退職後、車を使う機会が激減しました。それでも月極駐車場代を「月2万円」払い続けていますが、カーシェアに替えたほうが老後資金は節約できるのでしょうか?

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退職後、車を使う機会が激減しました。それでも月極駐車場代を「月2万円」払い続けていますが、カーシェアに替えたほうが老後資金は節約できるのでしょうか?
退職後に通勤がなくなると、車の出番が大きく減る人もいるでしょう。それでも月極駐車場代を月2万円、年間24万円払い続けているなら、車はかなり重い固定費です。買い物や通院に月数回しか使わないなら、カーシェアに替えることで老後資金を節約できる可能性があります。
 
ただし、近くにステーションがあるか、予約が取りやすいか、長時間利用が多いかで向き不向きは変わります。
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駐車場代だけで年間24万円は大きな固定費

月極駐車場代が月2万円なら、年間では24万円です。これは車に一度も乗らなくても必ず出ていくお金です。都心に住んでいれば、駐車場代だけで月に3万円以上かかることも少なくありません。
 
実際には、車を持ち続ける費用は駐車場代だけではありません。自動車税、車検、任意保険、ガソリン代、オイル交換、タイヤ交換、バッテリー交換、修理費などもかかります。古い車であれば、突然の修理で10万円以上かかることもあります。
 
たとえば、駐車場代24万円、任意保険6万円、車検や税金を年割りで12万円、燃料や整備で10万円とすると、年間52万円です。車両の買い替え費用まで考えれば、実質的な負担はさらに大きくなります。
 
退職後に車の利用が月2〜3回程度なら、1回あたりのコストはかなり高くなります。年間50万円を年24回の利用で割れば、1回あたり約2万円です。これなら、タクシーやカーシェアのほうが安い場合があります。
 

カーシェアは短時間利用なら安くなりやすい

カーシェアは、必要なときだけ車を借りるサービスです。2026年7月現在、軽自動車やコンパクトカーを選ぶ場合、通常料金は15分につき200円~250円程度で利用できることが多いです。
 
6時間までの最大料金は4000円~5000円程度、12時間で5000円~7000円程度が相場で、6時間以上使う場合などには、距離に応じて加算(1kmごとに20円前後)されることもあります。
 
たとえば、週1回、近所の買い物や通院で2時間使うとします。15分230円なら2時間で1840円です。月4回なら7360円、年間では8万8320円です。実際には補償サービスや距離料金が加わる場合もありますが、月極駐車場代だけの年間24万円より安く済む可能性があります。
 
月に数回、短時間だけ使う人にとっては、カーシェアは固定費を変動費にできる点が大きなメリットです。使わない月は支出を抑えられます。
 
一方で、毎週末に長距離ドライブをする、旅行で丸1日以上使う、家族の送迎で急に必要になることが多い場合は、カーシェアの料金がかさむことがあります。使う回数と時間を紙に書き出し、今の維持費と比べることが大切です。
 

節約だけでなく生活の安心も比べる

カーシェアに替える前に確認したいのは、自宅近くのステーションです。歩いて数分の場所にあれば便利ですが、徒歩15分以上かかるなら、雨の日や体調が悪い日には負担になります。
 
また、使いたい時間に予約が取れるかも重要です。通院の時間、週末、連休、雨の日は利用者が増えることがあります。車を手放した後に「借りたいときに借りられない」となると困ります。
 
高齢になってからの通院や買い物では、荷物の積み下ろし、乗り降り、駐車場所も大切です。カーシェアの車種が合わない、ステーションが遠い、返却時間を気にして焦るなどの不便もあります。
 
いきなり車を手放すのが不安なら、数か月だけ利用記録をつけましょう。車に乗った日、目的、時間、走行距離を記録し、同じ使い方をカーシェアにした場合の料金を計算します。月極駐車場代や維持費との差が見えれば、納得して判断できます。
 

まとめ

退職後に車を使う機会が激減し、駐車場代だけで月2万円かかっているなら、カーシェアへの切り替えで老後資金を節約できる可能性があります。駐車場代だけで年間24万円、車検や保険を含めると年間50万円以上になることもあります。
 
一方、カーシェアは短時間・低頻度の利用に向いています。月数回の買い物や通院なら安く済みやすいですが、長時間利用や長距離移動が多い人には不向きな場合もあります。
 
まずは3か月ほど利用状況を記録し、カーシェア料金、タクシー代、現在の維持費を比べてみましょう。生活の安心を保ちながら固定費を減らせれば、老後資金にゆとりを作りやすくなります。
 

出典

カーシェアリング比較360°
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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