姑から「孫全員にお盆玉をあげるから、あなたたちも用意して」と言われました。親同士でお盆玉を贈り合うのは一般的なのでしょうか?

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姑から「孫全員にお盆玉をあげるから、あなたたちも用意して」と言われました。親同士でお盆玉を贈り合うのは一般的なのでしょうか?
お盆に親族が集まる際、子どもへ渡す「お盆玉」を用意する家庭があります。ただし、お年玉ほど広く定着した習慣ではないため、「親同士でも贈り合う必要があるのか」と迷う人もいるでしょう。
 
親族間のお金のやり取りは、一度始めると翌年以降も続く可能性があるため、周囲の意向だけで決めず、家庭ごとの考え方や家計への負担も踏まえて判断することが大切です。
 
本記事では、親同士でお盆玉を贈り合う習慣や金額の決め方、負担を抑える方法について解説します。
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親同士でお盆玉を贈り合うのは一般的ではない

お盆玉とは、お盆に帰省した子どもや孫などへ、お小遣いや心付けを渡す習慣です。正月のお年玉に似ていますが、全国で広く行われている習慣ではありません。
 
株式会社マルアイ(山梨県西八代郡)が行った、「2026年お盆玉に関する実態調査」(調査期間:2026年6月26日~30日、調査有効回答数:327名)によると、お盆玉を知っている人は26.2%でした。
 
そのうち、同年にお盆玉を渡す予定がある人は30.6%にとどまっています。この結果からも、お盆玉は一部の家庭で行われる習慣であり、知らなかったり、用意しなかったりしても非常識とはいえません。
 
また、同調査によると、お盆玉を渡す相手としては、親族の子ども、自分の子ども、孫などが挙げられています。このように、祖父母が孫へ渡すケースだけでなく、親世代が子どもへ渡すケースもあります。ただし、それは子どもを持つ親同士が必ずお盆玉を贈り合うという意味ではありません。
 
そのため、「姑が孫全員に渡すため、親世代も用意しなければならない」という決まりはないと考えてよいでしょう。
 
こうした点を踏まえ、まずは夫婦で、お盆玉を家庭の恒例行事にするか話し合うことが大切です。姑の提案は親族内の希望として受け止めつつ、一般的なマナーとは分けて判断するとよいでしょう。
 

お盆玉を贈るときに確認したいこと

親同士でお盆玉を贈る場合は、当日までに金額や対象者をそろえておくと安心です。話し合わずに用意すると、渡す金額に違いが生じ、気まずくなる可能性があります。
 
前述の「2026年お盆玉に関する実態調査」によると、お盆玉を渡す人の金額は、相手との関係を問わず1000~4999円が中心でした。もっとも、これはあくまで調査上の傾向であり、必ずこの範囲に合わせる必要はありません。
 
例えば、未就学児は1000円、小学生は2000円など、年齢ごとに統一すると分かりやすくなります。ただし、子どもの人数に差がある場合は、一人あたりの金額ではなく、各家庭が受け取る総額にも目を向けることが大切です。
 
一方の家庭に子どもが3人、もう一方に1人しかいない場合は、毎年の負担には大きな差が出ます。こうした人数差が気になる場合は、「親同士のお盆玉はなしにして、祖父母からだけ渡す」と決めるのも一つの方法です。
 

負担が大きい場合は現金以外や贈らない選択肢もある

お盆玉を贈るかどうかを考える際は、家計への負担も確認しておきたいところです。お盆の時期は、帰省費や外食費などで出費が増えやすく、そこにお盆玉が加わると負担がさらに大きくなります。
 
特に親族の子どもが多い家庭では、一人あたりの金額が少なくても、合計するとまとまった金額になることがあります。お盆玉を贈る習慣を無理に始めると、翌年以降も続ける流れになりやすいため、最初の段階で無理なく用意できる金額かどうかを考えておくことが大切です。
 
負担を抑えたい場合は、現金ではなく、お菓子や文房具、図書カードなどを渡す方法があります。子ども全員に同じ程度の品物を用意すれば、年齢による金額差を気にせずに済むでしょう。
 
また、贈らない場合は、「帰省にも費用がかかるので、親同士でのお盆玉はなしにしませんか」「おばあちゃんからいただけるだけで十分だと思います」など、やわらかく伝えることが大切です。
 
とはいえ、姑へ直接言いにくいこともあるため、その場合は夫婦で考えをそろえたうえで、夫から説明してもらう方法もあります。
 
このように、単に拒否するのではなく、代わりに子どもたちへお菓子を用意するなど、別の案を添えると話し合いが進みやすくなるでしょう。
 

お盆玉は家族全員が無理なく続けられる方法を選ぼう

親同士でお盆玉を贈り合うことは、広く定着した一般的な習慣やマナーではありません。親族内でお盆玉を贈り合う場合は、金額や対象者を事前に決め、家庭ごとの負担が偏らないように配慮するとよいでしょう。
 
お盆玉は、一度始めると翌年以降も続く可能性があり、家計や親族関係の負担につながることもあります。そのため、周囲に合わせて無理に現金を用意するのではなく、子どもたちが楽しく過ごせる方法を家族で選ぶことが大切です。
 
例えば、祖父母からだけ渡す、少額に統一する、品物に替えるなど、選択肢はいくつもあります。毎年気持ちよく続けられる方法を親族で相談し、家計にも人間関係にも負担を残さないお盆を目指しましょう。
 

出典

株式会社マルアイ 2026年お盆玉に関する実態調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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