高速バス(夜行バス)で、前の席の人が「限界までシートを倒してきた」ので足が挟まって痛い! トラブルにならずに元の位置に戻してもらう方法は?

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高速バス(夜行バス)で、前の席の人が「限界までシートを倒してきた」ので足が挟まって痛い! トラブルにならずに元の位置に戻してもらう方法は?
高速バスや夜行バスでは、前の席が深く倒され、足元が狭くなることがあります。その結果、膝や足が挟まって痛みを感じても、「注意して相手を怒らせたくない」と我慢してしまう人もいるでしょう。
 
ただし、長時間同じ姿勢を続けると、痛みが強くなるおそれがあります。座席トラブルを穏便に解決するには、相手を責めずに状況を伝え、必要に応じて乗務員へ相談することが大切です。
 
本記事では、返金や補償を受けられる可能性も含め、落ち着いた対処法を解説します。
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足が挟まって痛いときは、早めに前席の人へ伝える

前席のリクライニングによって足が挟まった場合は、限界まで我慢せず、早めに声をかけましょう。前の人は、自分の座席が後方の乗客を圧迫していることに気づいていない可能性があります。
 
声をかける際は、座席を強く押したり、背もたれをたたいたりしないようにしましょう。相手が驚き、飲み物をこぼすなど、別のトラブルにつながることがあります。
 
声をかける際は、「すみません。足が座席に挟まって痛いため、少しだけシートを戻していただけますか」といった、自分が困っている状況と希望を簡潔に伝えましょう。
 
「倒しすぎです」「後ろを確認するのが常識です」といった表現は、相手を責める印象を与えるため注意が必要です。
 
少し戻してもらえれば十分な場合は、その範囲も伝えると相手が対応しやすくなります。また、戻してもらえたら、「ありがとうございます」とひと言お礼を伝えると、やり取りも穏やかに終えやすいでしょう。
 

相手が応じないときは乗務員へ相談する

丁寧にお願いしても無視されたり、強い口調で拒否されたりした場合は、直接のやり取りを続けず、口論になる前に乗務員へ相談しましょう。
 
ただし、走行中に席を立って運転席へ向かうのは危険なので、休憩場所や停留所など安全に停車しているときに伝えます。また、車内に乗務員への連絡設備やメッセージサービスがある場合は、そちらを使う方法もあります。
 
相談するときは、「前の席の方がシートを倒しており、足が挟まって痛いです。自分からお願いしましたが、対応してもらえませんでした」と事実を整理して伝えましょう。
 
相談内容によっては、乗務員から前席の人へ声をかけてもらえるほか、空席がある場合は座席を移動できることもあります。利用者同士で解決しようとせず、乗務員の案内に従うことが、安全にトラブルを収めるうえで大切です。
 
ちなみに、国土交通省の「標準運送約款」でも、乗客は安全確保や車内秩序の維持に必要な係員の指示に従うこととされています。
 

座席トラブルを理由に運賃の返金や補償は受けられるのか?

前席の人がリクライニングを深く倒したという理由だけで、運賃が自動的に返金されるとはかぎりません。通常、リクライニングは座席に備わった機能であり、バスが予定どおり目的地まで運行された場合は、運送そのものが提供されたと考えられるためです。
 
国土交通省の標準運送約款では、乗客自身の都合による払い戻しや、運行中止時の取り扱いが定められています。
 
一方、他の乗客との座席トラブルを一律の返金理由とする規定は確認できません。そのため、返金や補償を受けられるかどうかは、利用したバス会社の約款や個別の判断によって異なります。
 
ただし、足をけがした、座席が故障していた、乗務員へ相談しても適切な対応がなかったといった事情がある場合は、バス会社へ問い合わせる余地があります。
 
標準運送約款には、運送によって乗客の身体に損害が生じた場合などの事業者の責任も定められていますが、補償の可否は原因や過失の有無によって判断されます。
 
問い合わせる際は、便名、乗車日時、座席番号、乗務員へ相談した時刻、けがの状態を記録しておきましょう。また、痛みが続く場合は医療機関を受診し、領収書や診断書も保管してください。
 
こうした情報や書類をそろえておくと、バス会社が当時の状況を確認しやすく、返金や補償の可否についても判断してもらいやすくなります。
 

高速バスの座席トラブルは冷静な声かけで解決しよう

前席のリクライニングで足が痛いときは、相手を非難せず、「足が挟まっているので少し戻してほしい」と具体的に伝えることが重要です。相手が応じてくれない場合は、無理に説得せず、停車中に乗務員へ相談しましょう。
 
座席トラブルだけで返金される可能性は高くありませんが、けがや設備の不具合がある場合は、記録を残して運行会社へ確認することが大切です。落ち着いて適切な順序で対応すれば、不要な口論を避けながら、自分の安全と快適さを守りやすくなるでしょう。
 

出典

国土交通省 一般乗合旅客自動車運送事業標準運送約款
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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