博報堂教育財団 こども研究所が行った「令和5年のおこづかい事情」(調査日:2023年7月2日、調査対象:小4~中3 男女 600人)によると、小学生と中学生のお小遣いの1ヶ月平均額は、以下の通りとなっています。
小学4~6年生:1337円
中学生:2777円
お小遣いをもらっている子どもは全体の88.5%で、欲しいものや必要なものがあるときにもらっている子が約5割、毎週や毎月など決まったタイミングでお金をもらっている子が約5割となりました。
なお、お小遣いをもらっている4人に1人は、実際にいくらもらっているか分からないと回答しています。
子どもたちのお小遣いの使い道で最も多いのは、おかしやジュースの購入費用です。そして、本やマンガを買う子が38.0%、文房具や学用品を買う子が27.3%、ゲームソフトを買う子が22.8%となっています。
高校生のお小遣いはいくら?
次に、高校生のお小遣いをチェックしていきましょう。株式会社リクルートが行った「高校生のお小遣い実態調査2025」(調査期間:2025年5月16~18日、有効回答数:全国高校生男女694人、高校生の子どもを持つ保護者310人)によると、高校生全体の平均お小遣いの金額は5421.5円となっています。
今回紹介した2つの調査では、小中学生より高校生の平均額のほうが高くなっています。また、高校生は、自分でアルバイトなどをして、収入を得ているケースもあります。その場合は、タイトルにある高校生のように、頻繁にカフェに行くお金があるのかもしれません。
お小遣いとお金の教育
ただし、いくらアルバイトをしていたり、お小遣いをもらっていたりするからといっても、頻繁にカフェに行くとそれなりのお金がかかります。
仮に、カフェで毎日300円のコーヒーを飲んだとした場合、1ヶ月で9000円(300円×30日)の出費です。一方、カフェではなく、図書館に行って勉強をしたり、家でタンブラーにお茶を入れて持ち歩いたりすれば、ほぼ無料となります。
ある程度計算ができるようになった子どもたちは、お金が有限であること、使えばなくなってしまうことなどを学ぶ必要があります。これが、お金の教育です。毎日カフェを利用している場合は、「チリも積もれば山となる」というように、毎月9000円もカフェ代に使っているという認識を持つことが大切です。
親は、ただお金を渡すのではなく、子どもが何にお金を使っているのか、それは子どもの投資となっているのか、無駄遣いをしていないかを適宜チェックしてあげるとよいでしょう。
特に、子どもが高校生以下で、親の目が行き届きやすいうちは、お金の有効な使い方について、大人としてアドバイスしてあげるのがおすすめです。子どもの無駄遣いが習慣化しないよう、見守ってあげましょう。
まとめ
お金との付き合いは、生きているかぎり続きます。将来お金のことで困らないように、子どもにお金の教育をすることは、親の義務でもあります。
今回ご紹介した内容を参考にしながら、子どものお小遣いをきっかけに、お金の管理方法や使い方について、家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。
出典
博報堂教育財団 こども研究所 令和5年のおこづかい事情
株式会社リクルート スタディサプリ進路 高校生のお小遣い調査2025
執筆者 : 下中英恵
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者

