駅のトイレを借りるため「通勤定期券」で改札内へ。そのまま同じ駅で出ようとしたら、駅員から「入場券代として160円かかります」と言われてビックリ! 定期券があっても自由に出入りできるわけではないのでしょうか?

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駅のトイレを借りるため「通勤定期券」で改札内へ。そのまま同じ駅で出ようとしたら、駅員から「入場券代として160円かかります」と言われてビックリ! 定期券があっても自由に出入りできるわけではないのでしょうか?
通勤や通学で利用する定期券について、「定期区間内なら自由に改札を出入りできる」と考えている人もいるかもしれません。
 
しかし、駅のトイレを利用するために改札内へ入り、そのまま同じ駅から出ようとしたところ、「入場券代として160円が必要です」と案内されるケースがあります。
 
「定期券を持っているのになぜ料金がかかるのか」と疑問に思う人もいるでしょう。
 
そこで本記事では、定期券で改札内に入った際のルールや、入場券が必要になるケース、駅を利用するときに知っておきたいポイントを分かりやすく解説します。
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定期券は駅構内への入場だけに使える? 利用ルールを確認

通勤定期券を持っていると、「定期区間内なら改札を自由に通れる」と思うかもしれません。しかし、実際には定期券は「列車に乗車するための乗車券」であり、駅構内を自由に出入りできることを前提としたものではありません。
 
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)の旅客営業規則では、「乗車券類は、乗車以外の目的で乗降場に入出する場合には、使用できない」と定められています。
 
つまり、駅のトイレを利用するためだけに改札内へ入ったり、駅構内の店舗を利用したりする目的では、定期券を使って改札を通ることは本来の利用方法ではありません。
 
そのため、定期券で同じ駅から入場し、そのまま列車に乗らずに同じ駅から出場すると、駅係員から「入場券が必要です」と案内されることがあります。
 
「定期券を持っているのだから無料ではないのか」と感じる人もいるかもしれませんが、ルール上は「乗車」と「入場」は別の扱いです。定期券はあくまで列車に乗るためのきっぷであり、改札内への自由な立ち入りを認めるものではないことを理解しておきましょう。
 

トイレや駅構内の施設だけを利用する場合は原則として入場券が必要

では、駅のトイレや売店、飲食店だけを利用したい場合はどうすればよいのでしょうか。
 
JR東日本では、乗車以外の目的で改札内へ入る場合は、原則として入場券を購入する必要があります。JR東日本エリアの多くの駅では、入場券の大人料金は150~160円です。
 
一方で、Suicaエリア内にある駅では「タッチでエキナカ」というIC入場サービスを利用できる場合もあります。このサービスを利用すると、交通系ICカードを使って改札内へ入り、駅構内の店舗や施設を利用できます。
 
JR東日本によると、同じ駅の自動改札機から入場し、2時間以内に同じ駅で出場した場合は、「タッチでエキナカ」が適用され、入場券と同額の料金がICカードのチャージ残高から自動的に差し引かれます。ただし、対象駅や利用条件が決められているため、利用前に確認しておくと安心です。
 
また、駅によっては改札の外にもトイレが設置されています。トイレだけを利用したい場合は、まず改札外に利用できるトイレがないか確認すると、入場券を購入せずに済むこともあります。
 

定期券のルールを知っておけば思わぬ出費を防げる

定期券は通勤や通学で利用するための乗車券であり、改札内へ自由に出入りすることを前提としたものではありません。
 
駅構内のトイレや店舗を利用するだけの場合は、原則として入場券が必要になります。そのため、同じ駅で入ってそのまま出る場合に入場券代として160円を請求されても、それはルールに基づく対応です。
 
普段は問題なく利用していても、乗車しないまま改札内へ入る機会は意外とあります。例えば、家族の見送りや駅構内での買い物なども同様です。そのような場面では、あらかじめ入場券やIC入場サービスを利用することを知っておけば、改札で戸惑うこともありません。
 
定期券はあくまでも「列車に乗るため」のきっぷです。駅を利用する際は、目的に応じて定期券と入場券を使い分けることが、スムーズで安心な利用につながるでしょう。
 

出典

東日本旅客鉄道株式会社 旅客営業規則 ■第2編 旅客営業 ―第4章 乗車券類の効力 ―第1節 通則 第4章 乗車券類の効力 第1節 通則(乗車券類の使用条件)第147条
東日本旅客鉄道株式会社 きっぷあれこれ 入場券
東日本旅客鉄道株式会社 Suica(カードタイプ) IC入場サービス「タッチでエキナカ」の利用
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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