娘は“吹奏楽部”で「トランペット」希望! ただ「20万円以上の楽器を購入しないと打楽器担当になる」と顧問に言われたそうです…公立中学の部活で“楽器の自費購入”は普通なのでしょうか?
本記事では、吹奏楽部の楽器は学校と親どちらが用意すべきなのか、義務教育である公立中学でなぜ楽器を個人で購入しないといけないのか、少しでも費用を抑えて楽器を用意する方法を紹介します。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
部活動の用品はどこまで学校が用意する?
部活動の用品をどこまで学校が用意するのかは、自治体や学校、競技などにより異なります。一般的に部活動全体で使うボールなどの共有財産は学校が負担し、ラケットなどの消耗品やユニフォームなど個人の身の回りの物は自己負担となるケースが多いでしょう。
スポーツ用品やユニフォーム代だけで数万円を超えることは珍しくなく、遠征費などの負担もあるので部活動の費用は保護者の大きな負担となっています。
個人の身の回りの物で、数万円なら子どものためと受け入れる人は多いのではないでしょうか? しかし、吹奏楽部の場合は数万円では済まないことがあります。なぜなら、楽器の購入を求められることがあるためです。
学校が楽器を用意できない理由
吹奏楽部に入部すると、公立の中学校でも個人の楽器を購入するように言われるケースがあります。
学校が楽器の貸し出しをしているところもありますが、十分なメンテナンスができておらずさびていたり、楽器の数がそろっておらず「楽器を購入しないと好きな楽器を選べない」「楽器を購入できないと打楽器になる」などと言われたりすることも珍しくありません。
せっかく憧れの吹奏楽部に入部したのに、希望の楽器が演奏できないのであればマイ楽器を購入したほうが良いのでは? と考えてしまいますよね。
楽器の種類やモデルにもよりますが、例えばトランペットなら10万~40万円ほどの費用がかかります。
過去に株式会社マーケットエンタープライズが、国公立の中学校の吹奏楽部に所属経験のある子どもの保護者を対象におこなった調査では、30%以上が楽器を自身で調達しており、新品の楽器を購入し吹奏楽部に入部する場合、かかった費用の平均は30万円ほどでした。
公立の中学校の場合、子どもが将来音楽を続けるかどうかは分かりませんし、学校で楽器の用意をしてほしいと考える人も多いでしょう。
しかし、お金がかかる部活動は吹奏楽部だけではありません。弓道の道具や剣道の防具一式など、部活にかかる道具代やユニフォーム代をどこまで学校側が負担するべきかは、難しい問題なのです。
初心者モデルや中古も検討を
楽器は、数万円で購入できる初心者モデルからプロレベルの高価なモデルまで、価格に大きな幅があります。いきなり50万円以上もする上級者向けのモデルを購入する必要はありませんが、数万円の初心者モデルは演奏がしにくく感じたり、音程がズレやすかったりするなどのデメリットがあるので注意が必要です。
周囲がどのような楽器を使っているのか、顧問の先生に確認してから購入すると安心でしょう。
費用を抑えて楽器を用意したい人は、新品ではなく中古を検討するのもおすすめです。卒業生から安価で譲り受けるとか、フリマアプリで探してみるのも良いでしょう。
吹奏楽部に入部すると、楽器だけでなく、メンテナンス用品なども必要になります。少しでも費用を抑えて活動するために、新品以外も検討してみてください。
公立中学校でもマイ楽器を用意するケースがある
部活動の用品をどこまで学校が用意するのかは、自治体や学校により異なっており、なかには吹奏楽部の楽器を自身で用意するケースもあるようです。
吹奏楽部だけに予算を割くのは難しく、高価な楽器を十分に用意できないため、「楽器を購入しないと希望の楽器の奏者にはなれない」という場合もあります。
実際、過去のアンケートでは、30%の人がマイ楽器を用意しており、平均30万円の費用がかかっています。
楽器を購入する場合は、初心者モデルやフリマアプリ、身近な人に譲り受けるなど、費用を抑えて用意する方法もあるので、ぜひ検討してみてください。
出典
株式会社マーケットエンタープライズ 吹奏楽部の活動に関する実態調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

