子どもの学校でバザーへの協賛金をお願いされました。「任意です」と書かれていますが、払わないと肩身が狭くなるものでしょうか?

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子どもの学校でバザーへの協賛金をお願いされました。「任意です」と書かれていますが、払わないと肩身が狭くなるものでしょうか?
学校やPTAのバザーで協賛金をお願いされると、「任意」と書かれていても、払わないと気まずいのではと感じる人は多いでしょう。
 
結論からいえば、任意とされている協賛金は、払うかどうかを家庭が選んでよいものです。子どもが不利益を受けるような扱いがあってはいけません。ただし、現実には周囲の目が気になることもあるため、無理のない範囲で対応しましょう。
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任意の協賛金は払わない選択もできる

「任意」と書かれた協賛金は、法律上の授業料や給食費のように、必ず支払わなければならないお金ではありません。バザーの運営費、景品代、備品代、子ども向け行事の費用などに使われることが多いですが、あくまで協力を求めるものです。
 
PTAについては、政府答弁でも、保護者や教職員で構成される任意の団体であり、保護者の入退会は自由であるとされています。PTAや保護者会の活動が任意である以上、協賛金についても強制のような形で集めることは望ましくありません。
 
また、地方財政法第4条の5には、地方公共団体が住民に対して寄附金を割り当てて強制的に徴収するようなことをしてはならないという趣旨の規定があります。学校やPTAの寄付・協賛は、自発的な意思に基づくことが大切です。
 
そのため、家計が厳しい、趣旨に納得できない、金額が高いと感じる場合は、払わない選択をしても構いません。
 

肩身が狭いと感じる原因は集め方にある

任意と書かれていても、実際には「全員が払っている」「封筒を子どもに持たせる」「未提出者が分かる」といった集め方だと、保護者は断りにくくなります。
 
特に、子どもを通じて封筒を回収する方法は、家庭の事情が見えやすくなります。払わなかったことが子どもに伝わるのでは、友達から何か言われるのでは、と心配になるのは自然です。
 
本来、協賛金を集める側は、任意であること、払わなくても子どもに不利益はないこと、金額を自由に決められること、匿名でもよいことなどを分かりやすく伝えるべきです。
 
もし「任意」と書かれているのに、事実上の強制のように感じるなら、PTA役員や学校に、集め方を見直せないか相談してもよいでしょう。「払いたくない」と対立的に伝えるより、「任意であることが分かりやすい案内にしてほしい」と言うほうが受け入れられやすいです。
 

払う場合も払わない場合も家庭の基準で決める

協賛金を払うかどうかは、家庭の家計と気持ちで決めて構いません。払える範囲で協力したいなら、案内された金額を支払うのもよいでしょう。金額が負担なら、少額だけ協力できるかを確認する方法もあります。
 
反対に、家計が厳しいなら無理に払う必要はありません。バザー当日に品物を寄付する、準備を手伝う、買い物で参加するなど、お金以外の協力方法もあります。協力の形は一つではありません。
 
子どもに聞かれた場合は、「家ごとにできる協力の仕方が違うんだよ」と伝えれば十分です。親が後ろめたさを強く見せると、子どもも不安になります。堂々と、家庭の事情に合った判断をしましょう。
 
もし払わないことで明らかに不利益な扱いを受けた、子どもが嫌な思いをしたという場合は、担任や管理職、教育委員会に相談してください。任意の協賛金で子どもが区別されることは避けられるべきです。
 

まとめ

学校バザーの協賛金に「任意」と書かれているなら、払うかどうかは家庭が選んでよいものです。払わないこと自体が非常識とは限りませんし、子どもが不利益を受けるような扱いがあってはいけません。
 
ただし、実際には周囲の目が気になり、肩身が狭いと感じることもあります。その場合は、金額を無理なく調整する、お金以外の協力をする、集め方の改善を相談するなどの方法があります。
 
大切なのは、家計に無理をしてまで払わないことです。協賛はあくまで気持ちに基づくものです。家庭ごとにできる範囲で協力すればよい、と考えると気持ちが少し楽になります。
 

出典

衆議院 衆議院議員神津たけし君提出PTAの入退会に関する質問に対する答弁書
e-Gov 法令検索 地方財政法
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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