夏休みの“仙台旅行”に、鉄道好きの息子から「グランクラスに乗りたい」と要望が…指定席より“1万円以上”高いですが、グリーン車とは違うのでしょうか? 料金・サービスを比較
新幹線の利用者には、「座れればよいから普通車の指定席」「グリーン車でゆったりと移動したい」などさまざまで、「一度はグランクラスに乗ってみたい」と考える人もいるでしょう。
本記事では、グリーン車とグランクラスは何が違うのかなどを解説します。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
新幹線のグランクラスとは
新幹線のグランクラスとは、グリーン車よりさらに上位の最上級特別車両で、快適な座席や専任のアテンダントによるおもてなし、軽食・飲料サービスが魅力です。
飛行機のファーストクラスに例えられることもあり、「新幹線での移動をラグジュアリーにしたい」と考える人に利用されています。
となりを感じさせないプライベートな空間のシートでリラックスでき、水やおしぼりなどをセットにしたウェルカムセット、スリッパやブランケットなどのアメニティを利用できるのもグランクラスならではのサービスです。
グリーン車と何が違う?
「新幹線で快適な移動といえばグリーン車」と考える人もいるでしょう。グランクラスとグリーン車の主な違いは、図表1を参考にしてください。
図表1
新幹線のグリーン車は1車両50~70席なのに対して、グランクラスは18席しかなく、ゆったりとした雰囲気を味わえます。また、リクライニングを倒したとしても、後ろの乗客に圧迫感を与えないため、気にせずに過ごせるのも魅力の1つです。
グランクラス(飲料・軽食あり)の場合は、有名シェフや料理人が監修した軽食を食べられます。アテンダントに伝えれば、アルコール類やソフトドリンクの提供もあります。
「新幹線での移動も最大限楽しみたい」と考えるのであれば、グランクラスを利用するのも選択肢でしょう。
東京→仙台だと料金はどのくらい?
夏休みに東京から仙台まで新幹線で行くとしたら、グランクラスはいくらなのでしょうか。各座席の料金は、列車や時期、割引の有無によって異なりますが、「はやぶさ」利用の場合の目安は以下のとおりです。
・普通車指定席:約1万2000円
・グリーン車指定席:約1万5500円
・グランクラス:約2万2500円
普通車指定席と比較すると、グランクラスに乗るためには1万円以上多く支払う必要があります。
東京から仙台までは、新幹線で1時間半程度です。1時間半ラグジュアリーな体験を1人1万円で買う価値があると考えるなら、グランクラスに乗ってみるのもよいでしょう。
子どもが乗りたいと言ったら?
もしも鉄道好きの子どもが「1回はグランクラスに乗りたい!」と言った場合、「乗せてあげたいけれど……」と悩む親もいるかもしれません。家族4人の旅行で全員グランクラスに変更したら、普通車より往復約8万円も多くかかります。
あまりお金をかけたくないのであれば、行きだけ子どもと付き添いの保護者のみグランクラスにするのも選択肢です。そうすれば追加料金約2万円で済み、「グランクラスに乗れた」という子どもの特別な思い出になります。
東京駅から乗るのであれば、出発前に「ビューゴールドラウンジ」の利用もできるため、普段では味わえない経験ができます。旅を1段階プレミアムなものにしたい、鉄道好きの子どもに貴重な経験をさせたいと考えるのであれば、グランクラスを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
新幹線のグランクラスは、高品質の軽食やアテンダントのおもてなしを受けらえるサービスです。移動を快適にしたい、子どもに最上級のサービスを体験してほしいと考えるのであれば、利用してみるのもよいでしょう。
ただし、「グランクラスに乗る予算がない」からといって、夏休みの旅行が楽しめないわけではありません。各家庭のできる範囲で夏休みの思い出をつくり、家族との時間を大切にしてほしいと願っています。
執筆者 : 藤岡豊
2級ファイナンシャル・プランニング技能士


